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拳銃

※「ー名前」というものが出ます。

これは、同時刻での「ー名前」の話、また離れてしまった際に別のキャラクターに話を変えるためにあります。

ボリースが思い切りドアを開けるとそこには拳銃をこちらに向けたエーデルが立っていた。

「動くな。貴様らなぜドアを開けた?覗かないと言ったよな?」

ーー終わった。このまま軍法会議に出されて死刑になって終わるんだ。

「ま、待ってください。いや、忘れ物をしてしまいまして。それを取ろうとしただけですよ。」

エーデルが拳銃をしまう。

「ならとっとと取っていけ。そしたら、他の人を見張りにつける。お前らは戦車の方を見てこい。」

「りょ、了解しました。」

ボリースはものを取るような仕草をして、ドアの前で敬礼してから出た。

そして、そっとドアを閉めると。

振り返ってからこう言った。

「死ぬかと思った。」

ーー同感だ。まさかドアを開けた先に あったのがエーデルの裸ではなくルガーP08だったなんて・・・

そこへさっきの責任者の人が来る。

「もう手遅れでしたか?」

神威とボリースが二人して首を横に振った。

「なら、良かったです。ここは男女共同なので、まぁこの時間帯は皆勤務中なので平気だと思ったのですが、一応見に来たまでです。」

そこで、シャワールームのドアが開く。

「あ、大佐。どうでしたか?」

「いいところにいた。ちょっと見張っててくれないか?」

「あ、分かりました。」

「神威、ボリースは戦車の方に行って待っててくれ。」

「「了解しました!」」

「戦車はこの先・・・というか、履帯のあとを辿っていただければ。」

「分かりましたありがとうございます。」

神威とボリースは履帯のあとをたどって行った。


ーエーデル

「はぁこれで安心して入れる。」

「?何か言いましたか?」

「いや、何でもないそれじゃ見張りの方よろしく頼む。」

「分かりました。」

エーデルはドアを閉める。

ーーさて、とっとと入るとするか。

服を脱いでいく、胸に巻いていたさらしも外す。

エーデルの体は白く美しかったが、至る所に傷があった。

エーデルはいくつもある傷の中でも腹部の右側にあるさし傷を摩った。

「嫌な傷だな・・・」

そう呟いてからシャワーへ向かった。


ー神威達

「さて、戦車はあったし寒いから中に入ろうぜ。」

「あぁなら、先に入っててくれ。この戦車をもう少し良く見たい。」

「そうか。あ、そう言えばこの戦車名前なんていうんだ?」

「こいつか?そっか重戦車はもうないから製造なんかされてないのか。こいつはティーガーI見たところ初期型だな。俺の世界ではとても有名な戦車の一つさ。」

「ふーん。強いのか?」

「それなりに強かったらしい。敵国にも結構なショックを与えたしな。この装甲と火力は申し分無しの強さだぜ。まぁただ重さ故に足回りが壊れやすかったり、燃費が悪くて燃料不足になり捨てたりもあったけどな。」

「・・・そうなのか。そういや、俺と会うまでにも使ってたのにこいつ足回りが壊れるどころか、少しも損傷してないんだがほんとに足回り壊れやすいのか?」

「え?」

「いやなに、ブレーキ、サスペンション、トランスミッションその他もろもろ船の中で見たけど全然損傷してなかったぞ?」

ーーそんな馬鹿な。あの重さ故に足回りのパーツの消耗は凄く早かったはずなのに。

「まぁいいんじゃね?壊れないことはいい事だろ?それに、スペアパーツがある訳じゃないんだし。」

「それもそうだな。」

「そんじゃ中で待ってるよ。」

そう言うとボリースは、副操縦席の方の入り口から中に入った。

ーー今まで色々あったけど。ティーガー・・・お前のおかげでここまで来れたんだな。初期型とはいえ、ティーガーはティーガーだ。強さは変わらない・・・はず。


遠くから轟音が聞こえる。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

作者のかるびぃんです。

今回まで史実の物を出してきましたが(サーチライト除く)次回空想のものを出します。

(だってTiger空輸なんて無理ですし・・・)


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