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巫のまつりごと  作者: 一靑華巳
再会
8/22

五都

「本当に、この道で合っているの?」


 彼は不敵な笑みを浮かべたまま、何も言わずに人気の無い路地裏を歩む。


 夜の帳が下りた薄暗い一本道は、何処か薄気味悪い。ひっそりと生い茂った野草が風に揺れて足元を(くすぐ)る度、心にさざ波が立つ。頭上にはカラスの鳴き声が響き合い、おどろおどろしい雰囲気が漂っていた。


 上り坂に差し掛かると、古びて苔むした石段が遙か上の方まで続いている。


「パンプスで来るんじゃなかった……」


 ローヒールとは云え、普段の履き慣れたスニーカーよりは歩き辛い。滑って転げ落ちないように気を付けないと。


「ここを登った先が入口だから、もうちょっと頑張って〜」


 彼はあどけない口調で、私を励ましてくれる。


 ぽつりぽつりと並んだ灯篭の灯りを頼りに、一段ずつ慎重に上って行く。踊り場に差し掛かった所で、前方に大きな石鳥居が見えてきた。


 こんなところに、神社なんてあったっけ……?


 この辺りには足を踏み入れたこともないので、知る由もない。

 私は最後の一段を上り切り、ふと後ろを振り返る。木々の間をすり抜ける風が、葉擦れの音と共に冷たく頬を撫でて行った。眼下には街明かりが煌めき、賑やかな人々の営みが垣間見える。


 そういえば、今日は春分の日。昼と夜の長さが同じになる日だけれど、実際は少し昼の方が長いらしい。


 とは言え、二度寝した私からすると夜の方が長く感じるのだが。

 彼は鳥居に向かって一礼すると、私の手を取る。


「しっかり捕まって」


 彼の言葉と同時に、私達は鳥居に一歩足を踏み入れた。


 途端、視界がぐにゃりと曲がる。世界が一雫の落ちた水面のように揺らぎ、足元がふわりと浮くような感覚に襲われた。


 浮遊感に包み込まれ、突風が吹き荒れる。風圧に目も開けられず、私は繋がれた右手に力を込めるしかなかった。


 気が付くと、足元にはしっかりと地面の感触があった。

 湿った土の冷たさが靴底を通じて伝わり、ふつふつとこの場所へ立っている実感が湧いて来る。


 恐る恐る目を開けてみると、濃い霧が立ち込めており、目の前が白く霞んでいる。霧の向こうからは木々の騒めきと、小鳥の囀りが重なり合うように響いていた。


「大丈夫……?」


 彼の声にはっと我に返った私は、握り締めていた手を離す。

 私の握力は女性の平均をゆうに超えているので、彼の手を捻り潰してはいないかと心配になったのだ。


「ご、ごめんなさい……!」


 初めての感覚に戸惑い、つい力を込めてしまった。


「大丈夫、大丈夫、気にしないで。僕はこれでも頑丈な方だから」


 彼はそう言って、軽やかな笑みを浮かべた。片目を閉じてパチリとウィンク。何とも剽軽者(ひょうきんもの)らしい彼のおかげか、この世界の冷たい空気が少しだけ和らいだ気がした。


