譲られた勝利の対価
マルレー子爵家の老騎士ヴァルク・エバンを討ち取ったロズヴェータだったが、それで全てが片付いたわけではない。辺境伯家の優勢が確立したのは確かだが、マルレー子爵家の軍勢はそもそもが手負いの獣が如き軍だった。
それはヴァルク・エバンが辺境伯家との婚約破棄によって行き場を失った者達を軍に編成したために、死に物狂いで戦う軍が出来たためだ。
辺境伯家嫡男ディリオンは、援軍二百を率いてロズヴェータの救援に向かうと、マルレー子爵家の包囲を突破。無事にロズヴェータの救援に成功する。
「ロズ、無事で何よりだ」
グレイ沼地の泥に沈まない細い道を馬で進んで来たディリオンは、ロズヴェータの無事を確認して声をかけた。
「兄上が、援軍に来られたのですか?」
「父上の命令でね」
肩を竦めるディリオンは、ロズヴェータの表情が暗いのに気が付いた。
「どうしたの? 敵将を討ち取り、武名ますます盛んな騎士、という表情じゃないね」
「……はい」
視線を敵将の老騎士ヴァルク・エバンに向けたロズヴェータは、考えをまとめる様に口を開く。
「兄上は、私の援軍以外に、辺境伯家の軍がどう動いているか、ご存じでしょうか?」
「うん? さぁ、割と必死だったしね」
「ああ、それは……ありがとうございます」
「いやいや、大切な弟のためだ。大したことじゃないよ。それで?」
ロズヴェータとディリオンの周りは既に敵を排除した。はっきりと優位の決まった戦場ではこれから敵軍の掃討が始まる。余裕の出て来たロズヴェータは、グレイ沼地に駆け付ける前の辺境伯ノブネルとの会話と敵将ヴァルクの口ぶり、そして援軍に来たのが養父ユバージルではなかったことから、ある推論を口にする。
「……父上は、もう一つ軍を派遣してマルレー子爵家が領地から脱出するのを殲滅するつもりかと」
「ありえるかもね。確かに、ロズの援軍にユバージルを出さないのは不自然だ」
周囲は既にディリオン配下の信頼できる騎士や従士に固められている。
ユバージルはロズヴェータの養父である。ロズヴェータの援軍であれば、まず第一に名前があがる実力経験共に十分な従士長だった。
「……私は勝利を譲られました。最期の瞬間、この老人は私の命を取ることが出来た。なのに、己の首を手柄に、孫を頼むと」
「ふむ。ヴァルク・エバンか。辺境では名の知れた強者だよ。マルレー子爵家に忠義を尽くす義理堅い騎士としても有名だ。確かに、かの者の首なら手柄として申し分ないね」
死者の顔を確かめながらディリオンがロズヴェータに言い聞かせるように話す。
「それに、死者との約束か……それでロズはどうしたい?」
「私は……」
ぐっと、口を噤んだロズヴェータにディリオンは優しい笑みを向ける。
「この戦の一番の功績は、誰が何と言おうとロズだからね。多少の我儘は、父上だとて聞いてくれるはずさ。信賞必罰こそ、武門の拠って立つところ、だろう?」
「……兄上」
「なんだい?」
「私は、誓約を守りたいと思います」
「うん、うん。まぁ、良いだろうさ。思うとおりにやって、父上に叱られたらその時は、その時さ」
ディリオンは自身の馬と他に何頭か見繕ってロズヴェータ率いる三頭獣に差し出す。
「兄上、お礼はいずれ!」
「ああ、期待しているよ」
馬上で手を振るロズヴェータとその率いる部隊を見送って、ディリオンは信頼する己の騎士に問いかけた。
「……ロズの在り方は、どう思う?」
「はっ、騎士として眩しく映ります」
謹厳実直な表情を作った血濡れの騎士は、にこりともせず答える。
「今からでも主を変えても良いんだよ? 僕は恨みはしない。兄弟で争うことほど家としての力を消耗することはないからね」
ディリオンの言葉に、血濡れの騎士はにこりともせず答える。
「私の主として相応しいのは、貴方様以外におりません」
「そうか。ありがとう。今回の報酬は弾ませてもらうよ」
「はっ、では、次の行動に入ります。念入りにマルレー子爵家の残党を狩るように指示をさせていただきます」
「うん。そうだね……ロズのことは、ロズのこと。辺境伯家の嫡男として、すべきことはすべきことだよね。よろしく頼む」
