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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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80点。その1。

雪目で長時間、画面見てられ無い。

自分は物のたとえとして男の性質はコスパ度外視で100点を目指す、女はコスパ重視で最低限の60点を目指す、と語る時がある。

どっちが優れているわけでもなくどちらも必要。

最近ずっと自分は「日本は女の性質で〜」と言ってるがそれ事態が悪いわけではない。

治安は良いし、暮らしやすい。それは世界有数と言っても間違いないだろう。

それらの功績は単に昔の日本が興味本位で外国からコピーしただけでは成り立たない。

そこには周りの事に気を持っていかれないように制限された中で上に上にという情熱がもたらした結果だ。

ただ単にその情熱に見合う報酬がない。

そして我慢の限界でもある以上、考え方を変え、新たな発見、価値を手に入れるしかない。

その上でその手に入れた物をさらに発展させるためにもう一度情熱が必要なら再度今の性質へ戻れば良い。


さて見返したら自分の事ながら最近日本を非難し過ぎてる感じに見えたのでこうして少し言い訳を挟みつつ、最高でもなく最低限でもなく、何故その中間を目指すのか。

何故目指す事が成長となるのか。


端的に言えば親となるため。

親になるとはどういう事か、といえば男女問わず自分より弱い存在を守らないと行けない立場になるという事。

そして守った上で子供を大人に育てる必要がある。

では人間におけるこの性質の点数とは何か。

精神的な物、技術など色々な事があるとはいえ最終的な、あるいは遡って辿り着く具体的な物は何かといえば金、時間、労力、つまるところ愛を身につけるという事である。

男女の間にある恋愛、性愛、あるいは物や思想などに対する拘り、そうした物と同様である。


その愛(金、時間、労力)だが前のエッセイでも書いたが日本の技術の根っこにある考え方「最小限のコスト」で「最大限のパフォーマンス」、所謂コスパが良いというものと同様の事を親子間、あるいは男女間の人間関係でも当てはめようとする。

コレがそもそもの原因である。

機械やシステムと違い、コストを払うのとパフォーマンスを示すのも一方的な物ではなく、お互い様だ。

つまりはお互いに自分の区分から歩み寄る必要がある。

だが「最低限のコスト」を求める国である限り、歩み寄っていないのは女という事になる。

いくら学歴を高め、綺麗になり、その上で仮に男に媚びたとしても全て自分のため。

だが果たして男はそれらを求めているのか。

勿論、そうした分野でレベルアップすればするほど年収の高い男と出会う可能性は高いだろう。

だが出会うだけだ。

女の表面上では自分のランク帯で満足しているつもりかもしれないが無意識下でさらに上のランク帯の男を欲している様子が透けて見える。

最低限の基準が自分になっている以上、最大限の見返りは同程度では満足出来ない。


性癖に目を向ければ必ずしも傾国の美女とされるような女が好まれるわけではない。

むしろ眼鏡っ娘、オタサーの姫、そうした地味な女でも日本では人気の性癖のジャンルがある。

性癖とは男の性質が女の性質の受け皿から溢れ出した物、切り落とされた物。

女が不要、とした物の中にこそ最低限の60点より上、61点以降の配点がある。




そういえば回転寿司屋の件の親が責任を認めたみたいだね。個人的には恨みもないし、特に言う事もないけど、チラホラと模倣犯のような人が出てきてるとか。

当たり前だよ。そうした教育を受けて来たのは回転寿司の件の子供だけじゃない。

放任主義と育児放棄の違いを分からない親なんていくらでもいて、その親はソレが正義として育てられた。

法律は否定したとしても社会がそれを肯定していた。

だから社会が変わり、親が変わらなければならないのだ。

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