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新たなる日々



明け方に眠りについた私たちは、正午を知らせる鐘の音で目を覚ました。


同じ寝台で眠ったせいか、互いの身じろぎで徐々に意識が鮮明になっていく。

先に身体を起こしたのは、ルアーンだった。



「おはよう、アンジェリカ」

「ん……おはよう、ルアーン」



起きぬけのところに、軽く唇を重ねるだけの口づけが振ってきて、昨夜のことが夢ではなかったのだと実感する。

ルアーンのとろけるような微笑みに、自然と自分の表情も明るくなっていることは、鏡を見なくても分かった。


そんな自分に少し驚くけれど……新しい自分のことは、嫌いじゃない。


随分と長い間、部屋に閉じこもっていたような気がして、身支度をするのも久しぶりに感じるわね。


修道服に袖を通して、頭巾を被る。

襟元を少しルアーンに直されて、準備が整ったらドアを開ける――と。



「ようやく出てきたか~。この寝坊助どもめっ!」

「もう昼食が出来ていますよ」

「先に顔を洗うのです」


「貴女たち……」



ドアを開けた先の廊下で、早速、修道女たち数人に出迎えられる。


口々に好き勝手なことを言ってくるばかりで、誰も口にはしないけれど……気にかけてくれていたのだろうということは、私にでも解った。

だからといって、何も言われていないのに、お礼を口にするのも気恥ずかしい。


もごもごとしている間に、赤毛で大柄な修道女が近づいてきて、小声でひそひそ耳打ちをされる。



「――で、ハジメテのご感想は? ん? ねーちゃんに言ってみな?」



彼女はワクワクとした表情を浮かべつつ、芝居がかった仕草でご丁寧に耳に手を当てて、私の言葉を待っているようだけど……。



「何のこと? 貴女……何を言っているの?」

「ほっほーん。その反応は演技なのか、それとも――」



訝しむ私の様子を見て、赤毛の修道女はニマニマとした表情を浮かべたまま、再び耳打ちしてくる。



「ルアーンと寝室でナニをしてたのかってことだよ。具体的には――」



ごしょごしょと告げられていく言葉を聞きながら、次第に頭に血が上って来るのを感じる。


つまり、他の修道女たちが普段しているのと同じような、いかがわしいことをルアーンとしたのではないかと、彼女は聞いてきているわけで。



「んなっ……!! ば、ばばばばばば馬鹿なことを言っているんじゃないわよ! 何を聞いているの! もう!」



感謝の気持ちは一瞬で吹き飛んで、はしたなくも、ついうっかりと赤毛の修道女をバシバシと叩くけれど、痛がるどころか余計に楽しそうに笑われてしまう。



「あっはっはっは! この様子じゃあ、最後までは行ってないみたいねぇ」

「まだルアーンに喰われる前とは、意外だったのです」

「絶対、傷心のところをつけこむと思っていましたのに」



私の反応のどこが面白いのか、再び、口々に好き勝手なことを言う修道女たちのやり取りを聞いて、怒りと恥辱でわなわなと身体が震える。



「あっ、貴女たち! なんて下品な……! はしたないこと、言わないで頂戴ッ!」

「ウブだねぇ……。いやー、新鮮で良い!」

「どうせもうすぐこちら側に来るのです。貴重な青春の一ページなのです」

「アンジェリカったら、可愛い~」



彼女たちのからかいの声に対抗するべく、もう一度声を張り上げようとしたところで、背後から肩にそっと手が置かれる。

振り返れば、微笑を浮かべるルアーンがいて、一拍遅れて「シィー」と人差し指の先で唇が押さえられた。


……ちょっと、騒ぎすぎてしまったみたいね。



反省して再び正面に向き直ると、修道女たちが固まっていた。


まるで……、何か、怖いものを見たような?

私の後ろにはルアーンしかいないのに、どうしてそんな表情を浮かべているのかしら?


