異世界生活 15日目午後part4
ストック0になりました。続きもまだ書けてません。
まじで明日は休みます。
と、言いたいんですがブックマーク登録されなくなったら休むと言ったばかりなので嘘はつきたくないから0時までの登録が5人以下なら休みます。
はっきり言いますが登録してくれとかの振りじゃないです。
この状態だと徹夜して書くはめになるのでご勘弁を…明日休んだらまた頑張るので……
ゲインから戦士について色々教わっている間に城外への門に辿りついた。広いように見えて案外小さい街なんだな。門から出る時も冒険者カード見せればあっという間に出られたし冒険者ギルドに入ったのはやっぱり正解だったな。
「さて門を出たここは既に魔物の出る危険な場所だ。いいか小僧、ここから先は一歩たりとも気が抜けないからな。気合いを入れていけよ!」
「はいゲインさん。けどいい加減小僧じゃなくて名前で呼んでくださいよ。ちゃんと明人って名前があるんですから。」
「ガッハッハ、そうだったな。それではアキヒト行くぞ。」
なんとも生き生きした表情だな。これだけやる気があるならちゃんと剣術を教えてくれそうだな。今まで剣術なんて教わったことなかったからありがたいや。
「ゲインのやつ嬉しそうだな。戦闘以外であんな生き生きしているあいつを今まで見たことなかったな。」
「確かにね…ほんっと根っからの剣術バカなんだから。」
「おいおいゲイン〜。アッキーは魔法も使いたいんだし、いい加減変わってくれよ。歩きながらなら魔法教えていた方が効率いいだろ?剣術は実践あるのみなんだし?」
「ん…確かにそうだな。よし、では変わろう。その代わり実践は俺だからな?」
この人たちかなりお人好しのパーティだな。初めての異世界の住人でこの人たちに会えたのはかなりラッキーだったな。俺の知りたいことを全部学べるし。
「じゃあアッキー。俺の授業を始めてやろう。いいかアッキーよく聞くんだぞ?魔法にはまず属性がある。それは火、水、土、風、雷。これが主な属性だ。他にも属性はあるんだが、この5つの魔法をお互いに組み合わせたことによって作られたものなんだ。例えば水と土で泥なんかは一般的だな。陶芸でよく使われているんだぜ。まあ例外として白魔術に黒魔術なんかもあるけどこの辺はひとまず置いておく。」
いや置いておかないで教えて欲しいな。黒魔術なんて俺の中二心が刺激されるぜ。
「この属性魔法は誰もが訓練次第で全種類使うことができる。しかしそれは下位魔法までであって、中位魔法以上になると話が変わってくる。下位魔法は魔力量がある程度あれば簡単なんだが、それより上になると魔法適性が必要になってくるんだ。人によって魔法適性は違うが自分にあった魔法適性をなんとか見つけなくちゃならない。この魔法適性も神殿に行けばわかるんだが値段がお高いからな。まあ全部の下位魔法を覚えれば自分でどれが得意かなんとなく分かると思うから今チャチャっと教えてやんよ。」
カイルのくせに真面目な話するとは生意気な。けどまあ教えてくれんのは助かるな。俺の魔法適性って何属性なんだろ?
いや、それよりも
「ひとまず置いておいた白魔術や黒魔術についても教えて欲しいんですけど。」
「あーやっぱり気になるか…ごめんなアッキー。実は白魔術については神殿の人間くらいしか知らないんだ。情報の秘匿ってやつでな。黒魔術についてもダメなんだ。黒魔術は呪いとかがメインだから黒魔術師がいると神殿のやつらが神への反逆者だってことで粛清しちまうんだよ。まあ黒魔術は危険だから覚える必要はないぜ。それよりも目的地に着くまでに属性魔法の下位呪文と術式覚えとかねえと。」
お、俺のロマンの一つが消えてもうた…。漆黒の魔法剣士とかやりたかったのに。まあ今は教えてもらえることだけでも教えてもらうか。
「よーし着いたぞ。ここから森に入って目的対象を討伐。その素材を納品すればクエスト完了だ。普段の狩場より弱いからって油断はするなよ。」
ケンネルの言葉を聞いた途端みんな目つきが変わったな。まさに冒険者って感じだ。ここまでの間になんとか下位魔法は全部教えてもらったしここからは本物の冒険者の戦いってやつを見してもらおうか。
「アッキーは俺たちの中心にいな。そこならどんなときでも守れるからよ。」
カイルもチャラチャラした感じじゃないな。俺もここから先は気合い入れていくか。…まあ『鑑定』だけはしとこ。
「敵接近!多分だけどこの感じはゴブリンとオーガね。右前方から来るわ!」
ルーさんすごいな。感知能力が高いや。俺じゃあ全くわからなかった。
「フォーメーションはいつも通りだ!俺とゲインが前衛、その後ろにカイル。ルーは後衛で他にも敵が来ないか警戒しつつ援護してくれ。アキヒトはカイルとルーの間で俺たちの戦いをしっかり見ときな。」
「はい!勉強させてもらいます!」
敵が見えたな。オーガとゴブリンって言っていたけどあのでかい筋肉ダルマがオーガかな。それより小さいのがゴブリンか。普段島で見る痩せ干せたゴブリンじゃなくてしっかりと筋肉のついた個体だな。はっきり言ってあんなのが島にいたら俺きっと死んでいるな。
「じゃあアッキーのためにここは大技決めてやるか。燃え尽きな【ダ・ガルテ・ファーラ】」
カイルが杖を掲げたと思ったらオーガたちの足元から炎が燃え上がった!こいつはすごいな。ほとんどこれで炭化したぞ。近くにいるやつも熱ですごいダメージくらっているし。カイルすげえ!
