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放逐女性達の旅人日記  作者: 霜月 睦月
第五章 ヘンリクセン王国 宝石の行方編
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ヘンリクセン王国 宝石の行方編7

「さて、私としたことがもう一つ目玉があるのをうっかり失念しておりました」


 実にわざとらしく額を叩いた司会者。いやはや、なんとも言えないけれども、商人とはこういう事をやらないといけないのか、なんて思う。まあ、それだけお金はいいのかもしれない。いや、個人じゃないからもしかしたらそんなに給料は良くないのかもしれないけれど。まあ、それでも私より良さそうな人は多いイメージである。

 ルネは元王族で貴族だから、一番お金持ちだったとして、私とロマーナがそれなりにお金持ってる、ビーチェは殆ど持っていない、という感じだろうか。まあ、でもロマーナのお金の使い方は荒そうだし、私のほうがお金もってそう。やったぜ。


「なんて考えておるのじゃろうが、儂、そんなお金使わないからの」

「心読むのは卑怯では????」

「それはほら、儂のおちゃめじゃ」

「そんなおちゃめいらない」


本当にいらない。いやなんだろう、あれなんですよね。戦闘で使われるととても嫌だし、それなのにやってこようとするロマーナがそんなに好きではないです。いや、使わないだろうけれどね。でもやらない。私は勝てない勝負はしないのだ。


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