ギルドの登録の仕方
「ギルドに入りたいんですけどどうやって入るんですか?」
「登録書にサインして頂く事になります」
「分かりました」
「出来ました」
「はい、では確認させてもらいます」
「タカトラさんで宜しいですね」
「はい」
「ではこのギルドカードをお持ち下さい、こちらが無いとクエストは受けられませんのでご注意下さい」
「こんなのがいるんですか?」
「はい、規定なのでお願いします」
「分かりました」
「あっ!」
「はい?」
「言い忘れていましたがクエストの受け口はあちらです」
「ありがとうございます」
さてと、これが俺のギルドカードかFランク?良いのか分からないな、まぁ良いこれからどうしようか。
とりあえず泊まる所を探そうかな。
「ハァハァ」
全然見つからない、そもそも俺お金と言うものを持ってないじゃん...仕方ない道の端ら辺で寝るとしよう。
「さっ寒い」
俺がいた時代よりはるかに寒いじゃないか!
ジジイ、宿とか用意してないのかよ。
「キャー!」
「何だ!?」
「やめて下さい!」
「良いじゃん俺たちと一緒に楽しい所行こうよー」
「おい!女の子に寄ってたかって何してるんだ」
「何だ!文句あんのかよ!」
「ぼっ僕は女の子が困っているから助けてあげようと」
「何が助けてあげようとだ!もう言葉言えんようにしたろやないか!」
「リーダー!あいつ刀持ってますよ」
「大丈夫や!俺らだってナイフ持っとる」
「フッ」
「何が面白い!」
「いや、ナイフごときで俺を倒せると思うとわな、俺は白狐部隊に入っているのだからな!」
「何言ってんだお前」
「まぁ良い俺たちに喧嘩を売ったのが悪かったようだな」
一応俺も剣術を習っているからたかがナイフを持った雑魚なんて本気を出せば1分もかからないだろう、だがここでその力を出すのは少し危険だ、もし街の人に怪我でも負わせたらめんどくさい事になるからだ。
「オラァー」
「ほっ」
「ドタン!」
剣を使う程の相手ではなかった、少し安心したのは何故だろうか。
「大丈夫ですか?」
「はい!助けてくれてありがとうございます。」
「じゃあ、これで俺は」
「待ってください!」
「何ですか?」
「あのもし良ければ何かお礼をさせてもらえないでしょうか?」
「じゃあ、泊めてくれ」