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小学生期10

大きなやらかしもなく生徒指導室に行く事もなくただ淡々と授業もいつも通りこなし帰宅。

こんな日を毎日すごしていた

そんな3学期も終わりを迎える 


・・・・


2年生はなにもなく1年が過ぎ3年生になった俺が気付く事もなく周りの変化に少し戸惑い、そして兄に対してただイラつく時期だった


3年生になった2月14日、、、


同級生の女子に声をかけられた


良かったらこれ、、、


小学生3年がバレンタインデーなんて意識するはずも無くいきなりチョコを渡された


何これ?


あ、お兄さんに渡してほしいの、、、


は?何でだよ?


こんなやりとりがあった、、しかもこの1回で終わらなかった


軽く10個くらいは受けとったと思う、、、


それを帰って兄に渡したのを覚えてる


そう、この時の兄は今で言うイケメンで陽キャ、そして負け知らずだった


間近にこんな大きな壁が存在してる事を再認識させられた


この頃は事あるごとに兄の事を聞いてくる女子にかこまれて本当に嫌だった 

それと同時に兄に対してかなりイラついていた


・・・・


この時期にもなると俺にも塚本を始め数名の取り巻きと行動を共にする事が多くなり放課後も数名でそこら辺を数台のチャリで道路に横一列になって走って交通の邪魔して高笑いしたり2人乗りして体育着をぶん回して走る奴も居ればステップつけたりハンドル絞ったチャリでふざけまくってた


そんな交通妨害して走ってたりしてたら車からクラクション鳴らしてきた女に道譲るように見せかけて近づいた時に横から


おいババア!うっせんだよ!やるぞコラ!

あー?調子にのんなよ!


みたいな事をにやけながらほぼ毎日やってたと思う


正直めちゃくちゃ調子に乗ってたと思う


そんなある日に取り巻きの何人かかが誰かに殴られてたみたいで顔に痣を作って登校したみたいだ


授業の合間にそいつらの教室に行って話を聞いた

でも5分くらいしか時間がないからまともに話が聞けなかった


昼休みに月山集合な!!


と、だけ声をかけ給食後に集まる事にした

そんな昼にある事が起こる


給食も食べ終わり塚本と一緒に月山に向かう、、


既に数人は先に着いてたみたいだった、、そんな次の瞬間、顔が辺な方向へ度々向いていた。たまに腹を抱えてるような仕草もあった


何があったのか分からないが足早に向かった、、、


そこには身に覚えのある男が1人、そしてまた数名の取り巻きが俺の取り巻きを好き勝手やってた、、


それみた俺は声をあげようとした時だった

なにしてんだよ!!と少し後ろから声が聞こえた


塚本だった


そんな塚本に上級生は数名で襲いそのまま蹴られまくられた


そんな中、身に覚えのある奴、、そうこいつは小学生1年の時にプールで俺に腹に膝入れ体育館では睨まれ生徒指導室ではタコおやじに殴られた奴だった


こいつの名前は宮田 5年生だった


宮田が俺に近づいてきてそのまま前蹴りされくの字に折れた身体にそのまま顔に膝が入りそこからは倒れた俺にマウントを取り身動き取れない状態にされそこからはもう好き放題殴られまくった


鼻血は両方から流れ唇は数箇所切れ左のまぶたと眉毛の間がパカっと切れ血が垂れ流れていた


取り巻き、塚本、そして俺、、完全な敗北だった


完膚なきまでに叩きのめさせられた、、、


あんまチョーシのったらまたヤルからな!!


覚えとけよ!!


そんな事を言われた俺たちは痛い身体をなんとか動かして血を垂れ流しながら保健室へ向かった


ここで最悪な事が起こった


俺は病院に行かなくては行けなくなりパックリ開いたまぶた上、唇2箇所は縫わないといけなくなった


その時の俺はもう前みたいな泣く事なく、むしろやり返す事だけをただひたすら考えていた


自宅に帰り母親からはどうしたの、、?ねえ!話しなさい!など言ってきたとおもう

そんな心配してる母親に対してその時の俺はだったイラついていた


うるせーんだよ!!かんけーねーだろ!!声かけんな!!

など暴言を言ってしまった、、そんな母親は悲しい顔をしていた


それから兄に見つかり何があったのか説明した


お前ほんとう喧嘩よえーな!笑

相手だれだよ!


なんて言われたがその時は名前も学年も分からずただ分かった事が1つだけあった


喧嘩はヘッドロックするのではなく拳を握り相手を殴る、足は蹴る、倒れれば一方的に殴られる。


これが全てだと知らされた。


次の日


怪我した俺たちは体育館の裏で話し合いをしていた

そう、やり返すための話を

そんな話をしようとした矢先に取り巻き共が弱気な発言をしだした


ねえ、そんな事やめようよ、、絶対危ないって!


なんて言ってきた


正直そんな事を言われるとは思ってもなかった


更に追い討ちをかけるように塚本から俺も正直今回はやりたくない、、と


俺の中でこいつらとの関係が崩れていくのが分かった


そんな俺はお前らがやらなくても俺だけでもやってやるよ!と言うその場を後にした












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