神威の決断
エーデル達が食堂で席に着いて神威を待っていると、ドアが開いた。
ドアの先には軍服を着た神威がいた。
神威はスタスタと歩きいつもの席に座った。
そして、皆で朝食を食べ始めた。
神威は食事をしながら周りを見回してみると、いつもメイド服だった人が軍服を着ていたりしていた。
ーー軍服着てる人は一緒に訓練するのか。
そう思いながら神威は食事を続けた。
しばらく経ち食事が終わり神威達はエーデルと一緒に滑走路に向かった。
滑走路の方へ来たのは神威、エーデル、チーナ、ボリース、軍服のメイド四人。
そして、後ろから駆け足できた軍服を着てパンツァービュクセ39を担いだレーア。
計10人が滑走路の格納庫へ向かった。
格納庫の前ではワートンがタバコをふかしながら立っていた。
そして、ワートンは後ろの格納庫の扉を叩く、すると扉が開き始めた。
中から徐々に姿を見せるティーガー。
ドアが完全に開いた時、エーデルが言った。
「自分の乗るもの、また自分の使う武器をよく確認しとけ。行け!」
そして、早速神威はキューポラからティーガーの中に入った。
すると前にあった四角いよくわからない箱などが全て無くなっていた。
すると上からワートンが、
「あぁ〜悪いな。そこいらにあった魔力系統で動いてたものは全て取り外すことになった。」
と言った。
神威はそれに対し、
「使えなくなったんですか?」
と聞き返した。
「あぁすまんな。車体と砲塔を取り外した時に魔力系統は全部イカれたらしくて無くすしかなかった。だが、普通の戦車としてなら余裕で動く。ちなみに足回りの方の魔力はまだあるから故障は早々しないだろう。」
「わかりました。」
上を向いてワートンにそう返した。
そして、神威はキューポラから顔を出し確認する。
操縦席にはエーデル、機銃手兼通信手の席にチーナ。
次に車内を覗く装填手にボリース、砲手に・・・。
神威はキューポラから上半身を出してワートンに聞いた。
「砲手は誰がやるんです?」
すると、ワートンは
「あぁ時間通りならもう来るぞ。あ、そうそうお前にはこれが必要なんだな。」
そう言ってワートンはゴソゴソと捜し物をし始めた。
するとその時、外から轟音が聞こえた。
エーデル達が再び格納庫の外に出る。
神威も続いて出ようとしてティーガーから降りると、
「おおっと先にこれをつけて行ってくれ。」
ワートンが戦車長の使う無線機やヘッドフォン、帽子などを持って来て、慣れた手つきでワートンはそれらを取り付ける。
そして、最後に帽子を被せ。
「よし行け。お前の戦車の砲手だぜ会ってこい。」
そう言って背中を押した。
神威が格納庫の外に出てエーデルの隣に立つ。
すると、滑走路に着陸してきたのはアラドAr234だった。
神威は驚いたが、それ以上に砲手の方が気になっていた。
そして、人が中から降りてきた。
神威は降りてきた人を見て驚いた。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
さて、アラドAr234から降りてきた人物とは一体!
次回をお楽しみに




