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ガラス細工を愛する少女は王妃様を輝かせたい  作者: 麻生あきら
Introduction

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暁色

 陽の光に透けた薄紅色がかった金の髪が、目の前にサラサラと流れる。

 紫色の瞳がどんどん潤んでいく。


 ──ああ、朝露に濡れた花のようだ。


「目覚めて君がいるなんて、なんて幸せなんだろう。よく顔を見せて」


 手を引き寄せ、両手で顔を包む。

 その(花びら)から涙が零れ落ちた。


 どうしていつも泣かせてしまうのだろう?



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 



「大きな青紫の瞳はなかなかいいな。吸い寄せられるようだ」



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 




「瞳の色は⋯⋯、君の方が近いね。暁色、と言われていたそうだよ」


「私にとっての希望の持てる存在は君、だけれどね」 

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