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Anpomo tape  作者: Nuo
1/5

Prolog

それは突然だった。


今思えば、あの子は最後の力を振り絞っているようだった。


必死に、もう少しだけ走ろうとしていたのかもしれない。


私はその時、

あの子が死に直面している事に気づいていなかった。


私は走行距離が伸びるにつれ、

あの子のことが大切になっていた。


あの子は私に、たくさんの知見をくれた。

いろいろな場所へ連れて行ってくれた。

いろいろな思い出を乗せて走ってきた。


他人にとっては、この時点でもう

ただの機械で、

やがて鉄屑になるものなのだろう。


けれど誰にでも、

他人から見ればゴミのようでも

自分にとっては大切なものがある。


これはtapeの閑話。


物語をくれた機械の、

最後のtape。

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