首都
「そうか、よく言った。よし、こいつを持っていけ。」
そう言ってヴォルフは箱を机の上に載せた。
「これは?」
「弾だ。三八のな。弾が作れるとはいえ、まともな物が作れる訳じゃない。まずは、射撃練習を兼ねてこいつをよく知ってやることが第一だ。またなにか、あったら来るといい。」
「わかりました。ありがとうございます。」
そう言って神威は箱を受け取った。
「それでは、行きましょうか。」
レーアがそう言って店を出た。
「どうしますか?街を回りますか?」
レーアが神威に聞いた
「いや、いいよ。また今度来る。流石に銃を担ぎながらだとまずいしね。」
「それもそうですね。では、戻りましょうか。」
そして、レーアと神威は城に戻った。
少し前シュロース帝国首都シュバルツでは・・・。
「はぁ、ここはいつ来ても嫌なんだよな。」
エーデルがそう呟く。
「大佐なら大丈夫ですよ。」
隣にいるボリースがそう励ます。
「そう言ってくれるとありがたいね。では、行くか。」
エーデルが帽子をかぶり直し、建物に入った。
今回エーデルはいつもの軍服ではなく、大佐という階級に相応しい軍服でここを訪れた。
この建物はシュロース帝国の指導者、議員、軍の幹部達が集まる建物である。
エーデルがここに来たのは「ブラッディ・アイランド」の報告に来たからだ。
本来なら陸軍参謀本部に知らせに行くのだが、参謀長不在かつ事が事なので参謀長がいるここを訪れたのである。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
首都での報告これがこの先の作戦にどう関わるのか・・・
次回をお楽しみに




