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初めての異世界生活は無人島から  作者: MOZ
第2章 無人島開拓
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異世界生活 20日目 part2

何度かに2話連続投稿しすぎたせいでストックがなくなり話を考えるのも少し迷走してきました。ちょっと今後の展開のことを考えたら1日休んで考えたほうがいいと思ったので明日はお休みします。

ポーション(極小)・なんとかポーションと呼べる代物。回復量などは本来のものよりかなり劣るが量でなんとかカバーできる。


やったああああ!ついにできた!ポーションだぁぁ!早速使うか。それなりに量もあるし先に子狼の方に使うか。傷口に直接かけてやった後に無理のない程度を飲ませてやろう。


飲めたかな?まだ怪我が酷かったからまだ横になっているな。これ以上はできることないし俺も治療するか。俺の傷がどんな加減かまだ見てないし一回鎧脱いで見てみるか。



……青アザだらけだな。動くと痛いしこれって折れているよな?オークの石斧受け止めたから肩と腕と肋骨のあたりがものすごく痛い。見た感じヒビが入るくらいでなんとかなっているのかな?


とりあえず今までできたポーションも傷薬も全部飲むか。何リットルあるだろ…まあ『食いだめ』で水分として貯蓄されるからなんとかなるだろうけど。後魔法もかけておくか。『自然治癒』もあるし治癒能力あげる魔法も合わせて使えば早く良くなるかな。


「【ラール】」


さてとこの後どうしようかな。看病した方がいいんだろうけど何していいかわからないしな。とりあえず引き続きポーション作るか。沸騰させないでゆっくり煮出したら完成度上がったから次はもう少し低い温度にしてみるか。


それにしてもこの怪我もどうにかしない限り戦えないな。そうなると下手にここから出るのも厳しいしこの先どうしようか。戦えないんじゃあ内職続けるしかないな。


うーん無茶するもんじゃあないな。そういえばこれ治るまで一体何日かかるんだろ。地球にいた頃なら一ヶ月くらい?いや若いから2週間もあればいけるかな。こっちならポーションなんかもあるしもう少し短縮できるだろうし1週間くらいかな?


1週間…こっちなら3日半か……『食いだめ』で貯蓄はあるけどなくなったらどうしよ。向こうから持ってきた食料もあるけどそんなに量はないぞ。『隠密』使って戻ればなんとかなるかな?



ポーション2回目も成功だな。品質は微小か。まあ安定して作れるようになったということはいいかな。さてとこのポーション冷ましたらまた子狼に使ってやるか


ん…起きたぞ!プルプル震えているけどちゃんと立っているな。こっち見ているな。…超かわいい。白くてモフモフしているな。


「グルルルルル」


あ、威嚇している。けどかわいいな。ずっと威嚇しているぞ。そんな姿もかわいい。たまらんなぁ、モフモフしたい。


「ほーらほらほら。もう大丈夫だぞぉ。威嚇してないでそこに置いといた薬草入り肉食べな。」


あ、だめだ、威嚇に夢中で餌に気がつかないな。どうするか。あ、気がついたな。見ているけど食べない。どうすっかなぁ…洞穴の中に隠れてみるか。


洞穴に隠れたけどこれで警戒解いて食べてくれるかなぁ…気になるからこっそり覗いてみるか。あ、匂い嗅いでいる。そのまま食べてくれよ。周囲警戒しているな。キョロキョロするのもかわいい。


あ、食べたぞ。おお、いい食いっぷりだな。ずっと飯食ってなかったのかな?狼の魔物なんて見たことないし夜のうちに逸れてここに取り残された可能性が高いな。


できれば飼いたいけどやっぱり親元に行くのが一番だろうな。でも親がいない可能性もあるか。もし親がいたらあの周辺で狼がいたはずだしな。もしくは捨てられたか。


全部食べ終わったみたいだな。食べたら寝始めたぞ。警戒心が強いのか弱いのかよくわからんやつだな。寝ている間にまた傷の手当でもしておくか。いや触ったらさすがに起きるか。


うわぁ傷の手当てをしているのに起きないのか。もふもふしても全然起きない。俺食事に睡眠効果のある薬草混ぜたっけ?まあいいや今のうちに手当てするか。この辺に傷があったよな。


あれ?傷がないぞ?しかも身体中の怪我も治っているな。どういうことだ?もしかして魔道書の魔力の効果か?それにしては効きすぎだろ。元々の治癒能力が高いのかな?


