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射撃と賭け

飛行場に着くとターミナルの方へ向かうのではなく、裏口から警備兵に挨拶をして中に入った。

その後滑走路脇にある倉庫まで歩いて行き、整備員の一人と話し始めた。


「燃料は入ってるか?」

「えぇ、帰りの分はしっかりと入れておきました。」


整備員がそう返すと、


「ありがとう。これは気持ちだ受け取ってくれ。」


そう言ってエーデルは1枚のお札を渡した。


「ありがとうございます。これで酒でも飲みますよ。」


少し笑いながら整備員は言った。

そして、エーデルとボリースは倉庫の中に入るとそこには、Ju-87スツーカがあった。


「さ、帰るぞ。」


エーデルは少しスツーカを眺めてからそう言って、コックピットに乗り込んだ。

ボリースもそれに続いて後ろの機銃座に乗り込んだ。

整備員が近寄ってきて、エーデルに言った。


「飛行服は着ないんですか?」

「大丈夫だ。そんな高度へは行かないし、無理な操縦もしない。」

「そうですか。でも、ゴーグルくらいは付けて行ってくださいね。」


そう言ってゴーグルを渡した。


「ありがとう。それじゃ頼んだよ。」


エーデルはそう返すと、整備員は飛行機から降りた。

そして、エンジンを起動させた。

バルバル、バル、バル

プロペラが空回りをする。

そして、

ブゥゥゥゥゥウウウウン

と力強い音へ変わっていった。

機体をゆっくりと動かし、倉庫から出た。

そして、滑走路の上を走りエーデルとボリースを乗せたスツーカは飛び、城への帰路についた。



ダァーンガチャ、ガチャ。ダァーン

城の射撃場で神威が射撃練習をしていると、レーアが来た。


「じゃあ神威様。負けた方が言うことを一つ聞くでいいですね?」


レーアはパンツァービュクセ39を担ぎながらそう言った。


「いいですよ。負ける気はしませんがね。」


神威も威勢よく返した。

この勝負の発端は今から二時間ほど前に遡る。

ヴォルフの所で三八式を受け取った後、そのまま射撃場へ向かって行った神威とレーア。

神威は早速チーナから射撃の基本を教わり練習を始めると、初弾から的に命中するという事が起きた。


「なかなかやりますね。どこかで撃ったことあるんですか?」


レーアが神威に聞くと、


「ないですよ。今のが初めての射撃ですよ。

地下室での誤射を抜けば。」


そう返してから、神威は排莢をしもう一発撃った。

ダァーン

すると、また的に当たった。


「また当たりましたよ?」


チーナは神威に言った。

すると、神威は調子乗ったのか


「レーアさん。賭けをしませんか?」


そう言われレーアは


「面白そうですね。条件は?」


レーアも乗り気だった。


「的に五発連続で当てられたら勝ち。でどうですか?」


すると、レーアは予備の的を持ち上げて言った。


「この木製の的に五発ですか?距離は?」

「そうですね。今練習した距離と同じ25mでどうですか?」


神威はそう言うと、レーアは


「いいですが、もし二人とも五発連続で出来た場合はどうするんですか?」

「そしたら、真ん中に近い弾の数で決める。どうですか?」


そう言うとレーアはニヤニヤしたながら


「いいですよ。じゃあ負けた方は相手の言うことを一つ聞くこれでどうですか?」

「構いませんよ。絶対負けませんから。」


神威もニヤニヤしながら返した。


「なら私は銃を取ってきますので、その間練習してていいですよ。絶対負けませんし、今日銃を使い始めた神威様には負けませんから。」


レーアはそう自慢げに言いながら銃を取りに向かった。


ーーそれにしても、なんだろうこのフィット感・・・。凄い使いやすい・・・気がする。

そう思いながら神威はまた射撃練習を始めた。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

作者のかるびぃんです。

神威とチーナどちらが勝つのでしょうか!

そして、スツーカに乗ったエーデルとボリースは無事に戻ってこれるのか。

次回をお楽しみに

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