ガシャリと金属鎧の音を鳴らして、一礼すると己の与えられた役割を全うするためいったんその場を離れる。一度視界に入れたのは、走り去るロズヴェータの後ろ姿とそれを黙って見守る兄の姿。
「……」
辺境の騎士として、憧れるのはロズヴェータの姿だ。
己の心の思うが儘、正しいと信じた道を進む姿は青さとともに憧憬を感じさせる。だが一人の騎士として仕える主に不足があるかと問いかければ、そんなことはない。
己が義務を果たさんとする、己よりも若い青年の姿には、奮い立つものがある。保護欲とでもいえばいいのか、己が支えてやらねばならぬと、そう信じさせるだけの魅力があるのも確か。
鼻から息を吐きだす。
まったくもって次代の辺境伯家も安泰である。ディリオンがいる限り、辺境伯家の未来は明るい。
そう考えて、騎士は口元を釣り上げた。
「マルレー子爵家の残党狩りをする。抵抗するなら殺せ! 深い傷を負って自力で動けぬ者も殺せ! 抵抗を止め、生き残れる運が良い者だけは捕虜として引率する」
まぁ、どうせ領都で磔ではあるが、と周囲に視線を走らせる。
猟犬のように徴集兵達が動き出すのと見送って、騎士はロズヴェータの行先に思いを致した。
マルレー子爵家と王都の間には、いくつかの地方貴族の領地がある。
グレイ沼地から馬を飛ばして、領都からの部隊に先行できるだろうか。
それも、運次第か。
彼は、辺境での道行きの過酷さを思って、ロズヴェータの決断が報われることを祈った。
◇◆◇
「ユーグ! マルレー子爵家の領都から王都へ向かう道筋は!?」
「知らずに走り出したんですか!?」
「時間がなかった! お前なら知っているだろう!?」
「知ってはいますが!」
馬上で怒鳴りあいながらも、情報を交換するロズヴェータと副官ユーグ。ロズヴェータ率いる三頭獣は、分隊長達に指示を出すと、馬に乗れる人員だけを率いてグレイ沼地から出発した。
商人が荷馬車を引いてマルレー子爵家の領都からグレイ沼地までは約2日
百人規模の軍勢が移動するのに、1日半。
機動力のある騎馬だけを編成すれば、もう少し早いはずだ。
ロズヴェータは頭の中で速度と辺境伯家の領都からの距離を計算していた。グレイ沼地で足止めを半日以上したとはいえ、辺境伯家の領都で即応兵を集めたとしても、それなりの時間はかかる。
普通に走れば間に合うはずだ。
問題は、マルレー子爵家がどの経路を通るか。そしてユバージルがどの経路で待ち伏せをするのか。その二つだ。それについては、まったく情報がない。
グレイ沼地から着の身着のまま馬上の人となったために、頼れるのは辺境の地理に詳しい部下達頼みだった。
「マルレー子爵家から王都への経路は二本。北回りと南回り、南が平坦ですが遠く、北は険しいが近い!」
ユーグの答えに続けてロズヴェータは問いかける。
「ユバージルが襲撃するとすればどの地点だと思う?」
「襲撃!?」
一瞬驚いたユーグが目を見開くが、すぐに目を細めて考えを改める。
「いいや、やるか。この機会があれば」
マルレー子爵家の兵力はこれ以上ないほどに損耗している。今回グレイ沼地に押し出してきたのは、ほとんど最後のあがきといっていいだろう。
父親に対して悪い意味で信頼のあるユーグは、すぐに実父ユバージルならやりそうだと考えを改める。無駄に戦に強いユバージルは、機会があれば辺境伯家に仇為す他の貴族家を滅ぼすぐらいはやるだろう。
「はっきり申し上げて、読むだけ無駄です。あのクソ親父は、戦に関しては我らよりも上です。経験も実力も! ロズが防ごうとするなら、場所を変えるぐらいはしてくる」
「……ならば、マルレー子爵家の領都に直接だな!」
「わざわざ危険に飛び込まずとも!」
視線を後ろについてくる分隊長の幾人かに転じたユーグは、辺境出身の分隊長に声をかける。
「ガッチェ殿どう思われるか?」
「危険は確かに大きいと思われる! しかし、ヴァルク・エバンを討ち取ったのが生きてくるのでは?」
自らの発言に援護を求めたユーグは、ガッチェの発言を危機思わず舌打ちしたくなる。
「ヴィヴィ!」
