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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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向こう側への羨望があるか?

タイトルを書き始めてから数日間かけて書いては消して、と繰り返してたら何か答えがよく分からなくなった。

とはいえ、取り合えず区切りとして投稿しておく。



引き寄せの法則、ってのを動画で見た。

強く思えば行動力に繋がるし、具体的な行動ルートも考えられるから達成できる、という事…かな?

適当に流し見してたけど、多分自分には出来ないと感じた。

勿論、日常生活レベルで買い物に行こう、風呂に入ろう、というレベルの行動は取れる。

一時期、満足に出来ない時期があったけど。


それはさておき。引き寄せの法則で重要なのは何を目的にするか。

自分にはコレが出来ない。我慢を重ねてきたおかげで目的などない。

仮に山のような大金を渡されても恐らく自分は何もしない。

行動するとしたら「何もしなくていい環境を作る」。

誰とも会話せず、死ぬときまで一人で居られる環境。


さて、時期的に自殺だとかが頭をよぎるし、ヘラって仕方ない。

試しに下書きに勢いに任せて書いていたら数千文字超えて収集がつかなくなった。

なので色々省いて考えていくと自分が引き寄せの法則が出来ないのは夢を持てないから。

そして夢を持てないのは自己肯定感が低いからであり、自己肯定感が低いのは我慢してきたから。

我慢してきた、と言うのはつまり、報酬を貰えなかった、という事だ。


タイトルに書いた「向こう側」。

向こう側とこちら側を線引するラインとは愛である。

金をかけるに値する、時間をかけるに値する、力をかけるに値する。

それがライン。

そして向こう側には夢がある。

ただ、それはちゃんとした物がイメージできなければならない。

「ここに10万円があったなら」

旅行する、だとか美味しい物を食べる、とか明確なイメージがあるならいいが、自分にはない。

行きたい場所などないし、自分が好きな食べ物もわからない。

10万円渡されたとしても、コレが仮に100万でも1000万でも億でも変わらない。

自分が大金をかけてもやりたい事が思い浮かばない。

それを本来なら時間と体力が自分のために使える筈の子供の頃の時点で見つけるべきだったし、そのための子供という期間だった。


今の自分には向こう側には「死ぬ」という事しかみえない。

ただ、失敗したから「死ねずに苦しむだけ」という状態のリスクを天秤にかけている。

怪我の功名というべきか結果として今の状態は時間と体力を比較的自由に使う事が出来ている。

そして様々な不安がどうでもよくなったせいか精神状態も中々良好だ。ストレスから解き放たれている。

子供の頃から我慢してきたことで自分の中になかった力と時間が今手に入った。


この先、野垂れ死ぬかもしれないが人間はどの道死ぬ。

苦しむのは嫌だ、とは思うが死ぬのは嫌とは思わない。

シンドいだろうな、とは思うし、今からその時になった時に後悔してもがくのだろう、と思う。

同時にもがいて生にしがみつくぐらいに生に執着してくれないかな、とも思う。

これが我慢で自分の好きな食べ物すら分からなくなった人間の一つの答え。


自分の夢のために耐え忍ぶのは努力。そしてそのための苦労。

だが他人のためにするのは我慢で苦痛。

我慢か努力か分からなくなったなら人の努力を見れば良い。

他人の苦しい姿を労える精神状態が努力。

苦しむのは当然と思ってしまうのが我慢。

今の精神状態は…他人を労える。

「死ぬ気」というのは大嫌いな言葉な自分にとっては皮肉めいているが。

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