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プロローグ
綺麗な花から花へ華麗に舞う。
好きなものだけを選び、迷いなく舞う蝶。
あのころの私は、蝶に憧れていたのかもしれない。
欲しいものだけを手に入れて、余計なものに触れずに生きる。
そうできたら、きっと楽だろうと思った。
だから私は、タトゥーを彫ったのかもしれない。
どれだけ願っても、自分は蝶になれないと分かってしまっていたから。
現実には存在しないような、真紅の蝶々。
妖艶な赤を纏った蝶――Red Butterfly。
綺麗な花から花へ華麗に舞う。
好きなものだけを選び、迷いなく舞う蝶。
あのころの私は、蝶に憧れていたのかもしれない。
欲しいものだけを手に入れて、余計なものに触れずに生きる。
そうできたら、きっと楽だろうと思った。
だから私は、タトゥーを彫ったのかもしれない。
どれだけ願っても、自分は蝶になれないと分かってしまっていたから。
現実には存在しないような、真紅の蝶々。
妖艶な赤を纏った蝶――Red Butterfly。