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黒瀬部長は部下を溺愛したい  作者: 桐生桜


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10/15

CASE:10 ここって、ラブホ……

 今日は会議室で遅くまでふたりで資料整理。莉央はこのチャンスを逃さないように「黒瀬部長って、好きな人とかいるんですか?」と軽く聞いた。そのつもりが……。


「……いるよ」


 少し間があいたが、しっかりと聞こえた。「いる」って。


「へ……へぇそうなんですか……」


 予想以上に落ち込む。


(そんなあっさりと答えるなんて……すっごく好き、なんだろうな)


 それ以上、言葉を紡げず結局最後までなにも話せずに帰宅となった。だが会社を出て少しした頃、ちょうど小雨が降ってきて……。


「え、うそ……」

「酷くなる前に急ごうか」

「はい」


 慧と小走りして駅に向かう途中、その雨は瞬く間に豪雨となった。


「これは……きついな。白石、こっち」


 手首を掴まれ建物の中に避難したが……。


「止まなさそうだな。白石、大丈夫か?」

「あ、はい……なんとか」


 と答えたがもう手遅れで。髪も服もずぶ濡れだった。


「大丈夫じゃないな。白石、緊急事態だから勘弁しろよ」


 そう言った慧は莉央の手を引きそのまま部屋へ入って行った。


(ここって、ラブホ……だよね。いやいや、雨をしのぐだけだから……!)


「ほら、先にシャワー浴びてこい」

「でも……」

「いいから、ほらタオル。風邪ひくだろ」

「それなら黒瀬部長だって……」

「なに、一緒に入っていいの?」

「っ!? それは……」

「ほら、いってこい」

「はい、ありがとうございます」


To be continued

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