不思議に思っていると、背後から腕が伸びてきて――気が付けば赤毛の修道女が、片耳をルアーンに捻りあげられていた。



「いっ……! いだだだだだだ!!! 痛いってば、ルアーン! ゴメンって!」

「うふふふふ……。手や顔を洗うついでに、アンジェリカに余計なことを吹き込む貴女のイケナイお口も洗って差し上げましょうねぇ」

「ギャーー! なんで私だけ……!? あっ、お前ら逃げるのはズルいぞ!!」

「うふふ、心配しないで? 全員、丁寧に石鹸でゴシゴシと洗ってあげるわぁ」

「や、止めろーぉぉぉォ!!!」



そんなやり取りをしながら、問答無用で連行されていく赤毛の修道女とルアーンの背中を眺めつつ、私の愛する人は敵に回してはいけないのだと、強く心に刻みつけたのだった。



***



昼食の席には、珍しく修道女が全員集まっていた。


廊下で出迎えたのとは別の修道女たちが、口々に「久しぶり」と声を掛けてくる。

秩序を保ちながらも自由気ままに生活する彼女たちが、こうして揃って私を迎え入れてくれているということに、なんだか胸が暖かくなるような心地がした。



「みんな、心配……してくれて、私のことを気にかけてくれて、ありがとう」



気付けば、自然と感謝の言葉が口から零れていた。

らしくない私の言葉に、近くにいる修道女たちは、代わる代わる頭を撫でていく。


ルアーンのときとはまた違う、こそばゆさと暖かさが嬉しかった。



「今まで話せていなかったけれど……、私のことを、みんなに聞いてほしいの――」



と、ここまで勢い込んで話したところで、お腹から「ぐぅぅぅぅう」と、やけに大きい音がした。


……そういえば、お昼ご飯がまだだったのよね。



「うふふ、詳しい話は、昼食後にしましょうね? アンジェリカの話をみんな聞きたいでしょうし、今日くらい作業をお休みしたって良いと思うの」



ルアーンの言葉に「そうだそうだ」とやけに大きな声で賛同しているのは、首から上をびっしょりと濡らした赤毛の修道女だった。



「せっかくアンジェリカの話を聞くんだから、酒が無いと始まらないでしょ!」

「それもそうよね」

「ワインだー!」

「ブランデーも!」

「シードルも出しましょうよ!」



そんなやり取りが始まると、食堂が一気にガヤガヤとうるさくなって、昼食の席にグラスが回りはじめる。


他人の不幸話を、酒の肴にするなんて……そんなところが、奔放な彼女たちらしくて、少しホッとした。

昨日は国中がお祭り騒ぎだったでしょうに、修道院内からはそんな雰囲気は感じられなかったから、きっと私に配慮して控えてくれていたのでしょうね。


とはいえ、私自身は飲むような気分にはなれないし、お酒を飲みながらできる話でもないので、手元にあるのは薄く切った柑橘類を浮かせた水で、これはルアーンやお酒を飲まない修道女たちと同じものをもらった。


しばらくわいわいと食事をしてから、程よいところでルアーンがグラスを鳴らして修道女たちを静かにさせる。

視線が集まったのを確認すると、私は口を開いた。



「私は、昨日結婚式を挙げた王太子と……王太子妃に断罪されて、ここに来たの――」



***



私は、修道院にやって来るまでに起きた出来事や己の生い立ちを、修道女たちに説明した。

彼女たちは酒のグラスを片手に、熱心に聞き入った。



私の話を聞いた修道女たちの反応は、様々だった。


これまで私がしてきたことについて、当然の行為だと同意する声もあったし、「下手を打ったわね」と呆れたように首を振る者もいた。

卒業パーティーの悪夢については、大半の修道女が憤る一方で、「派手にやられたねぇ」と豪快に笑い飛ばしたのは赤毛だった。


ほろ酔いなのか、いつもより声が大きい。

そんな彼女は、年嵩の修道女にたしなめられつつも、「だって……」と続ける。



「異母妹のこと、ナメてたからこんなことになったんだろ? アンジェリカも異母妹のことを甘く見てたし、向こうもアンジェリカを怖がってなかった。男に擦り寄れば助かる程度だと思われてたんだ。貴族の常識が通じない小娘だったなら、邸で暮らしているときから、殴ってでも序列を叩き込んでおけば良かったのに」



「アンジェリカの異母妹は平民同然とはいえ、お嬢さん育ちだったんだろ?」と、まるで獣の調教のように言われて、思わずあんぐりと口を開けてしまった。


確かに私がシャーリーに対して、手を上げることはなかったけれど……。



「でも……私が直接暴力を振るうのは、『はしたない』でしょう?」

「は、はしたない!!!」



いよいよ呼吸が苦しそうなほどに、赤毛の修道女は笑い転げた。



それ(・・)だよ、アンジェリカ! アンタがそんな風に『公爵令嬢らしさ』にこだわるから、『他人を動かす力』にこだわるから、どうせ口だけだろうってナメられる! 自分で決めたルールに縛られ過ぎて、向こうの良いようにされたんだよ!」



彼女の言葉に、胸を突かれた。



『公爵家の権力』は、私が唯一持っている力だった。

何よりも大切なもの、だった……。


けれど……この力は、結局、私を守ってはくれなかったわよね?



それに、シャーリーも血筋ではないとはいえ、『公爵令嬢』という肩書きで、それだけを見れば対等(・・)なわけで……。



――私と、シャーリーが、対等???



