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幼女の覇道 ~愛される技術  作者: えいみK
序章
1/8

まずは自己紹介


まずは簡単な自己紹介


 最東撫子さいとうなでしこ

 それが俺の名前だ。

 イケメンで俺に甘々のパパと美人で賢いママがつけてくれた、可愛い名前。

 歳は四歳。

 俺は、おそらく、この世界でいちばん可愛くて幸せな女の子だろう。

 正直で誠実な正義の味方であるパパとママが、いつも俺のことを「可愛い」と断言しているし、かつては世界を支配していた最高神である光の女神が、今は俺を羨んで、ご機嫌取りのような真似までしてくるんだから。

 若く強く美しい両親に愛され、守られ、光の女神に羨ましがられる可憐な少女。

 それが、この俺、最東撫子だ。

 この世に、俺以上に恵まれた少女が存在するだろうか。いや、存在するわけがない(説明するのも野暮だが、反語だぞ)。


 まあ、初めて最高神に相対した時には、まさかこんな時がやってくるなんて、さすがの俺も想像すらしていなかったんだがな。



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