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暁色
陽の光に透けた薄紅色がかった金の髪が、目の前にサラサラと流れる。
紫色の瞳がどんどん潤んでいく。
──ああ、朝露に濡れた花のようだ。
「目覚めて君がいるなんて、なんて幸せなんだろう。よく顔を見せて」
手を引き寄せ、両手で顔を包む。
その瞳から涙が零れ落ちた。
どうしていつも泣かせてしまうのだろう?
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「大きな青紫の瞳はなかなかいいな。吸い寄せられるようだ」
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「瞳の色は⋯⋯、君の方が近いね。暁色、と言われていたそうだよ」
「私にとっての希望の持てる存在は君、だけれどね」




