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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

伯爵令嬢シェリルと緑の王。前世では鬼姑にいびり殺されましたが、今は色々しあわせです。

作者:なまくら
16歳の令嬢シェリルは、超貧乏なアーネット伯爵家のひとり娘。婚活もせず、身よりのない領内の老人の介護ばかりしている(ちょっぴり変だが)優しい少女として慕われている。

じつはシェリルの前世は、介護地獄のあげく、鬼姑にいびり殺された日本人のオバちゃん(享年45)だった。どんなに尽くしてもむくわれなかったその前世に比べれば、介護してみんなに感謝される今の状況は、シェリルにとって舞い上がるほど嬉しく、持ち前の人の良さとあいまって、お世話に奔走せずにはいられないのだった。

そんなある日、森を支配するおそろしい「緑の王」の使いが、シェリルのもとを訪れた。

「我があるじと伯爵家の旧き契約に従い、シェリル嬢に、病に臥せっているあるじの介護をお願いしたい。報酬として貴家の借金はすべて肩代わりしよう。なお断ればアーネット領を滅ぼさせていただく」

シェリルは嘆く両親をふりきり、「緑の王」の元におもむく。

偏屈で怒鳴り散らし、瘴気をまきちらす醜くおそろしい「緑の王」。
だが、かつての鬼姑の理不尽に比べれば物の数ではない。
シェリルは笑顔で介護を続ける。
最初は演技を疑うも、やがてシェリルの明るさにつられ、徐々に心を開きだす「緑の王」。
そして、シェリルも、醜い姿のうちに、深い知性と純真な心をひめた「緑の王」に心惹かれだした……。

いつしかお互いを異性として意識するようになる二人。
だが、「緑の王」にかけられたある呪いが、その前に立ちはだかるのだった。
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