機内.4
「ウワッ」
神威は木箱の上で眠っていた。
すぐに立ち上がると、周りを見渡した。
まだ夜だった。
「なんだ、夢か・・・。」
神威はホッとしたのか再び木箱に座った。
しかし、座った途端
ドンッ
床から叩かれた。
神威は驚き立ち上がる。
急いで木箱をどけると下にはハッチがあった。
すると、ハッチの蓋が開いた。
中からエーデルが出てきて、
「まさか、寝てないよな?」
睨みつけるようにそう質問されると、
「寝てないですよ。何言ってるんですか。」
神威は目線を逸らしながらすぐにそう返した。
「そうか、ならいいのだが。交代の時間だから神威は戻れ。」
「わかりました。」
神威はハッチから中に入り、蓋を閉めた。
通路をおぼつかない足で歩いた。
ーークソ眠い・・・
コックピットのドアを開けた。
中に入ると左側の席で、ボリースが毛布にくるまって仮眠をとっていた。
右側の席にはチーナが横になって寝ている。
神威はチーナの後ろの席に座り、毛布にくるまった。
そして、チラッと外を見てから眠りについた。
ーー数時間後
ゴー
ジェットエンジンの音で目が覚めた。
神威は起きて最初にこう思った。
ーー眩しい・・・
ゆっくりと目を開けると日が登っていた。
ーー交代の時間に起こされれなかったな・・・
いつの間にか横になって眠っていたらしく、神威はゆっくりと起き上がった。
「お、やっと起きたのじゃな。だいぶぐっすりと眠っておったのう。」
「あ、チーナさんおはようございます。」
神威は眠そうな目をしながらチーナにそう返事した。
「ボリースの馬鹿はまだ眠っておってな、話相手がいなくて暇してたところじゃ。」
「そうですか、何を話しますか?」
「そうじゃのう。」
そう言うとチーナはニヤッと笑みを浮かべてからこう言った。
「ぬしは何者じゃ?」
最後まで読んでくださりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
連日寒いですが大丈夫ですか?
インフルエンザも流行り始めているので、体調にはお気をつけください。
次回をお楽しみに




