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初めての異世界生活は無人島から  作者: MOZ
第1章 初めての異世界無人島生活
21/43

異世界生活 15日目午後part5

昨日は約束通りブックマーク5件以下だったので休みました。5件まで行ったのを見たときは冷や汗かきましたね。


今日はいろいろ投稿しました。一件は本編、そしてもう一つは現在の実績およびステータスなどです。プロローグを除けば丁度20話なのでこの機会に一度あげました。こうでもしないと作者本人も忘れてしまいそうなので。笑


そしてもう一つ、短編を一本書きました。この話に関係はないんですが書きたくなったので書いちゃいました。そちらもぜひとも読んでみてください。話の感じはこれとまるで違います。

ゴブリンとオークを華麗に倒して見せたアッキーです。最弱呼ばわりされていたけど案外俺って強えんじゃね?


ゴブリンは剝ぎ取る部位がないんだけどオークは剥ぎ取り可能らしいです。まあカイルが燃やしたせいで剥ぎ取りしても価値がないらしいので捨てていくけど。


「先に進もう。今回の目的はこいつらじゃないからな。それからカイルはもうこんな真似はしないように。」


あ、カイルのやつ全員からジト目で見られている。まあしょうがないな。俺に助けを求めるような視線を送っているけどここは無視しておこう。




先をどんどん進んでいくがこの森にもゴブリンは多いらしい。さっきから何体も出くわしている。そのおかげでゲインの剣さばきも見られたし、ルーさんの華麗な弓術も見ることができた。しかし一番の収穫はケンネルの戦い方だろう。


ケンネルは自身も戦いに参加しているが、いつでも仲間の状況や周囲の状況を把握するように立ち回っている。パーティーには必ず必要な司令塔だな。


無人島に帰れば戦いは常に一人だ。だからゲインの様に一人で敵をなぎ倒す力は欲しい。しかし無人島は未だ未開の土地が多い。強くなっても勝てない様な相手も多くいるだろう。そういった敵の接近をいち早く知るためにはケンネルの様な常に周囲を警戒しつつ戦う方法は必要である。


彼らの戦闘を多く見たことによってなんとなくだが戦い方がわかった気がする。そう思ったら急に戦ってみたくなってきたな。


「ケンネルさん。次ゴブリンと遭遇したら試しに戦わせてもらえませんか?」


「ガッハッハ。俺たちの戦いを見て戦いたくなってきたか。それでこそ戦士だ。いいんじゃないかケンネル。アキヒトも十分に戦えることがわかっているしな。」


「うーん…じゃあ次回から俺たちと一緒に前衛を務めてみるか。前衛には短剣じゃなくて長剣が必要だろうし、俺のを1本貸そう。」


これでなんとか次回から戦闘に参加できそうだな。長剣貸してもらったけどナイフの形を変形させれば刃渡り50cmくらいのこの剣の大きさくらいにはできるんだよな。まあバレて下手に問題になるよりかいいけどさ。



「またきたわよ!ゴブリンが4体ね。本当にこいつらしつこいんだから。」


やっときたか。じゃあ早速やらせてもらおうかな。1体は近づいて来る前にルーさんが仕留めてくれた。その上ケンネルとゲインがそれぞれ一体ずつ引き受けてくれた。カイルも魔法を撃つそぶりがないことから俺にこの1体を任せてくれたのだろう。


俺はケンネルから貸してもらった長剣を構える。普段使っている物と違うので若干握った感じに違和感があるがなんとかなるだろう。ゴブリンは棍棒を持っている。


無人島のゴブリンの棍棒なら当たってもさほど問題はないかもしれないが、ここでは違う。一撃でも当たれば骨が砕けそうだ。ここは相手の一撃をかわしたのちに斬りかかろう。


ゴブリンは大ぶりの一撃を喰らわせようと思っているらしい。棍棒を大きく振り上げ俺にめがけて思いっきり振り下ろした。しかしさすがにあんな大ぶりに当たる気はしない。華麗にかわすのは無理だが躱して一撃を与えられるように動くことくらいなら可能だ。

かわした瞬間に相手の懐に飛び込み相手を斬り捨てる。



……あ、あれ?片手で防がれたぞ?腕は肉は切れているけど骨は断てていないな。あ、このままだとまずい。


ニヤリと笑ったゴブリンは俺めがけて再び棍棒を振る。剣が抜けないのでとっさに手放して離れる。そして奪われる剣。俺を見る4人の冷たい視線。もう無人島に帰りたい…


「な、なんとかします。」


「がんばんなアッキー。」


全員俺のことをただ見守る。俺は万能ナイフを取り出し構える。やはりこっちの方がしっくりくるな。じゃあ汚名返上といきましょうか。


「【ラ・ファイア】!」


これでゴブリンの視界は遮られた。というか視界を遮る程度の威力しかない。慌てたゴブリンの胸元が開いた。そのまま飛び込み心臓を貫く。やっぱりこの武器の方がしっくりくるな。





