魔煙草
再び研究室に戻るとチーナはブーツをいじっていた。
「それで、魔力を使った装備は分かりましたが自分に何をしろと?」
神威はチーナに質問すると、
「あぁそうじゃ、主の魔力の使いどころがわかってな。」
チーナのその言葉に神威は満面の笑みを浮かべながら
「ほんとですか!」
「ほんとじゃ。主の魔力の使いどころがな・・・。」
チーナはすこし溜めてから言った。
「弾じゃ!」
神威は言われた言葉を理解出来なかった。
「た・・・弾?銃に使うあの弾?」
「そうじゃ、主は弾を作ることが出来るのじゃ。」
「弾を作る・・・あの、他には?」
「他?」
「ほら、こう火を出したりとか氷とか・・・」
「うーん。そうじゃの、火とか簡単なのなら覚えられるかもしれんのう。」
「本当ですか!」
「正直分からんがのう。魔力は魔女並なのに血統は魔法使いじゃない。こんな事は初めてなのじゃ。」
「そうですか・・・。」
「まぁそう落ち込むことはない。そうじゃこれを渡しておくのじゃ。」
そう言ってチーナが手渡したのは煙草の箱だった。
「煙草・・・ですか。」
「普通の煙草じゃない、魔力を供給できる煙草じゃ。ちなみに、体には悪くは無いのじゃが吸いすぎると魔力が体に溜まりすぎて下手すると死ぬから気をつけるんじゃぞ?」
「そ、そうですか。」
神威は渡された煙草をポケットに入れた。
「そろそろ、夕食の時間じゃ。食堂に向かうとするぞ?」
「あ、はい!」
神威とチーナは研究室から出て、食堂へ向かった。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
弾を作れる魔法・・・。
作者が言うのもなんなんですが、無茶苦茶ですね!
次回をお楽しみに!




