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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第16章 千年前の英雄編
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第14話 英雄の記憶を持つ少女④

ルナ「ごめんね。余計なお節介だったかもしれないけど……。ここ最近のベルちゃんは、とても辛そうに見えたから……」


 どうやら、アリスさんへのエスコートの件はただの口実で、本当の目的は私を元気づけることだったようです。


ベル「ルナ……ありがとうございます。ルナとミカとお出かけしたおかげで元気が出てきました」


 本当は元気は出ていませんでした。でも、ルナとミカが私を思ってくれたのが嬉しくて嘘をつきました。


ルナ「本当! 良かった!」


ミカ「喜ぶのはまだ早いよ、ルナお姉ちゃん。ベルお姉ちゃんの悩みを解決しないと」


 喜ぶルナと私を助けようとするミカ。


ベル「私の悩みですか……」


 ミカは英雄と呼ばれた千年前のベルクに憧れています。もし、千年前の記憶に苦しむ今のベルク――『私』を見たら凄くがっかりしてしまうに違いません。

 ……それは嫌でした。


ベル「悩みはその……恥ずかしいので言えません。代わりに私のお願いを聞いてもらってもいいですか?」


ミカ「もちろん。ねっ、ルナお姉ちゃん」


ルナ「うん。どんなお願いでも叶えてみせるよ!」


 二人が物凄いやる気を見せました。

 ミカとルナ。彼女たちと家族になれた私は本当に幸せ者です。


ベル「ふふ、二人ともありがとうございます」


 私が大好きな二人にお礼を言います。


ベル「それで私のお願いというのは……」


 そして、私は自身の願いを口に出しました。

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