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第7話 『辿り着いた真理』

内戦が終結して、歳月は流れ。


国王が死に、王国は議会制民主主義国家へと生まれ変わりました。


初代首相には諸侯をまとめ上げて前王を追い詰めた、赤毛の娘が就任。

家督を継いだ彼女はその辣腕を振るい、人の国に繁栄をもたらしました。

もっとも、一介の田舎娘に過ぎなかった新首相が盤石な体制を築けたのは、世界最強と名高き勇者の武力によって政敵を黙らせたことによるところも大きい。


要するに、困ったことがあると、人の国の将軍となった勇者に丸投げするのだ。


「お呼びですか」

「よく来てくれました。折り入って、将軍である勇者様に頼みがあるのです」


執務室に呼び付けた勇者に、今日も今日とて首相は懸案事項を話します。


「どうも近頃、魔族の残党が集結しているらしいのです」

「魔族の残党が?」

「はい。その真偽を確かめる為に、勇者様の部下をその地に送って頂けませんか?」

「偵察なら、自分1人でも……」

「勇者様は魔族に恨まれていますので、それは得策ではありません」


勇者が自ら赴こうとするものの、すぐに却下されてしまった。

魔王を倒し、魔族を弱体化させた張本人である勇者は偵察には向かない。


「どうもそこは犯罪の温床となっているらしく、現地には野盗や盗賊といった悪人も魔族の新国家で暮らしているようなので、彼らに紛れ、部下に偵察させてください」

「わかりました」


犯罪の温床。

どうもきな臭くなってきた。

悪人に紛れるとなると、当然危険が伴うだろう。

将軍として人の国の軍隊を管理する勇者は、偵察に向かわせる人選に頭を悩ませていた。

一応、極秘任務なので、信頼に足る人材が適切だろう。

自らの執務室に篭り、熟考していると。


「ボクが行こうか?」


魔剣から本来の姿へと戻り、勇者に背後から抱きつきながら、提案する魔王。

首筋に柔らかな感触が伝わるが、いちいち反応することなく、事務的に却下。


「お前を自由にさせるわけにはいかない」

「ボクと離れるのが寂しいの?」

「違う。保安上の配慮だ」


魔剣として傍に置いているからこそ、世界を守ることが出来る。

勇者の目が届かぬところに魔王を差し向けるのは多大な危険が伴う。

しかも魔族の残党が集まる土地に向かわせるなど、下策の極み。

魔族の新国家に君臨して、再び世界を支配するつもりかも知れない。


とはいえ、それはただの懸念であり、本当にそうなるとは思えない。

その証拠に、魔王はニヤニヤして。


「もちろん、冗談さ。ボクが君の傍を離れるわけないだろう?」


どんな理由であれ、勇者が行くなと言ってくれたのが嬉しくて、魔王はほっぺを擦り付けてきた。

からかわれた勇者は憮然としつつ、さてどうしたものかと考えていると。


「それじゃあ、あの子に任せる?」


魔王が手を打ち鳴らすと、甲冑を身に纏った、1人の騎士が勇者の執務室へと現れた。


この騎士は、勇者の部下の中でも信頼に足る人材だった。

常にフルフェイスの兜とフルプレートの鎧を着込み、素顔は見たことがない。

背はそれほど高くなく、口数は少なくて、寡黙で従順な騎士。

勇者が何かを頼むと、物言わず会釈を返して、必ず遂行してくれる。

呼べばすぐに現れて、失敗は皆無。

いかに王国広しと言えども、これだけ優秀な騎士は他にはいるまい。


ついでに魔王からの信頼も厚いらしく、この騎士の前でだけ、魔剣に戻ることなく本来の姿のまま。

呼び出しに応じた騎士の兜を撫で撫でして、親しげに労をねぎらった。


「よく来てくれたね。偉い偉い」


まるでペットのような扱いにも騎士は文句ひとつ言わずに、一礼するだけ。

そして勇者の前に跪いて、命令を待つ。


「魔族の残党が集結している現地に向かって貰い、偵察を任せたいのだが……」


しかし、勇者は迷っていた。

なにせ、危険な任務だ。

それに、何よりも心配なのが。


「その鎧姿では色々と目立つだろう。お前が現地で怪しまれないか、心配だ」


素直に心中を伝えると、兜が僅かに傾き、小首を傾げる仕草をする騎士。

そして魔王が腹を抱えて笑い転げた。


「何言ってんだよ勇者くん! 現地では鎧は脱ぐに決まってるじゃないか!」

「い、いや、しかし……脱げるのか?」

「当たり前だろ! 本当に馬鹿だなぁ」


だって、脱いだところを見たことないし。

てっきり何か深い訳があって、任務中は鎧を脱げないのかと思ったら、問題なく脱げるとのこと。

