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勇者日記  作者: かざむき
魔物の国編

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六百六十三日目

太陽暦936年 2月26日(木) ?

ゼノン・クロック 17歳


 はてさてなて、帰るか。

 今日は引継ぎ作業を完全に終わらせた。ウレゴリオスに対しての大きな不満は見られず不安だった王子組も普通に従ってくれている。


「革命を起こすモチベーションはないからな。何よりどこまで行っても我々は王に従順なのでね」


 流石キシャナである。実はこいつ、さらっとゴクウを専属の護衛に雇ってるんだよな。殺し合った仲だというのに。え? 俺の方がもっとドンパチやってるだって? それはそう。

 キシャナはウレゴリオスの下にはついているものの、独自派閥をしっかりと持っている。自分の区では今まで通り自由にやるつもりである。兄弟そろってドグナも同じ感じだ。

 ラクラナはウレゴリオスの補佐にあたっている。やはりと言うか、みんな動きは変わらない。

 王区の復興もほとんど終わっており、俺がやるべきことはもう残っていない。ならばあとは帰るだけである。

 ヘーテスいるか?


ヘーテス:いるが?


 明後日の朝に基軸世界に帰してくれ。


ヘーテス:承った。対価は何を差し出す?


 悪魔かよ。


ヘーテス:悪魔だよ。


 今まで散々王城に入り浸ってたろ?


ヘーテス:え? 無料じゃないの? 訓練とかやってやってただろ?


 初めの数回はな。それ以外は好き勝手やってただろ。


ヘーテス:悪魔かよ。


 お前には言われたくねえよ。


ヘーテス:まあ了解した。


 じゃあ、よろしく。



―――――――――――

所持金:99525マニー、98760ゴールド

貯金額:901700マニー、84913スター

身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証

武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー、銃

装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪

所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)、小型自動車輪

魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼

仲間:ミーリャ・クロック、ルウォ(キンジオオカミ)、アイナ・ルーザ

―――――――――――

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