違う! 違う、けれど……。

認めたくないけれど、だけど、ルアーンが昨日言ったのは、そういうことよね?


離れて見れば、周囲の人間にはそう映っているということ。



ならば、一対一の状況で、上下関係をわからせる(・・・・・)必要が――



「お馬鹿っ! そんなこと言って、アンジェリカが異母妹に暴力を振るったら、父親が黙っているはずがないでしょう? 結局は貴女の二の舞になるのが目に見えているじゃない!」



「それじゃあ修道院送りが早まるだけだわ!」と声を張り上げたのは、別の修道女だった。


赤毛を年嵩の修道女が止め切れていないのを見かねて、立ち上がったらしい。

彼女の言葉に「そうよそうよ!」と賛同する声が多数上がって、混乱する。



「ええと――」

「直接的な暴力なんてナンセンス! そういう女はね、何をされたって自分の考えを改めたりしないの! だから、まずはバレないように周囲から孤立させていって、最終的には自滅させなくちゃ! そうでないと、コロッと騙される馬鹿な男が一人二人必ず出てくるのよ。周りの連中が幻滅するくらい盛大に自爆する様を、無関係を装って遠くで眺めるの! その方が絶対良いわ!」



力強く断言する姿勢はなかなかのものだけど、顔を真っ赤に染めている彼女も、かなりアルコールが回っているみたい。

ただ、確か彼女は姉に婚約者を奪われてこの修道院に送られてきたらしいから……そういう背景もあるせいか、説得力は赤毛と段違いね。



「か弱く震えて涙を見せれば、真偽や内容に関わらず庇い立てする馬鹿がいるの! そういうヤツは、自分の見たいようにしか見ないんだから、幻想を抱けないような姿を見せつけるのよ!」



拳を振り上げて力説する修道女の姿に、周囲から喝采が起こる。


話題はもう既に終わってしまった出来事であるにもかかわらず、酔っ払いたちには関係無いらしい。

その後も、『もっとこうすれば良かったのに』という話が、当事者である私を蚊帳の外にして盛り上がっていく。



恐らく彼女たちは、こうして新入りの境遇を聞いては、あれこれと打開策の空想をして、憂さ晴らしをしているのでしょうね。

食堂内は異常なほど盛り上がっていて、我が身に起きたことながら、これだけズバズバと言われてしまうと、逆に小気味良くすら感じてしまうのが不思議。


こんな『もしも話』をいくらしたところで、結末が変わることがないのはわかっているけれど……新しい視点や考えに触れられるのは新鮮で、私では思いもよらないような提案が出てきたりもする。



「周囲の評判を落とすのも一興かもしれないが、心底嫌っている異母妹に関わるなんてめんどくさいじゃないか。いっそのこと、バレないように毒でも盛った方が早く片付くと思うんだけど? 父親と愛人と異母妹で、親子揃って仲良く旅行にでも行かせて、帰ったタイミングで毒を盛り始めるんだ。遅効性のものを使って少しずつ弱らせていって、ひと月程度でまとめてお亡くなりになってしまえば、旅先で病に感染したように見せかけられるでしょ」



