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94ページ お土産。

 シッポはアイテムボックスに入れて神殿に持って帰った。

みんな驚いたがお供えにした。

お祈りしてたら神さまの白い部屋にいた。


「シッポは報酬にやるから持ってっていいよ」と言われた。

どうやらまた生えてくるらしい。

どうやらオレ達が死んだ頃になれば完璧に元通りだそうだ。

結構時間がかかるんだね。


シッポなんかもらってどうすんだ! と思ったらイケメンが薬ができそうだから

もらってくれと言う。

あー、コイツすっかり薬オタクになってきやがった。

先生になるって将来はどうすんのかね? 


遠慮するのも神さまに失礼かと思って素直に頂くことにした。


高校生勇者はなんだかアノ神官の女の子に未練がありそうだったけど帰るという。


「自分の気持ちはそうでも彼女の気持ちは多分違うと思う」


二人とも寂しそうだったけど口出しはしなかった。

まあ、できなかったんだけどね。


魔王さんはココの世界の魔道具を集めまくってた。

ソレ……全部オレのアイテムボックスに入れろって……(汗。)

あー、入りますけどね。


ドラゴン退治のお礼ということでいつのまにやら山のようになっていた。


う~ん、心配で付いて来ただけかと思ったのに結構抜け目のない人だったんだな。


ドワーフな神さまから連絡が行ったようで召喚陣で体育館に帰還。

聖女さんと旅行から帰ってた剣士のダチ勇者がお出迎え。


お前らばっかりズルイとからまれてしまった。

あー、ドラゴンしぶとかったんですけど。


次は絶対連れて行くからと約束してなんとかなだめた。


師匠な勇者さんが戻ってたので事情報告。

ブレスもビームも吐かれる前に方を付けたと言ったら驚かれた。


「僕も二度ほどドラゴンとやったけどそこまで速攻じゃあなかったよ。

頑張ったんだねえ」


前世の記憶らしいけどやっぱりドラゴンって難物なんだね。


バイトなあの人はドラゴンのシッポが報酬だったと聞いて

何だか引きつった笑いを浮かべてた。

な、なんかアブナイ代物なのかな? 


ということでイケメンの研究用以外はバイトなあの人に預けることにした。

異世界のソンナものは持ってたらコワイ気もしたし……


高校生勇者も体育館の利用者になりそうだ。

ココでは必要のない力を持ってるのは色々ストレスだしなにかあれば

師匠な勇者さん達に相談もできるしね。


帰ろうとしたら魔王さんともども聖女な奥さんに捕獲された。

とぼけたが魔王さんはあっというまに白状させられた。

もう! どんだけ聖女さまに弱いんですか! 


魔道具の山はバイトなあの人と聖女さまにチェックを入れられ

半分くらい取り上げられた。

そ、そ、そ、そんなに危険物だったんだ……


魔王さん、残りは大丈夫なんですよね? 

だからぁー! なんで目をそらしてるんですかぁー!!! 

 魔王さん、ゲームオタクなだけかと思ったら

魔道具オタクもやってたんですね。


取り上げられた魔道具がどんなものか気になりますねぇ。


まあ、魔法の無いことになってるマモルくんの世界なので

どんな魔道具も不要には違いないんですけどね。


魔道具ではない普通の機械で充分足りてますし。


う~ん、残してくれた半分も充分アヤシイ代物でしょう。

使いようがコワイ気がしてきましたぁ。

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