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第23話
どこかの砂漠。
砂色に塗られた戦車が隊列を作っていた。
時々止まり一斉に街へ砲弾をたたき込む。
何発も撃つと、飽きたかのように隊列は進み、適度な場所からまた撃ち続ける。
そのとき砂漠が持ち上がる。砲台が回転し砂柱に向く前に砂色の蜘蛛が戦車をひっくり返す。
砲台のようなアームから、立て続けに砲弾が戦車に撃ち込まれる。
12台の戦車はあっという間に鉄くずと化した。
どこかのジャングル。
迷彩をほどこしたゲリラ達が正規軍の基地を奇襲しようと包囲網を縮めていた。
ゲリラ達がその中規模基地に一斉に乗り込むが一切の抵抗がない。
中央の広場に集まるゲリラ達。
そのとき。
3機の鋼鉄の迷彩蜘蛛がどこからか現れた。
カラシニコフを撃ちまくるゲリラ、RPGも放たれたが全て無駄だった。
煙のなから人の腕ほどもある機関銃アームがにょきりとはえる。
大量の薬莢が地面に捨てられた。