「あいよ。まぁ子供が大人の権力闘争とかに巻き込まれるのは、嫌だね」
ふん、と鼻を鳴らして馬上で怒鳴る分隊長ヴィヴィ。
「反対する者はいないのか!?」
ユーグの叫びに、分隊長達は自然に視線をそらした。
「決まりだ! マルレー子爵家の領都に向かう!」
ロズヴェータの声に、分隊長達が頷く。
「馬の休憩の時間に、武器の手入れを怠るなよ!」
ユーグの八つ当たり気味の叫びに、ロズヴェータは笑みを漏らした。
◇◆◇
結果として、ロズヴェータの判断は当たった。
マルレー子爵家の領都に到着し、開門を呼ばわる頃には、グレイ沼地での勝利から約1日。途中馬の休憩を挟んだにせよ、ほとんど休みという休みも取らずに駆け抜けた。
その速度は、マルレー子爵側がグレイ沼地において敗北したという知らせが届いてすぐにロズヴェータ達が到着したことを考えれば、驚異的だった。
敗北の混乱の最中に、領都を脱出しようとしていたマルレー子爵家の当主ピピンは、病床の中から妹を呼んで今後のことを言い含めていた。今年やっと10になったばかりの末の娘だ。
その守役には、王都に詳しく信頼のできる者をつけている。
最後の別れをしようとしていたところに、辺境伯家三男のロズヴェータが到着し、正門から堂々と面会を求める声を上げたのだから、耳を疑った。
「お兄様、これは一体」
兄妹は顔を見合わせたが、当主ピピンは決断を下す。
「……いずれにしろ、会わねばなるまい」
ここまでくれば、恥も外聞もない。天蓋付きのベッドに横たわったまま、ロズヴェータと相対することになった当主ピピンは、ロズヴェータの姿に圧倒された。
戦場からそのまま駆け付けたロズヴェータの姿は、乾いた泥と血に塗れた姿である。戦場で破れた衣服の隙間から覗くのは、若く逞しい筋肉と肌の張り。傷跡すらも、武勲の証のように思えて、自身の枯れ枝のようになってしまった腕と見比べて、溜息を吐いた。
そして、なぜ、愚妹はこのような立派な若者を捨ててほかの男に走ったのか。その真意が心底わからなかった。王都には、聡明な女を狂わせる魔性の何かがあるのか。それとも、自分達が見抜けなかっただけで、最初からヒルデガルドは愚か者であったのか。
目の前にいるのは、辺境なら誰もが婿に欲しがるような逞しく立派な若者だった。
対するロズヴェータは、己の人生を狂わせた元婚約者ヒルデガルドの家族に、何を言い出すべきかここにきて迷っていた。恨み言を言うべきか、辺境伯領への侵攻を非難すべきか。病床の中にあって戦場から駆けつけてきた己に合ってくれた礼を述べるべきか。
「……」
「……」
互いに見つめあうことしばし、先に口を開いたのは、当主ピピンであった。
「カミュー辺境伯家が三男ロズヴェータ殿で間違いないな? かつて一度だけお会いした頃から、もう6年も経っているが、私を覚えておいでか?」
「お久しぶりです。ピピン殿。あの頃は、こんなことになるとは思っていませんでした」
義理の兄弟になるかもしれなかった二人は、今度は敵同士。当主と騎士という立場で再び相対した。
「……お互いにな」
二年前から病に病み衰えた自身の腕を見下ろして、ピピンは薄く自嘲した。ロズヴェータよりも十五も上の年齢のピピンからすれば、六年前のロズヴェータはほんの子供であった。
それが、立派な騎士として目の前の立っているという事実に過ぎ去った年月の大きさを感じずにはいられなかった。
「本日は、どのような用件で参られた? 戦の話であれば詳細は受け取っている。小さいと言えども館に籠って一戦仕る所存である。存分に参られよ」
病床にありながら胸を張って答える当主ピピンに、ロズヴェータは首を振った。
「老ヴァルクと一騎打ちの末誓約を交わしました。私はその誓約を果たしに来たまでです」
「ほう、誓約?」
「エバンの血筋に連なるマルレー子爵家の末の娘を……孫を助けてくれと」
「……そうか」
思わず天を見上げた当主ピピンは、噛み締めるようにロズヴェータの言葉を聞いた。
「……エウリュアーレを、どうやって助けていただけるのか聞いてもよろしいか?」
「小さいと言えど、辺境伯家内に領地をもらっております。そこに住んでいただこうと」
