アンドロメダ星雲
3
アンドロメダ星雲なんてゴミみたいなもの。
綺麗とは言い難い。
星のことを知れば知るほど、星のリアルさに気づいていく。
木星が綺麗だという人がいたが、あれだって、輪の部分はチリだ。
しかし、木星で曲が作られている。
綺麗だという人は昔から、多かったということだ。
僕も曲になった木星が好きだ。
しかし、星が輝いているのには、木星は見えない。
不思議な形をした木星だけれど、そんな星を夜見たという人は少ないだろう。
4
ロケットで、月旅行があれば、
収まる。
宇宙へ出かけるのが、最終計画だからだ。
君と僕で地球を出よう。
還って来れるさ。
本を読むのも好きで、遠い市外の図書館にも通った。
そこで学んだりするのが、時間が足りなくて、
選んだ本を読むだけで、少し労力がバランス取れない。
「何か文句でも?」
「いや、楽しそうだなって」
おまけでそう言って言語そのままに受け止めてしまうが、
どこへ行ってって市外は、わからないという。
話を否定するのも面倒なので、そのままにしているけれど、
違うことは違うって言わないといけないかな。
「自分では・・・。」
話が長くなることが見えて、言いつぐむ。
人には言えない事情がある。
そういうことだ。
わかりましたか?