 けれど、その安心も束の間。目眩でバランスを崩し、世界は万華鏡のように回転し始めた。どうにも此処に居ると呼吸が浅くなり、脳に酸素が行き届かなくなるらしい。


 と、背後から咄嗟に誰かが私の肩を支えてくれる。おかげで転倒せずに済んだけれど、


「"気"が強いのかもな」


 気とは何のことやら、やっと目眩が治まった私は自力で立って彼の手を振り払った。

 目の前に居る彼と後ろの彼、姿形は瓜二つだけれど、雰囲気や物言いは少しだけ違う。


「分かった! 目の前に居るあなたが権禰宜(ごんねぎ)さんで、こっちが本物の鬼神でしょ!」


 私がそう叫ぶと、"彼"はふにゃりと姿を変えた。七年前と変わらない、白無地の装束に浅葱色の袴姿でにこやかに佇んでいる。


「ご名答! 僕は住吉大社の権禰宜改め、眷属である兎の卯月(うづき)だよ。覚えておいてね〜!」


 何処か朗らかな雰囲気を纏っているように感じたけれど、兎は確かにイメージ通り。


「眷属って神様の御遣いの?」


 うんうんと自信満々に頷いている卯月。その度にふわふわと柔らかい髪が揺れ、その様がまるで子兎がぴょんぴょんと飛び跳ねているようで、何とも愛らしい。


「おい、いつまで待たせる気だ」


 背後から響く彼の声は、まるで霧を切り裂く刃のように鋭い。鬼神に支えられたなんて一生の不覚だわ。


「卯月はもう帰って良いぞ。お前の役目は終わった」


 その言葉に、がっくりと項垂れる卯月。霧の中で、彼の華奢な背中が一層小さく見える。


「ちょっと、そんな言い方無いんじゃないの?」


 この男に対する苛立ちで全身が熱くなる。思わず牽制してしまったけれど、


「お前は相変わらず生意気だな。一々突っかかって来るな」


「はぁ?」


 端正な顔立ちとは裏腹に、まるで言葉を選ばない言動。


「あんたこそ、もう行ったらどうなの? 私たちはこれから都とやらに行くんだから相手してる暇無いの」


 彼は私の瞳をじっと見詰めながら、青褐色(あおかちいろ)の瞳を煌めかせて言った。


「ここがその都だ。俺たちは今、大鳥居を潜り抜け西外れの森にいる」


 確かに、辺りは鬱蒼とした木々が生い茂ってはいるが、ところどころ木漏れ日が差している。


 石鳥居を潜るまでは宵の口だったのに、まるで別次元に迷い込んでしまったみたい。


「この場所は霊気が強いから、これを羽織れ」


 彼はさらっと、青海波の文様が織り込まれた、深い藍色の羽織を私の肩にかけてくれた。柔らかな布の感触が心地良い。


 けれど、私は意地を張って「要りません」と、羽織を突き返した。


 本当はありがたく受け取るべきなんだろうけど、このひとにはあまり頼りたくない。


「つべこべ言わずに受け取れ。また、ふらつかれては困るからな」


 彼の声は、たまにぞくっとするほど低く響く。鬼特有の迫力に一瞬怯み、私はされるがままに羽織をかけられた。その重みが肩に落ち着き、まるで守られているような感覚が広がる。でも、その温かさが癪に障るのだ。


「それじゃあ、僕はもう帰るね。二人とも仲良くね〜!」


 ぴょんと一跳ねすると真っ白で愛らしい兎姿に変わる卯月。なるほど、こちらが本来の姿らしく、ふわふわの毛並みは霧の中で輝き、小さな赤い瞳は珊瑚の如く(つや)やかだった。


 と、見惚(みと)れている場合じゃない。


「ちょっと待って、卯月」


 呼び止めたものの、卯月は「バイバーイ」と元気よく前足を振り、霧の奥へと軽やかに跳ねて消えてしまった。


 ムードメーカーの彼が居なくなり、私はこの鬼と二人きり。卯月には悪いけれど、仲良く出来る自信無いわ。


「それで、これから何処へ?」


「森を抜けた先が都だ。一通り、道案内をしよう」


 着いて来いと言わんばかりに、背を向けて歩き出す鬼神。私は彼の背中を追い、森の奥へと進んだ。


 道は細く、両脇には古木が(そび)え、枝葉が空を覆って薄暗いトンネルのようになっている。


 木漏れ日が時折、地面に(まだら)な光の模様を作り、私の足元で揺らめいていた。


 鬼神の背中は暗がりの中でも力強く、まるで道そのものを切り拓くように進んで行く。彼の存在そのものが、この不気味な森の中で唯一の頼りだった。


 一本道を三十分くらい歩き続けると、最初は小さな点だった光が、歩みを進めるごとに徐々に広がりを見せる。


 私は思わず目を細め、手を(かざ)して光を遮った。一体、この先にどんな世界が待っているのだろうか。


「えっ……」


 森を抜けた瞬間、言葉にならない驚嘆が口を()いて出た。目の前に広がる光景は、私の想像を遥かに超えていたからだ。


 森の終わりは切り立った崖のような高台になっており、眼下には都全体がまるで絵巻物のように広がっていた。空はどこまでも青く澄み、虹色に輝く雲は悠々と幾重にも流れて行く。


 私はその場に立ち尽くし、息を呑んだ。


 心臓は早鐘(はやがね)のように鳴り、胸の奥に熱いものが込み上げてくる。其処には、私の知る現実世界とは比べ物にならない程、摩訶不思議な空間が繰り広げられていたから。


 中央奥には教科書で見るような、平安時代の寝殿造が並び、その中には一風変わった大きな群青色の鳥居と洋風の建物。そのずっと先には塔のような高い建築物。碁盤の目のような直線的な街並み。幅広い通りは土色で、牛車がゆったりと行き交う姿が見える。


 その左手には広大な更地があり、草一本生えていない。乾いた土の表面は、陽光を浴びて淡く灰褐色に輝いていた。


 左手前は武家屋敷が並び、寺院らしきものが多く点在している。


 右手奥には人口密度が高いのか人の往来が激しく、瓦屋根の建物が並んでいた。何処か浮世絵に描かれたような建物ばかりで、もしやあれは江戸なのではないかと疑念が浮かぶ。


 右手前は煉瓦造りの洋風建築が並んでおり、洋装の人が多く行き交っている。道には馬車や路面電車が走っているけれど、駅舎からは汽車の線路が空へと伸びている。


 こんなに異色な景色を私は見たことがない。それと同時に時代の流れを一瞬にして感じられるこの場所が、とても面白く感じられた。


「まるで、いろんな時代を詰め込んだ箱庭みたい」


「この都は現世のそれぞれの時代を再現している、ほとんどがあやかしと神の生業。稀に人間も迷い込んでくるがな」


 本当に、これは現実?