「……なるほど」
当主ピピンは、若いとはいえ貴族家の当主である。先代当主が戦で自殺同然の戦死を遂げてから、周囲の貴族家に認められずとも、当主として采配を振るってきた。
嫡男として受けてきた教育は、むしろ外の貴族家よりも手厚いものだ。
だからこそ、ロズヴェータの申し出を深読みした。
この目の前の実直な青年は、真摯に老ヴァルクとの約束を守ろうとしているだけなのだろう。だが、同時にそれを達成された暁には、いくつかの効果が貴族として付随する。
一つは、マルレー子爵家と辺境伯家との和解。
形は、マルレー子爵家が完全に辺境伯家の下につくことになるだろうが、今さらそれがどうしたという気分である。もはや子爵家は崩壊している。船であれば真っ二つに船体は折れ、後は辛うじて船首が沈んでいないだけの状態。
経済は崩壊し、まともな商人はマルレー子爵家に寄り付かない。
領民は物々交換の糧を失い、いくつかの村では領民の逃亡が後を絶たない。
このままでは、早晩まともな統治はできない土地になる。
ならば、辺境で最も力のある家の下に入り、命脈をつないだ方がまだマシである。己の領土となったならば、その土地を富ませることを考えるはずだ。
あるいは、目の前の青年騎士がこのマルレー子爵家の領土を継承するかもしれないが、それはそれでよい。その時は、正当性の証としてエウリュアーレが、その妻となればよいのだ。
いずれ、子が生まれればマルレー子爵家の血を継ぐ子供が、当主としてこの地を再び治めることがあるかもしれない。
いまだ幼いエウリュアーレに任せる形にはなってしまうが、一族が族滅されるよりはマシであろう。
今一つは、王家派閥との決別。
ここで辺境伯家との和解がなるなら、王家派閥とはやはり手を切らねばならない。
「……」
いいや、待てよ、と当主ピピンは考え直した。王家派閥との関係を悪化させずに、マルレー子爵家の命脈を細いながらも繋ぐ方法があるのではないか。
「……少し一族で話したい。よろしいか? ああ、エウリュアーレはお任せする。しかし、色々言い含めねばならないこともあるのでな」
当主ピピンは、ベッドの上で柔らかく微笑んだ。
「わかりました」
そう言って下がるロズヴェータが見えなくなって少しして、当主ピピンのもとに、残った一族が集まった。末の娘エウリュアーレ、ピピンの息子エメディウス、ピピンの妻。子爵家の当主一族として数えられるのが、今やこれしか居なくなった事実。
父と弟二人は戦死、妻の実家である家は崩壊し、老いたる母は病になくなった。
この二年間、不幸が積み重なった結果である。三年前に笑いあった家族は、今や数えるほどしかいない。
「よく集まった。これから聞く話を遺言と思って聞いてもらいたい」
そうして話された内容は、エウリュアーレに当主の座を引き継ぐこと。未だ幼いエメディウスでは、当主としてやっていけないことを、言い含め、今後はエウリュアーレの騎士となって家を支えることを誓わせる。
自身の妻にもそのことを言い含めて、全てロズヴェータに託す。
「良いか。エウリュアーレ。お前はロズヴェータ殿の妻となることを期待するが、ダメでも構わぬ。ただ庇護下に入ることだけでも、命を拾った恩を忘れてはならぬ。もしエメディウスが成長し、一人の騎士として領地を任せられる程の男になったなら、それとなく力添えをしてくれ」
「はい。お兄様」
「エメディウス。我が息子。マルレーの血を継ぐ者よ。お前にこの私が残せるのもは多くない」
そう言って言葉を切った父親は幼い息子を強く抱擁した。
「……だが、信頼できる騎士にお前を託す。強く生きよ。我が息子」
矛を交えた敵の地で生きて行かねばならぬ息子、妹エウリュアーレよりもさらに幼いピピンの息子は、父親の言葉の真意が理解できず、ただなされるままに抱擁を受け入れた。
最後に十年来連れ添った妻に視線を向けると、短く告げた。
「すまぬ。苦労を掛ける」
最後に妻にそう一言残して、ロズヴェータを呼ぶ。
「ロズヴェータ殿、老ヴァルクの頼みに加えて、私の頼み聞いてもらえるだろうか」
