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10話 Ⓐ「絶対おっきくなるんだから!!」

 AAAの奴、SGMとの戦闘テストをするとか言いやがる

だが、俺はまったく興味が無い

そもそもAAAに関わりたくないのだが

このAAAのペッタン娘

未だに俺の腰のベルトから手を放さない・・・

引っ張るな!

腹の傷に響くんだよ!!


 そして、ぺったん娘に連行され

行きついた場所は

ギルドの一角に在る訓練場

5人ほどの、ギルド職員が体を動かしていたが

SGMの姿の姿を見て

軽く挨拶をしながら

俺を睨みやがる。


俺「おいAAAいい加減に放せ!

 もう逃げやしねぇよ

 見届けてやるから、さっさと負けてこい。」


Ⓐ「ねぇ・・・

 そのAAAって呼び方止めてよね!」


俺「あ?

 そもそも、俺はテメェの名前なんて知らないし

 どうせ二度と会わないんだ、AAAでも、ぺったんでも

 なんでもいいだろ!」


Ⓐ「貴方、バカなの?

 私の様な高貴な立場の存在が

 なんで貴方の様な下民に名乗らないといけないのよ!

 私の名前が聞きたければ

 貴方の方から頭を下げて、先に名乗りなさい!

 いや、私の前で

 名前を名乗る事を許してあげるわ

 感謝なさい!」


俺「はぁ? てめぇ頭が可笑しいのかよ?

 だいたい、お前の名前になんぞ興味はねぇし

 AAAのぺったんなんぞに

 人権なんざねぇ!

 自分でおっぱい揉んで

 大きくなってから出直してこいや!!」


 AAAの奴、顔を真っ赤にさせて

俺を睨んできやがった!

そして、自分の胸のあたりで

いつか大きくなると

大きくなっただろう胸を手の動きで連想させ


Ⓐ「言っとくけどね

 私の母上は

 すごいのよ

 こう・・・ボインボインなのよ!!

 私だって、母上と同じように

 後数年もすれば、大きくなるんだからね!」


俺「だが!

 信じねぇ!

 そのぺったん胸が大きくなるとか

 在りもしない幻想を語ってんじゃねぇよ!」


Ⓐ「お・・おっきくなるんだから!

 絶対おっきくなるんだから!!」


 AAAの奴、涙目になって

訴えかけてきやがった・・・

もしかして、結構気にしてたのかな・・・

やばいな、これ以上からかったらマジ泣きするか・・・も


俺「てめぇの年頃で、ペッタン胸なら

 今後大きくなるなんて在り得ぇーーーーよ

 あれか、養子か?捨て子か?

 お家に帰って聞いてみろ

 ぜってぇーーーーボインボインのかぁちゃんと

 血なんぞつながってねぇーーーよ!!」


Ⓐ「うわーーーーーーーーーん」


 わっはっは 泣きやがった!

ってか、蹴るな、殴るな

あ!!

ピンポイントで傷口に、いてぇ・・・・

そして、腰の剣に手を掛けるな


 剣を抜こうとしたAAAだったが

その手をSGMが抑えた。


SGM「そのクズを殺して欲しいのは山々ですが

 ここで止めなかったら

 後で、ローズに怒られてしまいますからね

 あんなクズを相手にしては

 貴方の品格に傷が付きます

 さぁ、涙を拭いて

 可愛らしい、お顔がだいなしですよ。」


 SGMの奴、胸元からカンカチ出してAAAに渡しやがった

ッケ!! これだからキザ男は

さっさと化ヶ物と結婚でもして

2人して、俺の前から居なくなりやがれ!!!


 AAAの奴は、奴は奴で

ぐずぐず泣きやがって

嫌なら、俺と関わるなよ!!!

ハンカチで、涙拭いて

そこで、鼻を噛め!!

・・・っち、噛まないのかよ、面白くも無い

定番だろ、笑いの定番

テンプレだろうがよ!!!


 AAAが落ち着いてきた所で


SGM「そろそろ始めてもいいかい?」


Ⓐ「・・・・はい

 ・・・

 今いきます・・・。」


 さて、逃げるか!

・・・・・

振り向いた先に、SS13とD81が・・・

もしかして、ずっと見てたのか?


俺「おい、どけよ

 そもそも、俺はAAAと全く関係ないんだよ!」


SS13「あんな子供を泣かして罪悪感って物が無いのですか?」


 おい、どんな目で俺を見てるんだ!

俺にだって罪悪感は・・・


俺「無い!!

 てめぇらだって、日ごろから

 俺様を悪者扱いしてんだろ

 そこに罪悪感を感じてんのか?

 在りはしないだろうが!

 それと一緒だ

 てめぇの解釈で俺に文句を言うなよ!!」


SS13「ええ、馬鹿に何を言っても無駄だと言う事を忘れてました

 私自身のバカな行動に罪悪感を感じましたよ。

 ですが、あの娘は

 シケモクさんが教会に連れてきたんでしょ!

 最後まで面倒見なさい!!」


D81「そうよ、最後まで面倒見ないと

 あの娘を泣かした事も全部、ローズ姉さんに言うわよ!!」


 ・・・元はと言えば

あの化ヶ物が・・・・

いや、後で有る事、無い事、付け口されるより

ここで、あと数分がまんすれば・・・。


俺「あぁ、わかったよ

 でも、実技試験アレが終わったら俺は行くぞ!」


D81「最後までと言ったわよね

 当然、冒険者登録おわるまでよ」


俺「はぁぁぁぁ~~~???」


 まるで、俺の嘆きが合図かの様に

俺の後ろで剣と剣が弾け合う音が鳴るが


 知った事か!!!


まるで、実技試験それが激しく成ると同じく

俺の熱弁も熱くなっていく。


俺「初めから俺は関係ない

 AAAと俺は関わりない

 おっぱい無い女は女じゃない

 そんな女に興味はない

 文句は全て化ヶ物にいえ

 面白そうなら、話のネタにと考えた

 所詮AAAのペッタン娘

 そんなもの書いて何が面白い

 おっぱいは、でかいから、おっぱいなんだよ!!

 俺は金輪際AAAと関わる気がねぇんだよ!!

 俺は、オッパイが好きなんだ!

 たわんたわんな柔らかくて大きな、おっぱいがな!!」


 そんなバカな言い合いをしながら

AAAのペッタン娘を待ってるのだが

俺の視線は、常にD81のおっぱいに向いている

まぁ、顔なんて、オマケだ

おっぱいこそが全て!!

だが、なぜかSS13が左手で胸を隠す

だから言ってやる!


俺「アホか、ギリBの、てめぇになんて興味がねぇよ!!」



 バチン!!!


「ひでぶぅぅ!」


 ダン!!


「キャァァーーー!」


「え?何?」


「しくったか・・・。」


「ねぇ、サーシェス、ローズ姉さんに殺されたいの?」


『くくく』


 一瞬の出来事であった。


そこには、床に倒れた俺

壁に刺さった短剣

腰を抜かしたSS13

何が起こったか分からないAAA

そして悔しそうなSGM

怒りを現したD81

笑いをこらえる、デブ猫

それぞれの姿があった。

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