しかし、馬鹿呼ばわりは酷い。

おまけに寡黙な騎士までも肩を震わせて。


「……ぷっ」


堪えきれずに吹き出した。

魔王と騎士に笑われて、ショックだ。

少々落ち込んでいると、騎士は落ち着きを取り戻して、深々と頭を下げ、非礼を詫びてきた。


「気にするな。今のはこちらに非があった。鎧を脱げるならば現地の住民に紛れることも可能だろう。よろしく頼む」


今度ばかりは自分が悪い。

謝るのはこちらの方だと口にしつつ、命令を伝えた。

騎士はまた一礼して受諾し、退室。


「いつまで笑っている」


未だに笑っている魔王を嗜める。

すると、目尻に浮かんだ涙を拭う仕草。

泣くほど笑うなと思いつつ、ふと気づく。


「どうした魔王。何故泣いている?」


笑いながら、魔王は涙を流していた。

てっきり笑い泣きかと思ったが、違う。

ポロポロと頬を伝う涙が、止まらない。


「やっぱりボクが現地に行こうか?」


泣きながら再びそんな提案をする魔王。

今更何を言ってるんだと言おうとすると。


「ああ、気にしないで。君があの子に任せたなら、君の判断を尊重するよ」


意味深な魔王の言葉。

言い知れない不安がよぎり、尋ねる。


「危険だと思うか?」

「そんなことはわかってるだろう?」

「だったらやはり、俺が直接……」

「優しい君に、魔族の残党を問答無用で皆殺しにする覚悟がある?」


涙に濡れた赤い瞳で覚悟を問う。

勇者は狼狽えて。


「み、皆殺しって、今回の任務は偵察だけで、そんなことをする必要はないだろう? 何を言ってるんだ」


魔王は答えない。

覚悟がない勇者の声は知らんぷり。

無視をして残る選択肢の結末を語る。


「ちなみに臆病風に吹かれてボクを偵察に向かわせていたら、君の懸念通り、魔族を率いてこの国を攻め滅ぼしていた」


要するに、選択肢はないらしい。


「いずれにせよ、きっと君は後悔する」

「ど、どうしたらいいんだ……?」

「どうにも出来ない」


でもねと、魔王は続ける。


「どんな結末であれ、ボクだけは最後まで、君の傍に居てあげる」


だから安心して、と。

まったく安心できない約束をして。

かつてない不安に苛まれる勇者に。


数日後、凶報が届いた。


「ああ、勇者様、どうしましょう!?」


勇者を呼びつけた赤毛の首相が、心底困った様子で、オロオロ。

男の庇護欲を唆る、露骨な仕草に構うことなく、本題を促した。


「どうなさったのですか?」

「実は、魔族の新国家から書状が届きまして……」

「書状?」

「はい。それと一緒に、遺体も」


ゾッと、背筋が凍る。

心拍数が急上昇して、指先が痺れる。

息が上手く出来ず、一瞬で唇が乾く。


遺体。

それは不吉だ。

聞くのが怖い。


それでも聞かなくてはならない。

勇者にはその義務があった。

選択して、命令した、責任があった。


「遺体とは……?」

「勇者様が偵察任務に選んだ騎士です」


ああ、やっぱり。

わかっていた。

わかっていたのに、何も出来なかった。


不安が的中して、呆然と立ち竦む勇者の前に、遺体が運ばれる。

任務中の殉職である為、敬意を示す為に人の国の国旗で包まれていた。

首相は将軍に確認して貰う為に、その国旗を静かにめくる。


とはいえ、勇者は騎士の顔を見たことがない。

見たことがない、筈なのに。

露わとなったその顔立ちには見覚えがあった。


「ああ……! そんなっ!?」


それは、昔見た幼子。

路地裏でスリを働いていた、盗人。

いつの間にここまで成長したのか。

あれから何年経ったのか。

歳月を数える暇などなかった。

どうやら10年程度経っていたらしい。

すっかり大人になっていた。

それに伴い、身体も成長しており。


「まさか勇者様が敵地に女性の騎士を派遣するとは思いませんでした……」

「ッ!?」


責めるような口調。

首相は騎士を女性だと言う。

それを裏付けるように、国旗に覆われた身体には確かに起伏が確認できた。


「敵に捕まり、拷問されたらしく、身体は酷い有様です。見ない方がよろしいかと。歴戦の勇者様ともあろう方がこうなることを想定していなかったのですか?」


失望を隠さず、勇者を責める首相。

そもそも、偵察を勇者に頼み込んだ本人であるのに関わらず、最悪の事態には我関せずで犠牲者が出たことへの責任を勇者だけに背負わせるその保守的な姿勢は、まさに政治家向きと言えます。

そんな悪女に詰られても、勇者には反論することすら出来ません。


知らなかった。

知らなかったんだ!