そう言って、マルレー子爵家の当主ピピンが切り出したのはエウリュアーレとともに、その騎士として幼い息子とその母親をロズヴェータに頼むことだった。
「……それではピピン殿は」
「私は責任を取らねばならぬ。そうであろう?」
ロズヴェータはその覚悟に、何も言えなかった。マルレー子爵家の死を覚悟した人間がロズヴェータに、何かを託して死んでいく。
戦は終わった。自身が終わらせたはずだったが、流れる血は少しでも減ったのだろうか。
必要のない血と涙が流れることを、自身が選択したはずだった。
「ロズヴェータ様」
無言で佇むロズヴェータの前に、未だ十になったばかりのエウリュアーレが進み出る。
赤茶けた髪を三つ編みにした、素朴な顔立ちの少女だ。
ヒルデガルドとは、全く違うその容貌に、ロズヴェータは少し安心する。
「マルレーの全てを御身にお任せいたします。どうぞ、よろしくお願いいたします」
そう言って頭を下げる自身よりもはるかに背の低い少女に、ロズヴェータは片膝をついて目線を合わせた。
「……ご心配なされるな。なんとかしてみせましょう」
幼い少女に向けて、ロズヴェータが言える、精一杯の言葉だった。
その後、マルレー子爵家の当主ピピンは自害した。
王都へは書状を持たせた使者を派遣し、当主の死と後見を辺境伯家の三男ロズヴェータに依頼することを記した。当主は病気悪化のため、子爵家の領地を差配できず、近隣の最大の領主である辺境伯家に頼らざるを得ない事。王家派閥から代官を派遣し、子爵家の管理を一時的に依頼する。
同時に、辺境伯家の当主ノブネルへの使者を発する。
今回の騒動に関するすべての責任は、当主ピピンの責任であり、命をもって寛恕願う。また子爵家の領地の管理は、王家派閥に一時的に管理を任せ、当主エウリュアーレの後見を辺境伯家の三男ロズヴェータに依頼するとしたその書状は、事実上のマルレー子爵家の完全敗北を認めるものだった。
ロズヴェータ:新進気鋭の騎士隊長
称号:同期で二番目にやべー奴、三頭獣隊長、銀の獅子、七つ砦の陥陣営、遠征軍の旗頭
特技:毒耐性(弱)、火耐性(中)、薬草知識(低)、異種族友邦、悪名萌芽、山歩き、辺境伯の息子、兵站(初歩)、駆け出し領主、変装(初級)、遭遇戦、策略家
同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇
三頭獣隊長:騎士隊として社会的信用上昇
銀の獅子:国への貢献度から社会的信用度の上昇
遠征軍の旗頭:騎士としての信頼度上昇
毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。
火耐性(中):火事の中でも動きが鈍らない。火攻めに知見在り。
薬草知識(低):いくつかの健康に良い薬草がわかる。簡単な毒物を調合することができる。
異種族友邦:異種族の友好度上昇
悪名萌芽:行動に裏があるのではないかと疑われる。
山林歩き:山地及び森林内において行動が鈍らない。
辺境伯の息子:辺境伯での依頼で影響度上昇
陥陣営:連続で城塞を落とし続けている限り、味方の能力に強化効果。(連続10回)
兵站(初歩):兵站の用語が理解できる。
駆け出し領主:周囲から様々な助言を得ることが出来る。
変装(初級):周囲からのフォローを受ければ早々ばれることはない。
遭遇戦:臨機応変な戦いの経験がある。(1回)
策略家:他の騎士隊から戦術・戦略的助言を求められる。他の騎士隊に対して影響力上昇。ただし、警戒感を同時に抱かせる。
信頼:武官(+70)、文官(+42)、王家(+13)、辺境伯家(+39)+5
信頼度判定:
王家派閥:武官派閥から離れるの? よし、まさか断らないよね?
文官派閥:武官派閥から離れるの? よし、依頼しちゃおうかな!
武官派閥:まぁちょっと、距離を取ろうか。でも、心はこっちだよな?
辺境伯家:子爵家の進行を単独で足止めして、逆に子爵家の本拠地に乗り込んで、一人で子爵の首を取ってきた? うちの若様やっぱり最高なんじゃね!?
副題:ロズヴェータちゃん、マルレー子爵家の後見人になる。