看病は終わったし、魔道書でも読むか。魔道書が近くにあればあるほどいいし隣で魔道書読むか。



相変わらずこの魔道書は読めない文字が多いな。けど読める文字もあるんだよな。ということはこの魔道書は複数の国の言語で書かれているってことだよな。ということは他の国に行かない限り読めないってことか。


め、めんどくさ。こんな魔道書が他にもまだまだあるんだよな。読めないなら集める必要もないんじゃね?


魔道書の魔力が使えるのは魔物だけ。俺は魔道書の魔力をポーションみたいに魔力を含ませるアイテムに使うだけだから2〜3冊もあれば十分だしな。下手に手を出しても魔道書持ちの魔物は強いしこの先戦うだけ損か。


それよりもこうして拠点を作って無人島でゆっくり暮らせればいいな。あれ?もしかして俺って下手に戦う執拗ないんじゃないのか?異世界に来たら強くならなきゃみたいな考えがあったけどそんな必要も…ないな。


この先も街に時々転送してくれるんだしその時足らない物を買ってそれ以外はこの無人島でゆったりと暮らす。それでいいんじゃないのか?別にこの無人島脱出する必要もないな。もしかしたら俺って未だに社畜根性ついているからゆっくりするという考えができなかったのかもしれないな。


この島ではゴブリンもオークも倒せるんだし現状維持で問題ないか。時々食料集めでオーク倒せばいいんだろ?これってもう楽勝じゃんか。


初めてこの無人島きた時は生きるために島を探索して戦うことが必要だった。けどもうその必要もない。だって住むところも食料もある。あとはゆっくり本でも読みながら暮らせばいいんじゃないか。


そう思ったら急にホッとしたな。今までずっと緊張しっぱなしだったのかもな。そう思ったら眠気が急に来たな。昼寝でもするか。あれ?『爆睡』で寝たのに眠気が来るのか?………






あれ?ここって…


『久しぶりじゃの。元気にしとったか?』


「お、爺さんじゃねえか久しぶりだな。前にあったのは転移する前の時だから5日前か?」


『ふぉっふぉっふぉ。そのくらいかのぉ。元気そうでなによりじゃ。』


「…元気そうで何よりっていうような表情じゃないぜ爺さん。それに俺は『爆睡』で寝たから昼寝をするはずはないんだけどな。」


こんな爺さんの表情見るの初めてだな。いつもにこやかに笑っていたのに今日は真面目な顔って感じだ。むしろ少し怖くもあるな。


『ふむ…まあ確かにそうじゃな。ちょっとした呼び出しじゃよ。ほれこの前街から戻ってきた時一緒にアイテム持ってきたじゃろ?あれに関してじゃ。』


「ああ、そうだな。けどタイミングが良すぎだぞ爺さん。あれわざとだろ?」


あんなグットタイミングで転送させたのにたまたまなんて言わせないぞ爺さんめ。


『そうじゃな…まあ確かにあれはわざとじゃ。じゃがあのアイテムは役に立っとるじゃろ?』


「まあね。あのアイテムのおかげでだいぶ楽になったよ。ただあの商人はあれ取られて大丈夫なのか?」


『お主が気にする必要はない。あの男にはちゃんと褒美を渡した。』


ふーんそうか。一応気にはなっていたけどこの無人島に来たら俺にはどうしようもないしもう忘れたけどな。


「ふーん…そうか。じゃあもう話はこれで終わりでいいのかな?」


『…ふぉっふぉっふぉ。嫌な小僧じゃ。そんなことじゃないとわかっておるのに。』


いやいや、あんたがごまかしたんだろ。


『……この無人島はもうつまらんか?』


「いや?そんなことはないぞ。これからはゆったり暮らそうと思っているだけだよ。」


なんだよその淋しそうな表情は。俺に何をして欲しいんだよこの神様は。だって戦えるようにはなったけどそれは戦えるだけであって必ず勝てるわけじゃないんだ。俺だってもう死にたくはない。