顔も見たことがなく。

声すら聞いたことがない。

てっきり男だと思っていた。

女だと知っていれば任せなかった。


なんて可哀想なことを。

全部、自分のせいだ。

俺が判断をして、俺が命じた。


全て、俺の責任だ。


「遺体に貼り付けられた書状には、新たな魔族の国から我々の国に対する戦線布告と、そして前王の娘のサインが」


遺体の前に跪き、打ちひしがれている勇者に、元王女のサインを見せる首相。

それを見た瞬間、火が灯った。


「どうやら、前王を殺した勇者様に復讐するべく、前王女は魔族にその身を売ったらしいです。そして勇者様の部下を殺し、戦線布告した」


要するに、これは私怨だと。

個人的な争いに国を巻き込むなと。

保守的な首相は勇者自ら対処しろと無茶振りをしてきた。


それは、勇者として、是非もない。


「自分がケリをつけます」


今度こそケジメをつける。

前王を殺したのは、魔王だった。

ならば、今度こそ、俺が。


騎士を殺した王女を、殺してやる。


魔剣を抜き、執務室の窓へ向かう。

それを開け放ち、風の魔法で浮上。

まんまと勇者を焚きつけた首相が、出陣する最高戦力を見送る。


「御武運をお祈りしてますわ」


嘲るようなその祈願など耳に入らず、勇者は黙して魔族の新国家へと向かう。

風の魔法で飛行を続けながら、悲しげな魔王の声が脳内に響いた。


《あの子は路地裏で施しを受けてからずっと君を慕っていたんだよ。君が迫害されている時、遠征中に宿所の窓が投石で割られていれば部屋を掃除していたし、シーツも干して帰りを待った。帰ってきた君が投石で怪我をした際に手当てをしてくれたのも、あの子だった。そして内戦が集結してから将軍となった君に忠誠を誓い、騎士として尽くしてきた》


全て、思い当たることばかりだった。

気づけば、勇者は泣いていた。

泣きながら飛行を続ける勇者に、魔王は自らの所感を交えて話を続ける。


《勇者くんを愛するボクとしては、君を慕う女の子なんて本来ならば敵でしかないんだけど、あの子だけは別だった。ボクが意地悪して本来の姿で忠告しても、あの子は怯むことなく、ただ勇者くんの役に立ちたいと、それだけを望んでいた。決して顔を見せずに、声も出さず、女としてではなく、ただ純粋に騎士として勇者くんに仕えていた。もちろん、時には切ない夜も過ごしただろう。それでもあの子は、君に正体を明かすことなく、あくまで騎士として勇者くんを助けることに、幸福を感じていた》


涙が止まらない。

本当に、忠義に厚い騎士だった。

その功績を讃える魔王の声も、湿っている。


《ボクは魔王であり、悪の権化だけど、真の正義には敬意を払う。初めこそ利用しようとしていたけど、あの子は本物だった。君や、死んだ騎士の女の子のような者は、美しい。美しいものは好きだ。だから、ボクは今、少なからず怒っている。悲しいし、哀しい。あの子となら2人で勇者くんを愛することも悪くないと思っていた。だけど、あの子は死んでしまった。人は弱くて、儚い。本当に、儚くて、切ないね。だから君さえ良ければ、今回もボクの手で……》