 夢なのではないかと思い、手の甲を(つね)ってみる。うん、痛い。間違いなく、痛い。


 これは夢の中では無く、現実に、この場所に私は立っているのだ。

 彼は本当に私との約束を守ってくれたんだ…。

 その事実が、胸の奥にじんわりと温かいものを広げていく。嬉しさと、どこか申し訳なさが入り交じった複雑な感情が込み上げてきた。


 ずっと、彼の言葉を()れ言だと思っていた。七年前のあの日の約束は、ただの気休めだと。


 暗い闇の中で希望を見失い、ただ生きることの意味を問い続けた日々。目の前に広がるこの不思議な都は、まるで私のこれまでの苦しみを肯定してくれるかのようだった。


 長く辛かった時間を、私は懸命に生き抜いてきたのだ。その実感が胸の奥で静かに(たぎ)り、涙がこみ上げそうになる。


「まぁ、この先──」


 春風に煽られた木々は揺れ、淡い桜の花片が舞い上がる。その音に紛れて、私は彼の言葉を聞き取ることができなかった。


「今、何て……?」


「さて、そろそろ行くか」


 私は疑問に思いながらも彼の後を着いて行く。

 今度は百段をゆうに超えてありそうな長い石段を下り、ようやく地上へと降り立った。行きよりも段差は広く緩やかで転ぶ心配もなく助かったのだが、流石に足が疲れて来た。


「領主様はこっちでも、ずっと人間の姿なの?」


 現世ならまだしも、こちらの世界なら本来の姿でも出歩けそうなものなのに。


「この世界では、中級以上の妖や神は人型を保つのが規則だからな。まぁ、こちらとしても身分を明かすと何かと面倒だから、好都合だ」


 確かに、通りを行き交うひと達も、姿は普通の人間とそう変わらない。それにしても、妖と神様の区別がつかないのは如何なものか。


 私は神社巡りが趣味の神様大好き人間なので、気付かずに粗相を働いては居た堪れない。誰と接する時でも気を引き締めねば。


 さて。通りを歩いて気が付いたのだが、此処の人々は皆、着物を着ており現代の私の格好では多少浮ついて見えるかもしれない。


 いつも以上にはおめかしして来たつもりでいたのに、無意味だったかな。


「今日一日はお前の要望に従う。望みがあるなら言ってくれ」


 少し歩いた所で、彼の方から思わぬ申し入れが。その声は低く穏やかで、どこか優しさを含んでいた。


 では、早速お言葉に甘えさせていただこう。心の中でわくわくが膨らみ、ちょっとした悪戯(いたずら)心が芽生える。


「折角だから着物、着てみたいな……。この世界にはレンタルショップとか無いの?」


 ちらりと彼に目線を合わせて、早速欲求を伝える。よし、さっき言ったことを後悔させてやろう。私は心の内で密かにほくそ笑んでいた。


「れんたる……というのはよく分からんが、着物なら呉服屋に行くか。ちょうどこの先の橋を渡ったところにある」


 呉服屋……。この世界の物価はよく分からないが、わざわざ着物を仕立てて貰うのは流石に申し訳ない。


「あの……、レンタルとは"貸し出す"という意味で、貸衣装屋さんは無いのでしょうか?」


 と、いうことで私は呉服屋を回避して、損料屋へとやってきた。


 損料屋(そんりょうや)とは、生活用品から冠婚葬祭用の品まで大抵のものなら何でも揃っている、現代のレンタルショップに相当する商売所らしい。


 そういえば、江戸時代は火事が多い為、あまり高価な物を持たずに借り暮らしをしていたらしいと聞いたことがあるから、損料屋はさぞ繁盛しただろうな。


「たくさんあるけれど、どれにしよう」


 葛龍(つづら)から十数着の多種多様な着物を出していただき、畳の上に広げては見比べる。衣桁(いこう)には柄の大きな着物が幾つか掛けられており、こちらも目を引くのだが……。