「ちょっとカイル!そんなに燃やしたら売れなくなるでしょ!それにあんた、それ使ったら当分ろくな魔法使えなくなんのに何やってんの!かっこつけようとして無駄なことしないの!」
あ、カイル全員から睨まれてる。け、けど魔法はすごかったよな。
「カイルお前…。接近中何も喋らないと思ったらずっと魔法構築してたな?確かこの魔法発動するまで時間かかるはずだし…」
「げ、そういうこと言うんじゃねえよケン。いいだろ?ちょっとくらい。」
「そういう無駄なことをして連携を乱すなこの馬鹿者。それにこんな弱った相手じゃもうやる気が出ん!」
…全員から冷たい視線で見られてんじゃん。カイル…やはりただのチャラ男か。
「な…そ、そんな目で見るなよ!そ、そうだ。弱らせてアッキーの練習台にしようとしたんだよ。ほらこいつらならアッキーでもいけるだろ?」
む、確かにこれなら勝てそうだな。まあ後から思いついたような発言だけど許してやろうか。
「じゃあ試しに戦ってみてもいいですか?カイルもそう言っているし。」
「はぁ…まあいいか。こいつらならアキヒトでも勝てそうだしな、いざとなったら手助けにも入れるからな。ゲインどうだ?」
「…まあいいだろう。今のアキヒトの力も知る必要があるしな。武器を貸そうか?」
「いえ自分のがあるので。ただ荷物だけ預かっといてください。」
万能ナイフはあるけどここで形変化させるとまずそうだしこの形状で戦うか。手助けにも入ってくれるなら多少無茶できるし頑張るか。
敵はゴブリン3体にオーク1体。オークはかなりの重症だからとりあえず放っておいても問題ないな。ゴブリンも1体が重症、残りはそこそこって具合か。先に動ける奴らから片付けるか。
体の構造は島にいたのと変わらないだろう。致命傷になる部分を思い出せ。心臓に突き刺してもいいがこいつらの硬さがわからないからな。抜けなくなったら困るし狙うは首にある頸動脈だな。傷は深くなくていい。血管に届くギリギリの深さで切る。
今、奴らは逃げるかどうか戸惑っている。混乱しているし行くなら今のうちか。
まずは一番右側にいるゴブリンまで駆け寄る。動揺して反応が遅れたな。まあ身体機能はスキルで強化しているし『隠密』使ったから正面から来ても反応しにくいだろ。
さて動揺しているところ悪いけどその首もらおうか。正面からは攻撃しないよ、頸動脈を斬るからすぐには死なないだろうしね。ちゃんと背後に回ってからやらせてもらうよ。
硬さは確かに島の奴らより硬いけどスキル使えば問題ないか。じゃあいつまでも動揺しているし次のやつは心臓狙うか。
次に怪我が小さいのはお前だな。反応してこっち向いてきたけど心臓ガラ空きだ。正面から刺させてもらうよ。
硬いけどこれなら問題ないな。返り血も浴びたくないしとっとと離れてすぐに次のに行こうか。とは言っても残りは死にかけか。硬さも問題ないし首でもはねるか。
ゴブリンは片付いたけど、オーガはどうするか。ほっといても死ぬけど経験値も欲しいしやるか。
人型だし心臓とかもゴブリンとそんなに違わないだろ。正面から行くと死んだ後に押しつぶされるし背中から行くか。背骨と肋骨の間を滑らせるように心臓めがけて突き刺す。
ん?叫び声はあげたけど致命傷じゃないのか?
ああ、ナイフじゃ長さが足りないか。突き刺している状態だし変形させても見えないからバレないな。じゃあ心臓に届く距離までのばすか。
オーガも片付け終わったな。全部まとめて経験値は200ちょっとか。重症だったゴブリンの経験値が低かったしトドメさしても経験値はダメージ量によって分配されるみたいだな。
「終わりました。どうでしたか?」
「「「「……」」」」
あ、あれ?全員黙っちゃったよ?
「アキヒト…お前のステータスを見してみろ。」
ど、どうしたんだろ急に。なんかゲイン怖い。とりあえず冒険者カード見せればいいかな。
「ふむ…確かにステータスは恐ろしく低いな。だが今の戦闘を見る限りいっぱしの冒険者くらいの強さはある。ステータスを偽装することは難しいしどういうことだ?」
み、みんなしてこっち見なくったって…けど何か言わないとまずいか。
「た、多分山奥で育ったからだと思いますよ?この服も自分で獲ったやつで作ったんです。狩りのおかげで戦闘は多少慣れているんです。獣や魔物なんかの急所は知っていますからこれだけゆっくり動いている敵の急所を狙うのは簡単だと思いますよ?」
「山奥か…確かにアッキーの服装見りゃあ納得だな。」
「ふむ…最初は田舎の小僧が冒険者に憧れてその辺の毛皮で作ったと思ったが狩りをした獲物で作ったということならばこの結果にも納得というわけか。いやしかし…」
よ、よかった。なんとか納得してくれたよ。ちょっとゲインが怪しんでいるけど。まあこれで一安心だな。
[実績が解除されました。スキル『嘘つき』lv1を取得しました。]
う、嘘つき呼ばわりするなよ…
下位魔法は今回教えてもらえたアッキーです。黒魔術と白魔術については今後ということで。
アッキーの戦闘スキルがなかなか高いです。え?チートじゃないかって?いつも無人島で狩りしているからこれぐらいはできないとね。
次回も戦闘の模様です。ただ魔法も使わせたいなとか色々考えているとなかなか話がまとまりません。次回はどんな話か誰も知りません。だって作者が何も考えていないんだもの。




