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ビクトリアの真珠  作者: 東武瑛
20/23

一命を取り止めたチャン

数日後

ビクトリアはリチャードが運転する車に乗っていた。

エリザベス病院に差し掛かるとビクトリアは「車を停めて下さい」とリチャードに言った。

リチャードは車を停め「どうしたんです。具合が悪いのですか?」と聞いた。

「イエ。ちょっと用があるので」とビクトリアは言った。

リチャードは病院の前に車を停め、「じゃあ、お待ちしてますので」と言った。

ビクトリアは車から降り、病院の中に入ると受付に行き、「チャンと言う方は退院しましたか?」と聞いた。

受付嬢は「暫くお待ち下さい」と言い、電話機で問い合わせた。

「お待たせしました。チャンさんは昨日、退院しました」と受付嬢は言った。

チャンが一命を取り止めた事を知り、ビクトリアは一安心した。

車に戻り、リチャードは発進した。

「あのスラムに行って頂きたいのですが」とビクトリアはリチャードに言った。

「あそこは社長から行くな、と言言われています」とリチャードは答えた。

「じゃあ、お付き合いも、終わりですね」とビクトリアが言うとリチャードは顔色を変え、「分かりました。お連れします」と言った。




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