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朝風呂。そして続き‥…

ーーチュンチュン。


「‥…ふぁっ」


小さなあくびをして俺は目を覚ました。

隣には二人の少女が昨夜の疲れからまだ寝息を立てている。

一番疲れたの俺なのに‥…

二人を起こさないようにベットから降りてお風呂の準備をする。

体がすごくベタベタし、匂いも気になった。

ゆっくり浸かろう‥…


俺はローブで、体を隠しながら共同の浴場へ向かった。


ーーーーー


「お、ラッキー」


浴場には誰もおらず貸し切り状態だ。

ゆっくり肩まで浸かり、お風呂を堪能する。


「はふぅ‥…」


気持ちの良さから声が漏れる。

シロはまだ眠っているし、新人も反応がない。

完全に一人だ。

一人になると考えてしまうのが、昨日の事

でも、もうやめにする。

振り返っても戻ってこないし

あれは一生俺が背負うものだ。

そう納得し考えるのをやめ、別の事に頭を切り替える。


新人の名前でも決めようか?

いつまでも新人なんて可哀想だし

俺は新人にだけむけ声をかけた。


(おきろー)


(‥…ンにゅ?)


寝ぼけた声が聞こえる。

こいつも寝てたのか。


(はい、好きな色は?)


(‥…色?‥…あ、赤?)


(ん、ならアカちゃんね。)


(‥…私‥…名前‥…んー‥…)


パタンと、声が途絶えた。

2度寝かよ。

今、絶賛ちょうきょーーん"っ

絶賛教育中の新人の名前はアカに決定です。

新しく出来た人格。

これは、俺が勇者をいつか殺すとき変わってもらおうとして作ったものだ。

結局、初めての時は間に合わなくて自分でとどめをさしたけどね。

というか魔術エディットの幅が広すぎる

人格つくるって何よ?

本来は、自分を複製し

思考速度をあげる魔法をベースにしたんだけど

それだとそいつと俺の境目が解らなくなり、狂っちゃうんじゃね?

と思い、自分の一部だけを複製し記憶の受け継ぎなしで独立させたらアカが出来ましたよ。

最初は人に対する憎しみしかないからあんな敵、敵言ってた

今は勇者以外の人と普通に会話出来るようになったよ!

まぁ、暫くは外に出しませんけど。

シロといるなさんいるし話し相手が増えると面倒だよね。

というわけで、調子のって作った幾つかの人格は教育係に任せ奥底に閉じ込めてる。

暫くは大人しくしててね。

ちゃんと出番はつくるから‥…多分。


「おはよぉ‥…あら、私達で貸し切り?」


「主人‥…勝手にいなくなっては困る‥…」


どうやら、二人とも起きてきたようだ。

結構長く入っていたので

俺は湯船から出て着替えようと脱衣場へ行こうとしたのだが


「あら、一緒に流しっこしましょ♪」


「うむ。それは名案だ」


あれぇー

両脇を固められ俺はシャワーの方へと連行される。

あ、これ昨夜の続き?

抵抗も虚しく

この日、朝一の浴場に少女の声が響き渡った。


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