『わしはのぉ。お主に冒険してもらいたいのじゃ。お主と初めて会った時はなんとも思わんかった。じゃがお主がこの無人島で暮らすのを見てわしはお主という男の人生を見たいと思ったのじゃ。』


「だったら別に俺のゆっくりする人生だっていいじゃんかよ。何がいけないんだ?」


『……だってのんびりするだけなんてつまらんもん』


もんって…このジジイ。かわいくも何ともないぞ。むしろ腹たつわ。


「んなこと言ってもなぁ。もうこの無人島を探索する理由ないしな。」


『魔道書があるじゃろ。』


「いや…あれ読めないし」


『魔道書が簡単に読めたらつまらんじゃろ。』


「使えないものに命かける気も起きないしな。」


あ、悩んじゃった。まあこんな何もない真っ白な空間にいるだけだと暇なんだろうな。それで丁度いい暇つぶしに俺を選んだわけか。


『こ、この島には他にもいろいろな種類の魔物がおるぞ。』


「マジでか。余計危ないから拠点に引きこもらないとな。」


『ぐっ……。こ、この島の鉱山には様々な宝石が…』


「宝石に別に興味ないしな。」


あ、他にいいのが思い浮かばないのか。焦ってる焦ってる。こんな爺さん初めて見たからなんだか楽しいな。


『お、温泉があるぞ。』


お、初めてグッときたな。温泉は気持ちいいからなぁ。学生時代にいろんな温泉行ったっけ。働き始めてからもスーパー銭湯には行っていたな。けど


「温泉は好きだけど命はかけたくない。それにあるのってあの遠くの山だろ?行くの面倒。」


『だ、だったら。え、えーと…』


「はっはっは。諦めろジジイ!もう俺はゆったり暮らすと決意したのだ!」


『ぐ…他に何か…。あの山の付近にはうまいものがいろいろと…』


いやいやどんだけ食いしん坊だよ。どこの美○屋だよ。


『肉に魚に野菜に米に…』


「え?米?」


しまった!つい口に…あ、ジジイがほくそ笑んでやがる。


『ふぉっふぉっふぉ。いかにも。あの山の麓には米がある。』


「…米くらい。いずれ街に行った時に手に入る。」


『確かにあるのぉ。しかしこの世界の米はタイ米に似た米じゃからあまり美味しくはないぞ?地域によっては粉にしなければ食べない程のもある。』


地球で米が美味いのは日本人が米をこよなく愛したからだもんな。品種改良しないと美味しくなんかない。


『それに比べこの無人島の米は最上級コシヒカリに匹敵する!』


「ちょっと待て!なんでそんなもんがあるんだよ!」


『……今品種変えた。』


おいこのジジイ。なんでもありかよ。


『というわけじゃ。米が欲しくば強くなれ!』


「こ、米くらいじゃやる気出ないし。米に命かけらんないし。」


嘘です。米になら命かけられそうです。だって日本人だもの。米大好きだもの。


『最上級の卵を産む鳥もおるぞ。それを合わせれば卵かけ御飯も。』


「こ、このクソジジイ!」


『ふぉっふぉっふぉ。では頑張るのじゃ…』


あ、あのクソジジイ覚えていろよ!次会ったらただじゃおかねえ!

しかしこれで無人島探索の理由ができちゃったな。じゃあ頑張って強くなって卵かけ御飯を食べられるようになるか。

あ、どこかで醤油も手に入れないとな。




前回の戦いのせいでアッキー意外とボロボロです。数日は戦闘することができないでしょう。なので少しゆっくりと内職に入る予定です。


そして久々の神様です。まあアッキーの無人島開拓の目的がなくなったので暇つぶしに見ていた神も焦ったようです。

まあ異世界きたからといって強くなる必要ないですしね。そこで餌に使ったのは米です。今こんなに日本の米が美味しいのは先人たちのおかげです。品種改良しないと美味しくなんてないです。外国米はちょっとね…


まあそれに命かけられるかって言ったらどうかと思うけど、見つけない限りこの先一生米が食べられないんじゃ作者は米のために命かけられそうです。

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