グラスを片手で揺らし、アルコールの強いブランデーを口にしながらも、顔色一つ変えずにそう言ったのは、薬草園を管理している修道女だった。


この修道院の誰よりも植物の知識を持っていて、全員に薬や毒の作り方まで徹底的に指導したのも彼女だから、このような案が出ることも意外ではないわね。



今と同じように、彼女が表情を変えずに過去の武勇伝を語った姿を思い出す。


常日頃、異国から取り寄せた医学本を興味深そうに読んでいる彼女は、この修道院の誰よりも賢くて――誰よりも頭のネジが飛んでいた。



修道院にやってくる前の彼女はとある日、読んでみた医学書の知識を試してみたくて、下働きの少女の腹を開いたのだという。

「麻酔というヤツも使ったから、多分痛くはなかったと思うんだ」とあっけらかんと語ったけれど、件の少女が結局どうなってしまったのかは誰もが察した。


彼女の狂おしいほどの探求心を窺い知ることのできる一件だけれど、突けばもっとたくさんの小話が飛び出してくるのは、他の修道女たちと同じだった。


そんな彼女も、他の修道女たちを大切に思う気持ちはあるみたい。

室温が下がりきった中で「仲間の腹を開いたりはしないよ」と宣言していたのを、私たちは信じるしかない。



それからも、修道女たちの熱弁は続く。



「こちらが殺してしまうのはぬるいのです」

「でも死罪になるような罪って何?」

「死なせるよりも、生き地獄を味わわせた方が良いわよ!」

「感情的に行動しちゃ、駄目。直接は相手にせずに、圧倒するのよ」

「異母妹なんて目にならないくらい、超越した存在になるの」

「アンジェリカは見た目も家格も十分なんだから、それなのに賢くて優しいとか、ギャップを出したら良いんじゃない?」

「やだー! そんなの淑女の理想形じゃない! 絶対、人気者間違いなしよ!」

「勉強は嫌いだったようだけど、地頭は悪くないし、その気になれば学園レベルならトップを狙えるはずだ」

「トップじゃなくて、王太子を抜かさないくらいの、丁度良いラインの方が良くない?」

「そうね、成績が良すぎても難癖付けられるわよ。『女の癖に生意気だ』とかなんとか、言いがかりつけてくる馬鹿な連中もいるんだから」

「馬鹿な子ほど可愛いって言うしな」

「それだと異母妹と被るわ」

「猫かぶりには真似できないくらいの品格を見せつけたら?」

「でも、程よく抜けてるところを作って、懐に入りやすくするの」

「うわー! あくどいなぁ」

「『理想形のオンナノコ』がいたら、王太子だって、ほっとかないでしょ?」

「王太子って絶対女の趣味悪いよね」

「でも周囲を含めて、特に王太子に気に入られて信用させておけば、行動もしやすいわ」

「表向きは素敵な令嬢でー、だけど実は裏でコッソリぃ、糸引いてる的な?」

「直接的なことは何も言わないのよ。でも、察しの良い人間なら勘違いするような、そんな話を少しずつ吹き込むの」

「実は邸でいぢめられてるとか良くね?」

「薄幸美女とか、絶対みんな食いつくわよ」



たくさんの仕返し案が出されていく中で、どんどんと私自身から離れた人物像が出来上がっていった。


マーシャルからの好感度が最高潮になったところで捨てるだとか、父親にシャーリー以上に気に入られるようにするとか、ローレンスを甘やかし続けて公爵位を掠めとるのだとか、本当に言いたい放題だわ。



「うふふ……でも、良い子ちゃんが最後には大騒動を引き起こす、なんていうのも愉しいわよね?」



ルアーンまでもが、いつの間にか白ワインを片手に、誰よりも案を出していた。

もしかすると彼女の頭の中には、修道院で改心した私が、緻密に計画を立てて復讐を遂げる未来が見えているのかもしれないわね。



散々出された意見を聞くうちに、今までの私がどれだけ失態を演じていたのか、省みることができた。

私がこだわっていた、公爵令嬢としてのプライドによる行動など、全てが悪手で何の役にも立たないことも、よくわかった。


今となっては王太子妃の座も、公爵の座も、もう欲しくもないし、何故欲しがったのかすら、よくわからなくなってしまったけれど……。


だけど、彼女たちの言うように行動したなら、きっと違った結末だっただろうと、それだけは確信できた。



***



それからも私たちは、今までと変わらぬ修道院での生活を送った。



草花を育て、薬草を出荷し、建物を清め、晴れた日には洗濯をして、収穫した野菜で料理を作って食べて。

偶に行われる酒盛りは毎度大いに盛り上がりを見せ、翌朝には屍のような姿を晒す者も少なくない。



明確に変わったことといえば、ルアーンとの夜の過ごし方だけだった。

真昼間から食堂で盛り上がったあの日の翌朝には、全く不本意ながら、下世話な修道女たちに話題を提供することとなったのは、言うまでもない。


夜毎、私とルアーンは息もできないほど――まるで己の欠けた半身を互いが取り戻そうとするが如く、深く深く溶け合った。

月明かりの差し込む寝室で、昼には聖女めいた清廉さを感じさせるルアーンの、湛えきれない欲によって妖しい色にきらめく瞳や、蕩けきった笑みを見る度、私だけが目にすることのできる彼女の愛しい姿に、私はこの上ない高揚感に包まれた。



ルアーンとの距離がこれ以上ないほど近づいたことで、なぜ他の修道女たちが昼過ぎにようやく活動し始めるのか、身を持って理解することとなった。

そのことをごにょごにょと話したら、一時は「蜜月だから」と冗談交じりに全ての作業を免除されたこともある。


口では「余計なお世話よ」などと強がってみたけれど、本当は心底ありがたいと思ってしまったのは秘密だ。



ルアーンや修道女たちに心を開くことのできた私は、過去を振り返り苦悶することも減っていき……数年が過ぎるころには、生まれ変わったように、思慮深さや忍耐強さを身に着けていた。


折を見ては練り直される復讐プランは、全て覚えてしまうほどだった。



そうして愛する人や仲間たちに囲まれて過ごす日々は、安らぎと輝かしい幸せに満ち溢れていた。






そんな私たちの生活に、突如として変化と暗雲をもたらしたのは――国王崩御の知らせだった。



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