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家族写真

中に入るとすぐにランプに火がついた。

机の上からその火の光で周りをオレンジ色に照らす。

神威がまず気になったのは机の上の紙だった。

近寄ってよく見てみると青い紙に白い線で絵が書かれていた。


ーー設計図だ。


神威は設計図を手に取り見てみると、そこに描かれていたのはディッカーギカントによく似た輸送機だった。


ーーこれはディッカーギカントか?それにしては機銃座が多いしまともなのが付いてるな。ん?


神威は設計図を机の上に戻し、ランプのすぐ側にあった写真を見た。

手に取りよく見る。

そこにはチーナが今と変わらない姿で写っていた。


ーー家族写真かな?


裏を見ると1928.12.15と左下の端に書いてあった。


「勝手に部屋を荒らすとはいい度胸だな?」


後から突然声がしてすぐに後ろを向く。

隠し部屋の入り口にエーデルが立ってこちらに向かって言った。


「たまたま寄りかかったらその本棚が動いて開いたものですからつい興味本位で、それはそうとこの写真は?」


神威は質問をしながら写真をエーデルに渡した。


「あぁこれか?懐かしいな。チーナがここに始めてきた時の写真だ。この隣にいるのが私だ。」


エーデルが指を指しながらこちらに見せる。

チーナの隣に銀色の髪をして、ドレスを着た女の子が写っている。


「これがエーデルさんですか!?」

「なんだ?何か問題でもあるか?」

「いえ、何でもないです。そう言えばここに来たって言ってましたがチーナさんは引っ越してきたんですか?」

「うーん。説明するのは少々難しいな。まぁ拾い子だ。」

「そうなんですか。じゃぁこの後に写っているのはエーデルさんの両親?」

「あぁそうだ。」

「両親は今どこに?」

「・・・もういない。」

「そうだったんですか。やはり、あいつらに?」

「いや、あいつらじゃない。人間だ。」

「!?人間ですか!」


神威は驚いたように言った。


「いい機会だ。先に教えておいてやろう。取り敢えずここから出て椅子に座ってくれ。」


神威はそう言われ部屋から出てさっき座っていた椅子に座った。

エーデルが本棚の本を押す。

すると、奥に動いた本棚が戻って閉まった。

エーデルも椅子に座って1度呼吸をしてから話し始めた。


「あれは、1929年。私がまだ13歳だった時だ。忘れもしない、14歳になる誕生日前日のことだたったからな。」

最後まで読んでくださりありがとうございます。

作者のかるびぃんです。

次回はエーデルの過去。

お楽しみに

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