「すいませんでした!この長剣はお返しします!」


正直この剣を扱いきれる気がしないし、無駄に相手に取られるくらいなら無いほうがいい。


「そのようだな…。前衛に入ってもらうのも厳しいようだし前衛を抜けたやつを任せよう。」


ええ、それって役立たず判定ですね。まあしょうがないか。ここは素直に従おう。





ん?あれって…


「ケンネルさんあれってマルムシですよね。」


「ん?ああ、そうだな。また随分といるな。」


目の前にはマルムシの数十匹の群れがいる。さすがにここまで集まるときもいな。


「マルムシは倒さないんですか?」


「うーん…マルムシは素材としても価値が高いんだが倒すのが難しいんだ。」


「ガッハッハ。マルムシはその堅い甲殻が売れるんだが、売るためには甲殻に傷をつけないように腹の部分を攻撃しなければならないんだ。」


「俺の魔法でもゲインの攻撃でも甲殻に傷つけちまうからなぁ…。時々駆け出しの冒険者が倒すくらいだな。」


「私もお金が欲しい時やったなぁ。一匹で銅貨30枚だけどひっくり返すと丸々し、開くまで数時間かかることもあるしね。攻撃もしてこないし普段はほっとくのが一番よ。」


そうなのか。でもあれ?あれ使えば簡単に…


「ゲインさんひっくり返すの手伝ってもらえませんか?」


「ん?丸々のを見たいのか?モノ好きなヤツめ。」


おおさすがはゲイン。軽く蹴るだけでひっくり返ったよ。俺なんてタックルしていたのに。じゃあここにリャリャ汁を…


「あ、開いた。」


やっぱり開くな後はナイフで斬ってと。


〔経験値を70取得しました。〕


お、ここのマルムシは経験値高いな。今まで放っておいたからその分成長していんのかな。


「マルムシ倒しましたよ。」


「「「「……」」」」


あ、また黙っちゃった。


「…今かけた液体は何?」


「あ、リャリャの果汁です。麻痺作用があるんですがルーさん興味あります?」


この実って珍しいのかな?ルーさんだけじゃなくてみんな見に来るし。


「アッキー…この汁は革命を起こすぜ。マルムシの素材は毎日のように欲しがる奴が出てくる。けど楽に倒す方法もなくてみんな倒さないんだ。」


「へー…じゃあこの辺のやつみんな倒します?ひっくり返してこの汁かけるだけですし。あ、けどさすがに運べませんね。」


それに今はクエストの最中だし諦めるか。運べても10匹運べればいいほうだし。


「いや、これは是非とも狩るべきだ。この数全部狩れば銀貨10枚はいくだろうしな。」


ぎ、銀貨10枚か…

確かにそれはやるべきだな。全員目の色変わっているし。やらないという選択肢はなさそうだ。


「回収用に私のマジックポーチを貸すわ。入りきるかわからないし持っているやつ全部渡しとくわね。」


「俺たちはクエストを終わらせてくる。危険が迫ったら木の上にでも逃げるか大声で俺たちを呼ぶんだ。いいな?」


「あ、はい。」


なんか軽く目が血走っていたぞ?まあ俺がある程度戦えるから残していくんだろうな。まあいいか。



ではケンネルたちは行ったことだし始めるか。とは言っても転がしてリャリャ汁かけて斬るだけだけど。


〔経験値を70取得しました。〕


やっぱり経験値うまうまだな。しかもこいつら全然逃げないし。どんどんやるか。


〔経験値を70取得しました。〕

〔経験値を70取得しました。〕

〔経験値を70取得しました。〕

[実績が解除されました。スキル『鎧通し』lv1を取得しました。]

[実績が解除されました。スキル『拡張』lv1を取得しました。]


お、なんか急に2つも手に入ったな。一通り終わったら確認してみるか。





ここにいたマルムシは全部片付いたな。じゃあさっきの実績確認をするか。


甲殻類系魔物を一定数倒した。スキル『鎧通し』獲得

レベル10になった。スキル『拡張』獲得


お、とうとうレベル10になったか。鎧通しは固い奴の内部に衝撃を与えるスキルで拡張は…まさか。


「『拡張』発動」


や、やっぱり。拡張は収納系アイテムの容量を増やすんだ。どんな仕組みか全くわからないけど、若干だけど竹籠に隙間が生まれた。籠の大きさと収納量がおかしい。どこの異次元空間だよ。


一通り確認したしマルムシを回収するか。そういえばルーさんが貸してくれたマジックポーチって一体…


…これって異世界アイテム定番のなんかわからないけどアイテムがいっぱい入るやつじゃん!これって本当にあったんだ!街に戻ったら必ず買お!

ま、まあとりあえず回収するか。


あれ?そうなるとこの『拡張』いらなくね?……


数は37体か。金額にして銅貨1110枚か!これは大儲けじゃんか!まだケンネルたちは戻ってこないしマルムシ探しでもするか。




いやぁそこら中にいるねマルムシ。あれから30体見つけたから丁度60体だな。銀貨約20枚分か…くっくっく。笑が止まらんのぉ。

さすがにこれ以上はいなかったからケンネルたちを待つとするか。



「おーい今戻ったぞ。」


お、この声はゲインだな。


「お疲れ様でした。ちゃんと目標は…」


…………


「おう!ちゃんと完了してきたぞ!マジックポーチに入れようと思ったんだがお前さんを驚かしたくてな。」


………


「いやぁ大変だったんすよ?この森の中ではこいつの強さは一番っすからね。それなのにゲインが張り切って飛び出すもんだから援護できなくて。」


……


「こいつは毛皮も肉も高値で取引されるんだけどゲインと俺で斬りすぎたから少し買取価格低くなってそうだな。」



「はぁ…ほんとこのパーティーはアホが多いんだから。せっかくのフォレストベアーが傷だらけだからこの人数で取り分を分けたらほとんどないじゃないの」


あれって俺が以前絶対に勝てないと思っていた熊じゃん。え?マジで?




……くまさん…


アッキーが強いのか弱いのかよくわからなくなってきました。一体なんなんだろアッキー。


マルムシで金策できました。その上とうとう10レベになりました。スキルも増えましたね。今後の展開も楽しみです。

クマはアッキーには強すぎるけど冒険者にはまあ強いねってレベルです。こうなるとやっぱアッキー弱いのか。


次回は戦闘を終え街に戻る予定です。

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