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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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80点。その2

前話でタイトルに掲げた話とは割と脱線した事になった。

一応まとめておくと

男女がそれぞれ80点を目指すのは人が強くなる事、強くなって子供を守りながら育てる事。

そのために女の性質を土台に男の性質を上げる「限られた範囲の事をひたすら100点を求めて上に上がる」という時期は日本はもう過ぎた。

それを改善するには女の性質であるコスパ重視はやめるべき。

こんな事を長々と語った。


好きな事で100点を目指す、拘りを捨てられない男、自分第一で周りは60点の最低限で低コストだけを追い求める女。

両者ともにはっきり言って未成熟。(特大ブーメラン)

結婚は諦めろ、とは言わないが現時点では結婚は止めた方が良い。時期ではない。

ただ何かの組み合わせでガチっとハマる場合もある。それもまた男女の仲だろうがそんな男女が子供だけは作ってはいけないと思う。

子供を作ってしまえば未成熟だとかは言い訳が聞かない、親と子供の関係になる。

回転寿司の件の親の姿が一番新しい記憶だが子供という他人の責任を取らされる。

流石にあの件は極端な例だが程度の差こそあるが絶対に何か子供はやらかす。

そしてその「やらかし」こそが子供を育てる。

失敗から学ぶ、という奴だ。


やらかしを受け止める度量、評価して報酬や改善点を指摘するための観察、そして再度リベンジさせたり、新たに挑戦させるためのゆとり。

自分の拘りのために自慰行為に励む父親、自分第一で他人を顧みない母親、それでは子供のやらかしを受け止められない。

行き着くのはお得意の自己責任。

あの回転寿司の少年も普段は畑の手伝いなどをする根は真面目だった、という近所の人間の話も流れている。

冬休みの間限定で「ほんの少しはっちゃけたい」と髪を染めたらしい、という話もあった。

そしてはっちゃけた結果、大問題となった。

ほんの少しはっちゃけたいをあの年になるまで解消させられなかった。自分で解消させる術を教えなかった。


解消とは我慢させて切り捨てさせる事でもないし、与えて満足させる事でもない。

たまに耳にするが「努力で褒められるのは○○まで」という言葉。

そこには○○の部分には「子供の間」であったり、大学生、高校生、中学生、小学生、あるいは幼稚園、保育園と幅はあるわけだ。

言っている本人はそれを発している時、何を思っているのか。

甘えるな、と言いたいのか。

あるいは自分はそのくらいまでしか親に褒められなくてもこんなに立派になったぞ、と自慢したいのか、注目されたいのか。

自分はこの言葉を聞く度に「努力って褒められるのか」という思いが募る。

失敗したら親に捨てられる。成功しなくてはの気持ちしかない。


結果が全て、親の手間をかけさせるのが悪事、報酬もない。そんなふうに接し続ければ子供のやる気が失せる。

一方で全て親がやれば子供はやる気の芽を摘んでしまう。

両方子供のやる気を削ぐのは時間というコストを削り、評価のための労力のコストを削り、結果として子供がこなすべき問題を消して報酬が消える。


結果の良し悪しではない。

自分の手でこなす事、それが解消方を見つけるということ。

だから趣味というものが重要視される社会になった。

女の性質であるコスパ優先の反動で様々な分野で世界と戦うための訓練として男の性質の現れである性癖を解消しなければならなくなった。

そしてその性癖から生み出された多くの物が世界的に評価された。

女としても取り残されないために無駄である、悪であると切り捨てた物に手を伸ばさなくてはならなくなる。

最低限を目指す筈の社会が物で溢れかえった日本となった。


日本の教育、社会になかった物、足りなかった物。

趣味がそれを埋めた。

第一は勿論生活に必要な最低限以外の何かを追求したいという男の性質だ。

またコスパ重視を続けて洗練され、無駄が消えたおかげで失敗を許されなくなった社会において挑戦して結果は失敗しても良い、という事。

そして最後は他人を応援できるという事。


他人の応援出来る?その辺は次の話で。


脱線しまくりだから書いては消し…消すのは勿体ないからコピペして、とやっていたら下書きがかなり増えた。

このエッセイ、3桁に入ったものの、話数が一桁の頃に保存してそのまま最後まで書いていないネタがまだあるのだが果たしてそれらのネタをエッセイとして昇華する日は来るのか。

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