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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第19章 少年の恋心編―前編―
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第15話 稽古を通して

レナ「……(ブンッ)」


ロイド「うっ」


 体を捻ってなんとか母さんの攻撃をかわす。


ロイド「喰らえ!」


 カウンターとばかりに木刀を振るうが……


 ――ヒラリ。


 母さんが俺の攻撃を容易くかわす。


 ――ピタリ。


 そして攻撃を外し隙だらけの俺の首に木刀が寸止めされる。


ロイド「……参った」


 俺は敗北を認め、その場に倒れこんだ。


ルル「ほ~んと情けないわね」


 稽古の様子を見ていたルルが言った。


ロイド「あまり近づくな。パンツが見えるぞ」


ルル「わざと見せてるのよ」


 ルルがこれ見よがしにスカートの下のパンツを見せつける。


ルル「もし、あながママに勝てたら、尻でその顔面を踏んであげるわ」


 ご褒美のつもり……なんだろうか?

 正直、絶対に嫌だが……励まされるのは悪くない。


ロイド「母さん……もう一本お願いできるか?」


レナ「ええ、いいですよ」


 俺がもう一度木刀を構え、母さんと対峙する。


ルル「私の尻でやる気を出すなんて、ロイドは変態のドMね!」


 ルルが可笑しそうに笑う。


ロイド「もう、それでいいよ……」


 笑顔なルルを見て、彼女が楽しそうならいいか。

 ……と、俺は反論する気を失った。

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