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戦えない落ちこぼれは知力で成り上がる  作者: 加藤 成
第2章 学園編入篇
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第24話 相変わらずハブられてます

「第一、国民はこの国の王を信じてついてきてくれてるというのに、王が国民を信じないでどうするのです!」



アスカ姉さんの正論、それを俯きつつ黙って聞く国王。口を挟むことができず、あたふたしながら2人のやりとりを見ている教師と生徒。そして笑いを堪える生徒会メンバー。………カオス。




ーーーーーーー




あれから落ち着きを取り戻し、全校集会は終わった。

一斉解散で教室まで混むかと思ったが、生徒たちは転入生とお近付きになりたいのか彼らのほうに行ったため、すんなりと教室に着いた。教室に入ると案の定、まだ誰も来てない。



因みに、ローザやヴァイスとはクラスが違うので途中で別れた。



一クラス25人で、席は縦5横5の計25という感じで机が並んでいる。

その中に1つ、真ん中の列の1番後ろの落書きされた机と白い花が置いてある。



僕は迷わずその席に座る。



この学園は『魔法』学園。魔法が使えて当たり前の場所で、魔法が使えない僕は蔑まれている。



まぁ僕は気にしてないんだけどね。人間、一度こういう体験をすると2回目は慣れるもんだね。それにこんなの入る前に想定済み。それでも僕がこの学園に入った理由は、アスカ姉さんのとある言葉がキッカケになってる。

それは「学園の中で好きに遊んでいいよ。何があっても私が擁護するから」だ。



つまりこれは、使命なんてほっといて遊んで来いってことだ。だったら、死んだわけじゃないけど2度目の人生、少しはっちゃけてもいいよね?

というわけで僕は、この状況を意外と楽しんだりしていた。でも今はやる事もない。だから寝よう、クラスのみんなが来たみたいだし。



「げっ、落ちこぼれがもういるぜ?」



「ケケケっ、なんでいんだよ。来んじゃねーよ」



「ホント、マジキモい」



そんな彼らの言葉を子守唄代わりにし、僕は眠りについた。

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