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魔王様

ついにこの日がやってきた♪

やっとイベントやってきた♪

これで裏方作業からもおさらばだぜ


ユウです


ただいまイベント開始10分前となっております。

イベントは大体2時間で終わるらしいのだが2時間で終わるようなイベントではないので時間の進み具合が変わるのだろう


すごく楽しみです


で俺たちはパーティvsパーティにのみ出場することにした

理由はリン曰く


「対策されたらまずいじゃない」


とのこと

俺としてはわかっていても勝てないような理不尽がメンバーに3人ほどいるのだからバレても問題ないと思っているのだが、そのことは言わない


予選用の装備も作った

全員お揃いでチェーン一式ということにした

なぜチェーン一式なのかというと

自分たちのオッズをあげて金を稼ごうという魂胆だ


リンの中では自分たちが優勝するというどこから来るのかわからない自信と前提がある模様


本戦になればもちろん例のコスプレ装備の強化バージョンを着るらしい


その為俺とシンまでコスプレするハメになってしまった


くそっハメやがったなリン!


次あいつの家で料理を作るときはすべての料理にあいつの嫌いなピーマンを細かく刻んで入れてやろう…


ちなみに俺のコスプレは主夫

私服にエプロンという恥ずかしいものだ

シンは白衣なのでまだマシだろう


やっぱりニンジンも追加だな

ピーマンのニンジン詰めなんてどうだろうか


もうこうなったら武器をフライパンにするか


イベント開始5分前。ギリギリでパーティが集合した


「ごめん遅れた。ちょっと用事がありまして」


「ごめんー。本読んでたら遅れましたー」


「ちょっと遅いんじゃない、リンもマイも」


「拙者素材を集めていた為に遅れたでござる」


「ごめん。錬金術師ギルド仕事が溜まってて納期がギリギリなところにさらに注文が来て間に合わないっていうから手伝ってたんだよ」


「錬金術師ギルドってブラックなのか?」


「低賃金の代わりにでスキルレベルを効率よく上げれるお仕事です。週7勤労、サービス残業は当たり前。出来が悪ければ自分でアイテム買取しなければいけない完璧を求められる仕事ですね。

こういう仕事って燃えないか?」


「お前がMってのがはっきりわかったよ」

「完全なるブラック」

「黒だな」

「黒か白かどちらかといえば真っ黒」


「いい職場なんだけどね」


「社畜かよ」


「食う寝る遊ぶは最低限でお仕事三昧。楽しいです」


「お前…大丈夫か?」


「大丈夫だ、問題ない」


「問題しかないんだよなぁ」





時間が来たようだ



目の前に

『イベントに参加しますか?』

『イエス』『ノー』

と表示されている


もちろん『イエス』を選択


選択した途端目の前が白い光に包まれた


白い光が収まるとパーティ全員が揃っているのが確認できた


周りを見渡すと様々な人がいるのが確認できる


ここはでかいコロシアムの中らしい出口は後ろに門らしきところがあるからそこでいいのだろう。

門らしきところには見張りのような人が立っている。


しばらくすると空中に映像が映し出された


『「アーアーマイクテスマイクテス。よし問題はないようだな」』


映し出されたのはかなり怖めの顔でタキシードを着ている男だった


『「あ、魔王様。準備ができましたのでどうぞ」

「え、マジー?オッケー。」』


そう言ってさっきの男が移動すると今度は頭に立派なツノがついたナイスバディな女性が映し出された


『「えーと、私が魔王です。じゃあ早速だけど今回のイベント?について説明するね。

えっとまず時間のことなんだけど1vs1で2日3vs3で2日パーティvsパーティで2日かけて行い最後に受賞式をやるから計7日か。そんな日程で進める予定になってたと思う。あとそんだけ時間を加速させてるからそこんとこよろしく。後ろの出口から出ると私の城下町に出るからそこの宿を使うといいよ。あと時間を進めてる関係で町の外には出られないよ。あとこの町では物資が不足してるからあなたたちに売るアイテムはないね。そこんとこわかってくれたら後ろの出口から出て行ってね。

受付はコロシアムの入り口にあるからそこで受付して。以上っ終了」』


随分とテキトーな口調だなと少しの間唖然としていた


その間にもプレイヤー達は出口から城下町へ出て行く



『「セバスチャーン。疲れたんだけどー。オレンジジュースー。」「はい、ただいま」

「あとこれもう外していいよね」

「えっその魔王のツノ飾りを外してしまわれるのですか…」

「いいでしょ別に」』


あっそのツノ、カチューシャだったんですね


ふと後ろを向くと門番の人が電話でどこかに連絡を取っている


『「セバスチャン早くしてー」「魔王様どうやら通信が切れていなかったようです」

「うっそやん。やばー」』


映像はそこで消えた


やはり門番の方がセバスチャンに連絡したらしい


見るものもなくなったので出口から城下町に出た




城下町ってでかいなぁ



そんなことを灰色の空の下で考えながら俺らは宿屋を探し始めた

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