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第15話 稽古を通して
レナ「……(ブンッ)」
ロイド「うっ」
体を捻ってなんとか母さんの攻撃をかわす。
ロイド「喰らえ!」
カウンターとばかりに木刀を振るうが……
――ヒラリ。
母さんが俺の攻撃を容易くかわす。
――ピタリ。
そして攻撃を外し隙だらけの俺の首に木刀が寸止めされる。
ロイド「……参った」
俺は敗北を認め、その場に倒れこんだ。
ルル「ほ~んと情けないわね」
稽古の様子を見ていたルルが言った。
ロイド「あまり近づくな。パンツが見えるぞ」
ルル「わざと見せてるのよ」
ルルがこれ見よがしにスカートの下のパンツを見せつける。
ルル「もし、あながママに勝てたら、尻でその顔面を踏んであげるわ」
ご褒美のつもり……なんだろうか?
正直、絶対に嫌だが……励まされるのは悪くない。
ロイド「母さん……もう一本お願いできるか?」
レナ「ええ、いいですよ」
俺がもう一度木刀を構え、母さんと対峙する。
ルル「私の尻でやる気を出すなんて、ロイドは変態のドMね!」
ルルが可笑しそうに笑う。
ロイド「もう、それでいいよ……」
笑顔なルルを見て、彼女が楽しそうならいいか。
……と、俺は反論する気を失った。