 確か、着物は暦に合わせてそれぞれの季節の色や取り合わせがあったはずだけれど、一体どれを選べば良いのやら。


「そちらは、友禅染のお着物ですよ。お好きな物があれば試着してみませんか?」


 おっとりとした年配の女店主さんが声をかけてくれた。


「えっと……」


 店主さんにお手間を取らせるのは気が引ける。


 どう返答しようか迷っている所で、がらりと引き戸を開ける音がした。どうやら、他のお客さんが入ってきたらしい。


「いらっしゃいませ。これはこれは華音(はなね)様」


 "華音"という言葉に、私は懐かしさを覚えて顔を上げた。


「おとみさん、鼈甲(べっこう)の簪は無いかしら……、あーーーーーーっっ! もしかして、胡和ちゃん?! 久しぶりねぇ、元気にしてた?」


 私だと気が付いたのか、彼女から駆け寄って来てくれた。


「はいっ。おかげさまで元気です!」


 七年前と相変わらず、惚れ惚れとしてしまう程の美人さん。彼女は赤茶の髪に桜柄の櫛を刺して、後ろ髪は玉結び。着物も蘇芳(すおう)と上品な風合いがより一層引き立っていた。


 私は事の経緯を語ると、


「なるほどね。着物のことなら、私に任せて。飛びっきりのものを選んであげるから。にしても、別嬪に育って」


 ふふふと彼女は軽やかに笑った。


「化粧でごまかしているだけですよ。それとあの甘味処、畳んでしまったのですか? 私、もう一度あのおしるこが食べたくて」


 高校生になってから一度だけ近くを尋ねてみたものの、既にお店は無く。代わりにその場所は駐車場になっていたので、拍子抜けしてしまったのだ。


「ふふ。この都に移転しただけよ。良かったら、またいらっしゃいな。おもてなしするわよ」


「はい、是非……!」


 七年越しに、またこうして会って話せているとは、途轍もない嬉しさに胸がじんわりと熱くなる。


 そうして、華音さんに選んでいただいたのは蝶が舞っている天色(あまいろ)の友禅染だった。早速試着してみようということになり、奥の座敷を借りた。


「すみません、私はまだ一人で着付け出来ないもので……」


「気にしないで。コツさえ掴めばすぐに慣れるものよ」


 先ずは肌襦袢を着る。今で言うインナーのようなもの。その上から半衿付きの長襦袢を身につける。半衿には金銀の麻の葉模様の刺繍が施されていて、とても綺麗。江戸の中頃までは黒色が主流だったらしいけれど、後期にはお洒落として、より華やかな半襟が作られるようになったらしい。


「長襦袢を着る時は衣紋を抜くと言って握りこぶし一つ分空けておくのよ。こうしておくことで女性らしい色気のある襟元に仕上がるの」


 伊達締めを締めると次はいよいよメインの着物。左右の共襟を合わせ、背中心を決める。着物の裾線はくるぶしが隠れるくらいで、前幅、下前を決めて腰紐を締める。


「で、お端折りのポイントは布目を整えることと後ろ側が腰紐に引っかかって無いか確認すること」


 ここでも伊達締めをして完成。最後は帯締め。


「ここが一番難しそうですね」


「基本的には一重太鼓と二重太鼓をマスターしておけば良いけれど、今回は着物の柄に合わせて蝶々結びにしましょう」


 蝶々結びは帯の上に蝶々が羽を広げて止まっているかのようなリボンの結び方。姿見でまじまじと見てみると、着物のおかげか少し大人っぽく見える。


 着物もあの時に比べたら断然、似合うようになった……のかな。華音さんのような、妖艶で儚げな美人さんにはまだ程遠いけれど。


 彼女は私を一瞥すると自身の(かんざし)を引き抜き、こなれた手つきで髪を玉結びに結ってくれた。


 かの有名な『見返り美人図』の女性と同じ髪型である。

 髪先を輪に結び、蒔絵(まきえ)平打簪(ひらうちかんざし)を挿すと、思いの外綺麗に纏まった。


「ほんに素敵だわ、胡和ちゃん。凛としていて、まるで芍薬(しゃくやく)の花みたい」


 何もかもに絶望していた七年前の私の顔は自分でも驚くほど醜かった。あの時の私が今の私を見たら、一体どんな顔をするだろうか。


 その後、選んだ着物の代金まで払うと言った彼女の申し出を全力で断ったのだが……。結局、押し切られてしまい、本当に何から何まで申し訳ない。


「すみません……」と頭を下げる私に対して、彼女は「こういうときは"ありがとう"って言うのよ」と軽やかに微笑みかけてくれた。そうだ、あの時も確か同じことを言われたような……。


「ありがとうございます。華音さん」


 前言撤回、満面の笑みで彼女に告げる。私はそんな彼女を心から尊敬しており、今でも憧れの人だ。嬉しさで心が満たされ、私は幸せ者だな…、なんて一人浮かれていた。


 その後、華音さんとは後で落ち会う約束をして、私たちは損料屋をあとにした。

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