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次の目的地へ

翌日

朝目が覚めると隣にエーデルがいた。

まだぐっすり眠っているので起こさないようにそっと起きた。

前日倒したワイバーンを見に行くと、頭が吹き飛んでいた。


ーーパンツァーファウストをあの距離からくらったんだ無理もないな。対空装備や、ほかの兵が戦っていたから弱っていたんだろう。尻尾をほぼ直撃をくらったのに擦り傷の軽傷ですんだ。

翼もボロボロだ、健全だったら飛んで来て撃つ前に食われていただろう。考えただけでも寒気がする。


「なんだ先に起きていたのならエンジンをかけて温めておいてくれてもよかったのだが。」

「すみません。昨日倒した方ワイバーンの様子を見たくて。」

「あぁそうか。」

「あの、昨日はすみませんでした。感情に任せて言ってしまって。」

「いや、いいさ。新兵ならよくある。それに君は兵士ですらないからな。」

「良くあるんですか・・・」

「まぁな感情的になるというのは人間なのだから仕方が無いのだよ。逆に冷血で人が死んでも何も思わないようになったらそれはもう人間ではない。奴らと同じただの怪物だ。」

「それも、そうですね。」

「よし、早速港に向かうか。」

「はい!」

破壊された基地を後にし、神威とエーデルは港に向かうことにした。


ティーガーのエンジンをかける。

ドドドドドド

エンジンの振動を感じる。

「パンツァー・フォー」

ーー戦車に乗ってるならこれを言わなきゃ

声とともにティーガーは動き始めた。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

作者のかるびぃんです。

来週から毎週金曜投稿することにします。


壊滅した基地に新たなエンジン音を響かせながら次の目的地へ向かう!その目的地は果たして、地獄かはたまた天国か!

次回をお楽しみに。

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