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戦えない落ちこぼれは知力で成り上がる  作者: 加藤 成
第2章 学園編入篇
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第55話 久々の

拍手の中、僕は舞台袖にある壇上に登るための階段へと移動する。



後ろから5メートルほど距離をとって、アスカ姉さんが付いてきてるのは気のせいだと信じよう。



「えーでは、元生徒会メンバーの方々は壇上から降りてください。お疲れ様でした。

現生徒会メンバーは残ってください。これからの抱負を1人ずつ話してもらいたいので」



あ、ヤーデさん達がこっちに戻ってきた。



「皆さんお疲れ様でした」



「ありがとう、3日ぶりだな翔太」



「あれ?驚かない…みんなも。というかわかってたみたいな反応ですね」



「これくらい簡単や。ただ“本当の狙い”までは分からんかったわ」



簡単って…その簡単なことをする為に、僕わざわざ死にかけたんだけど。

ヒント与えすぎたかな?



「私たちが…話し合って…予想したのは…“これまでの事を…無かった事にする”…だった」



「うーん、残念ながらハズレ」



ヤーデさん達は、やっぱり…といった感じで小さく溜息を吐く。



「第一それが狙いなら、わざわざ学園外まで貴女達との接点を断つ必要はないでしょ?」



「確かにそうですね…。じゃあ本当の狙いはなんです翔太?」



「それはですねグラナートさんーーー」



「瀬戸翔太ァ!なぜお前がその人達と話してるゥゥゥゥウウウ!」



「ーーー“ある程度自由”を合法的に手に入れる為です」



コウサカの声が聞こえたけど無視。だって今彼は『生徒会』なんだから。



「おい!俺を無視するなァァア!」



…煩い。マイク使ってるから尚更だ。

僕はヤーデさん達に、なんとかしてくれというヘルプアイを送る。

それに対しみんなは頷く。



「煩いよ、コウサカ生徒会長。今私達は大事な話をしてるんだ、少し黙っててくれないか」



「お言葉ですがヤーデ様、その者は貴女方とは関わりを持つ事が禁止だと知っているはずです。もしそれを破れば、頭が破裂しそうなほどの頭痛がおきる。それを知っていてなぜお話をされてるのです」



「破裂しそうなほどの頭痛がおきる…ねぇ」



「「「「起きてないけど?」」」」



「そんなっ!?ありえませんわ?!」



ありえますぅぅぅぅ。現にヤーデさん達と話ししてますぅぅぅぅ。

それよりもまだ気付かない彼らに対して僕は頭痛が起きるよ。



ッ!イッテェェェェエエエ!!



あー…油断した、頭の中でも会話が成立したら直接でないにしろ間接的関わってることになるんだ…。

今はなんとか耐えたけど次は耐えれるかどうか…。気をつけなきゃ。



「いったいどんなズルをしたんだ瀬戸翔太!」



「翔太はズルなんてしてませんよ。そもそも前提が間違ってます」



「何をいってるんですかグラナートさん!俺の何処が間違ってるって言うんです!?」



「ちょ、ちょっと皆さん落ち着いて下さい!今はコウサカ新生徒会長らの抱負を聞く時間ですよ?!それに王妃様もいらっしゃいますから、そのお話は後にするということで…」



「構いませんよレイ君、私も少し退屈していたところです。このまま続けさせなさい」



レイさんもアスカ姉さんに言われたらそれ以上何も言えない。

すみません。アスカ姉さんはこういう人なんです。

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