その申し出は、断じて受け入れられない。


「今回は、俺が殺る」


それが勇者の覚悟。

覚悟さえ見せれば、魔王はとやかく言わない。

それっきり黙り、そしてすぐに、魔族の新国家へと辿り着いた。


新国家と言っても、規模は小さな町程度。

上空から睥睨して、無造作に火球を生み出し、それを放った。


轟音が響き、悲鳴があがる。

中心部は狙わない。

外周に沿って炎でとり囲み、逃げ場をなくす。


包囲網を作り上げた後、雷を落とす。

稲妻は正確に魔族を撃ち抜いた。

次々と倒れる住民。

中には人の姿もあった。

どいつもこいつも、同罪だ。

俺の大切な騎士を殺しやがった。

だったら1人残らず、皆殺しだ。


あらかた始末を終えて、中心部に降り立つ。

そこには一際大きな住居が門を構えており。

恐る恐る外の様子を伺う女と、目が合った。


「ひっ」


瞬間、扉が閉じられた。

しかし、確かに見た。

あの下品な金髪碧眼。

間違いなく、前王の娘。

王都から逃げ延びて、生きていた。


扉を蹴破り、部屋に入る。

中には豚の頭部の魔人が居た。

その肥えた巨大に隠れる前王女。


どうやら前王女は、豚と結婚したらしい。


「た、助けてあなたっ!?」

「ブヒィィィイイイイッ!!!!」


豚魔人が襲ってきた。

勇者は慌てず魔剣を一閃。

分厚い脂肪を切り裂き、一刀両断。

あっけなく、豚は死んだ。


「そ、そんな……!」


豚の血を浴びて呆然とする王女。

それからキッと睨んで、勇者に怒鳴る。


「な、何しに来たのよ!?」

「復讐だ」


細腕を切り飛ばす。


「きゃああああああっ!?!!」


肘から先を失い、絶叫する王女。

もう片腕は肩口から切り落とした。


「がっ……ど、どうして、こんな……」

「先に俺の騎士を殺したのはそっちだろう」


大量の血液を失い、失血性ショックに陥る前に、その罪を断じた。

しかし、虚ろな目をしていた王女は、とぼけた。


「な、なんのこと……? 私はあんたの部下に、書状を持たせただけ……」


何を言っている。

言っている意味がわからない。

勇者はグッタリしている前の王女に尋ねた。


「届いたのは部下の遺体と戦線布告が記された書状だった。お前が書いたのではないのか?」

「違っ……私はただ、敵対するつもりはないって、あんたの騎士に……」

「国王を殺した俺を恨んでいたんじゃないのか!?」

「お父様を殺したことは、恨んでるけど……それでも世界最強の勇者に戦線布告するほど、馬鹿じゃない、わよ……」


愕然とする。

確かにこの女は身の危険を察すると真っ先に逃げ出すような王女だった。

その上、豚の魔人の妻になってまでも生き延びようとしていた。

つまり、わざわざ勇者と敵対するわけがないのだ。

傷口からは鮮血が止まらず、その命が失われる、その間際、確かに聞いた。


「今、まで……ごめん、なさい……」


これまでの勇者に対する振る舞いを詫びて、元王女は、死んだ。

殺したのは、勇者だ。

しかも、冤罪だったらしい。


では、騎士を殺した真犯人とは。


《もちろん、人の国の首相さ》


燃え盛る魔族の街の悲鳴はもう聞こえない。

真相を語る魔王の声だけが、勇者の脳内に響いた。


《人にとって生き残った魔族は脅威だ。しかも追い出した王女がそこで暮らしているなら、尚のこと。今は小さな町だけど、数を増やせば必ず報復にやってくる。後顧の憂を断つ為に、勇者である君を利用して滅ぼしたんだ》


魔族は人の敵。

残党に過ぎず、今は力を持たない。

しかし、ゆくゆくは脅威となる。

その為に、勇者をけしかけた。


それが人の理屈。

人の正義。

人の正しさ。


もちろん、勇者は認めない。

力を持たない弱者を根絶やしにすることは信条に反する。

だからお抱えの騎士の死を演じた。


あまりに身勝手。

あまりに酷い。

死んだ騎士も、殺した魔族も、浮かばれない。


《ボクに任せてくれていれば、真っ先に人の国を滅ぼしただろう。だが、事が起こる前に君がそれを許すとは思えない》


それは結果論。

魔王を解き放てば、人の国が滅ぶだけで済んだ。

騎士も死なす、魔族も生き残った。


しかし、勇者はそれを許さない。

騎士もまた、勇者と共に戦っただろう。

栓なきことだが、勇者は人の国を守るべく魔王が率いる魔族を屠り、騎士はやはりその途中で戦死していたのかも知れない。


詰まる所、結局。


「いずれにせよ……破滅、か」


勇者は正しさの果てに現実を知った。

正義とはただの理想。

利用されて魔族を滅ぼした勇者には、憎しみが残った。


ケジメ。

そう、ケジメをつけなければならない。

人の正義は捨てて。

正しいことをするのだ。


《君が望む通りにするといい》


決意を固めた勇者を後押しする魔王。


《この世界は、君のものだ》


だから好きにしろと言う。

それが真理。

それが正しさだと。


「俺は、人を……世界を、滅ぼす」


人は、正しくない。

魔族も、正しくない。

魔族は滅ぼした。

次は、人の番だ。


何故ならば。


《君以外に正しい存在なんて、いない》


それが答え。

それこそが、勇者の本質。

勇者以外は、悪。


この俺以外の存在は、すべからず悪。


「いくぞ、魔王」


《仰せのままに、勇者くん》


勇者は出撃する。

風の魔法で浮上した際、捲き起こる突風で、燃え盛る魔族の町が吹き飛んだ。


人は存在そのものが悪でした。

正しさとは、悪の殲滅。

つまり、人を滅ぼすことです。

それを理解した勇者は、火の粉を舞わせて、人の国に向かいました。

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