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暗闇短歌

溜めこんだデパスはあたしの生命線

その日のために

一錠貯金


死にたさに

どしても耐えれぬ時もあり

過剰摂取は最期の砦


悪趣味なリストカットにオーバードース

今日もあたしは

少しだけ死ぬ


あなたがた

生きてるだけで精いっぱい

リストカッターの気持分かるまい


生きている

それだけで奇跡尊いこと

だけどあたしはやっぱり死にたい


幸せになりたい、なりたい、なりたいのに

右手にカッター

左腕切り


長い悪夢

ずっと続いてうんざりよ

首を吊れば目が覚めるかしら


生きてるのか

死んでるのか分からない

日々を消費し空腹忘れ


ビョーキだと自覚はないが

ビョーキらしく

トランキライザー飲んでは眠り


悪意なく

トランキライザー乱用し

ただ苦しみから逃れたくて


人間より薬の方が信じられる

レクサプロよ

あたしを救って


不幸せ

感じられぬほど麻痺してる

今ってたぶん或る意味幸せ


起きてるより

寝てる方が楽しいから

眠りに逃げて時間を稼ぐ


一人より

身内伴う時の方が

精神病院のドアは重く


どうやっても

行き詰って自殺する未来しか

もはや僕には見えず


現実を直視なんてしたくない

デパスと遊び

記憶飛ばしたい


丸くなり

鬱で動けぬ自分を

怠け者めと己で罵倒し


鬱になり

人間不信が加速して

気づけば今日も笑ってないや


死にたくない

死にたくないのに手が動く

頸元にナイフ胸に安堵


さあてさて

いつ死のうかと指を折り

数えど数えど答えは出せず


飯を食い

糞を吐きだすだけならば

屠殺さるべきけだものなりけり


鬱が進み

座ることさえ困難で

寝そべったまま短歌を歌う


左腕

刻んだ数は泣いた数

恥じてはならぬ、恥じてはならぬ


ガンバレの言葉ほど深く突き刺さり

心腐らすものはない


「一分だけ、声を、聞かせて」

泣きながら掛けた電話で

いのちを繋ぐ


幸せになりたいけれど

同じくらい

死にたくって気が違いそう


帰りたい。

帰りたいよきみのそばへ

骨壷でいい、きみのそばへ


ぼーんやり一日始まり

ぼーんやり一日終わり

舌を噛み切る


信じてたものは

あらかた崩れ落ち

残ったのは復讐心だけ


他人などどうでもいいの

興味なく

皆皆死んじゃえばいい


ねぇあたし

綺麗事って好きだけど

今は止めてね殺意湧くから


憐れむな

テメエ達に物乞うほど

あたしはニンゲン棄てちゃいねえよ


大切な人がみーんな去ったあと

あたし一人で

墓穴掘るの


横たわり

生まれる短歌は超ネガティブ

失った分だけ歌ってやるわ


生きてては

見えぬ測れぬ人の価値

死んで初めて定まるものなり


なんとなし

空に衝きだす左腕

高校時代の記録は消えず


左腕

けし誇れぬ傷跡を

悔いることは自己否定となり


片頭痛不正出血耳鳴りに

ストレスかなと

ため息ひとつ


抑鬱を繰り返さねば生きられぬ

わが人生は

暗闇にあり


生きている

しかしそれが何になろう

生きるだけなら犬でもできる


楽しめぬ

こんな現実忘れたく

酒を飲めども時は止まらず


雨ならば

どしゃ降りの雨が一等好い

大声上げて泣き叫べるから


嘘吐ける

親しき友もいない我

寂しくないさと法螺吹いてみる


死にたくはないと確かに思いつつ

頸括る縄

探しける我


壊れてる

僕なんかの為泣いてくれる

情深き君に幸あれかし


頸を吊り

泣いてくれる子が一人でも

いてくれたならなんて幸せ

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