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81ページ 落ちた。

 師匠な勇者さんのところでお茶をいただく。

モチロン、聖女な奥さんのお説教付き。

あー、お茶美味しいです。


チャラ男父が訪ねて来たので魔王さんの所に避難。

大人の話に子供は口出し無用だからね。


暫くしたらチャラ男父は魔王さんの部屋に来て

「私も体育館を使わせてもらうことにした。よろしく頼むよ、先輩」

と言った。


あー、やっぱりそうなるのね。

「勇者」だもんねえ、レベル1だけど。


あのダークエルフの召喚陣はどうもチャラ男父を召喚するハズだったようだ。

でもレベルが上で魂が似ていたチャラ男が引っかかってしまったらしい。


探しに出た時になんで引っかからなかったのかねえ? 

やっぱりアノ召喚陣が作動したのはオレの魔力が影響したのかもしれない。


まあ、アレは解決したからいいんだけど。


召喚除けももらったようだけどそれでも召喚されるときはある。

もし次があって息子を巻き込んでも足手まといにはなりたくないんだそうだ。


スポーツの武道が好きでもコレは違うと勇者さんには言われたようだけど

分かってんのかねえ。

前回は魔物とすら戦ってないんだし。


チャラ男は「父兄同伴なんて恥ずかしい。」と言って同じ時間には

体育館には行かないようだ。

まあ、無理ないけどね。


なので今日はダチ勇者どもとオレでお相手。

スポーツの武道が好きだと言うだけあって動きも悪くはないしカンもイイと思う。

得物はまだどれがいいのか迷ってるところだね。


初日なのでさすがにしんどかったようだ。

回復魔法を手ほどきしたらそれほどかからずマスター。

外で使うときは目立たないようにして下さいよ。


帰り際にステータスを確認したらレベルが3になっていた。

ふ~ん、制限のあるココの世界で実戦でなくてもレベルは上がるんだね。



 チャラ男父は召喚除けを付けていた。

だから召喚される確率は低かった。

だけどチャラ男とイケメンの目の前で消えた。


二人とも召喚陣は確認できなかったと言った。

バイトなあの人も召喚じゃあないと言う。


じゃあ一体……


ココは召喚される住人の多い世界だそうだ。

術式が不完全だと世界に穴が開いたままになったりする。

バイトなあの人はその補修とかも業務のうちらしい。


でも時々未発見のままのものがあったりするそうだ。

召喚でできた穴だけでなくその影響でできた穴もあるんだと。


チャラ男父はそんな割れ目のような穴に落っこちたらしい。

しかもチャラ男父が通ったせいで塞がってしまっているそうだ。

滅多にないことだとバイトなあの人は言ってた。


見つかるとは断言してくれなかった。

神さまなのに……


目の前で消えられたんだよな、チャラ男。


レベルはまだ3だけど勇者だから……と言いかけたけど、

言えなかった。

これはどうしたもんでしょうね。

他の世界の神さまたちにお願いするにしても

まだレベル3では目立つはずもありません。


師匠な勇者さんやマモルくんたちなら目立つんですけどね。

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