パート4
「レイジ〜たーすけーて」
「だが、断る!」
てか何を助けるんだよ!確かにさラントから出て10分くらいだったあたりから森の雰囲気が変わったからさ魔物が出るかなって思ったけど、一切出てこないんだけど?!そんな状況で何から助け出すんだよ⁈
「もう〜暇なんだからいいじゃん!」
零蒔とレナウラがいるのはラントを囲う迷いの森を抜けた平原ではなく平原とは真反対の魔物の森にいた
えーと皆さん、今正直にいうと迷っています!
イヤーだってさ、爺さんが「ここの門から出てまっすぐ行けば王都に着くぞ」っていうからさまっすぐ歩いて来たらこれよ?真反対に来させられたよ?もう僕泣いちゃう!
「でも爺さんとここで修行していたからなんとなく平原への道覚えてるからなんとなく進んでいるけど全くひらけないな」
「お爺ちゃんがお茶目をしたってことはわかるけどここから平原ってだいぶ時間かかるね?」
レナウラが最もだ。ラント周辺を地図に取るとラントを迷いの森が囲いシッカの王都側が平原、テルミニア側が魔物の森となっている。
つまりは零蒔たちがラントから出てみたら魔物の森で、ここはテルミニアの領内にいるから平原は真反対にある。平原に戻るには、一度ラントに戻った方が早いんだけど。ここでラントに帰ってみろ。長老がにやにやしながら門で待ち構えてるに違いない。
「レナ、ダッシュしてどっちが早く平原に出られるか勝負しようぜ」
暇すぎて何か面白いゲームはないかと思い出した案がこれだ!平原にも早く出られるし楽しい時間になるというウィン-ウィンな遊びではないか?我ながら名案だぜ!
「お!それいいね!いいよ!絶対勝つからね」
「じゃあ、よーいドン!!!」
2人が初期運動でものすごくエネルギーを出したため、2人がいた位置には大きな窪みができていた
「ふぅ〜勝ったぜ!」
余裕の完封勝ちですな?最初の方は差など生じなかったが、少しずつ差がつき始め平原が見え始めた頃なんかレナが見えなかったからね。
「早いよぉ〜、レイジ!」
おっ、やっと来たか。のろまめ、、、。
「あー今私のことのろまとかおもったでしょ?」
えっ?なんだと?なんで心読めたの?そういえば春も琴音そんなことできたよね?てことは女子ってみんな男子の心読めちゃうの?やだ、怖い。
「イヤーナンノコトカナ」
いやーそれにしてもこんなに早く平原に出られるなんてもっと早くからしとけばよかったな。疲れるけど。
「平原に出られたしいいだろ?」
「何がいいのかわからないけど無理やり話をそらしたのはわかったよ」
なぜそんな無垢な目で見つめる!ヤバイ可愛い!…ヒッ!ごめんなさい。嘘じゃないけど嘘です!何この殺気⁈明らかに俺死ねみたいな感じだったよ!春の殺気とまんまだよ。再会したら殺されそうだなぁー。まぁ再会する時はもっと先だろうけど。
「…イジ、レイジ!!!何やってるの?王都が見えたよ!」
俺が王城にいるであろう春と琴音にお祈りを捧げている間にレナが見つけてくれたようだな。いやーレナがいてくれると旅が楽になるわ。レナはなんとしてでも守ろう!今後の旅に必要かと言われると必要ではないがな。
零蒔はレナウラをいつ切り離すか考えていた。切り離すだと語弊があるだろうか?どのタイミングでレナウラという人物を自分に殺意を向けさせるかが正しいだろうな。
零蒔はただ今後についてを永遠と思考を張り巡らせていた。




