ついでに資金調達でございます
迷宮都市レガルの近郊は、起伏のある地形をしている。
平原が存在しないというわけでもないのだが、都市部自体が小さな丘となっているように、占める割合としては高所のほうが多い。
近郊では水脈や高山、盆地などが散見され、さらにはレガルを取り囲む山脈自体が天然の要塞となっているので、暮らし易さと防備を考える上では決して悪いものではない。
それゆえ、山中や平地に限らず多種多様な村々がレガルの周囲に存在していた。迷宮都市ということもあって大きな賑わいを見せるため、出稼ぎに行きやすいことも一因だろう。
そんなレガル近郊に存在する、とある森。
日が暮れ始めて少しずつ暗くなっていく中を必死に走る少女の姿があった。
彼女が背負った手編みのかごには、大量の山菜や薬草が見てとれる。
「はぁっ、はぁっ!」
素朴な衣服を着た、いかにもな村娘といった風貌の少女は名をルルという。
彼女は一身にて家族全員を養い、日々の辛い仕事にも文句ひとつ言わず、常に笑顔を振りまいているために村の中でも人気があった。
が、しかし。今の少女にその余裕はない。
泣き出してしまいそうな表情で木々の間を駆け抜け、短い茶髪を振り乱し、藪に頬が切り裂かれることすら気にしていないようだった。
どうしてこうなってしまったのだろうと、ルルは己の迂闊さを悔やんだ。
「オラ、待てや! それ以上逃げたら殺すぞ!!」
「手間かけさせんじゃねぇ! 止まれ!!」
「おい、そっちから回り込め!」
背後から聞こえてくる怒声に震えながら、一瞬たりとも足を止めずに逃げる。
逃げたら殺すなどと言っているが、止まったとしても良い事になるはずがない。
ルルが山菜採りに出かけたのが今日の昼。
普段より少しだけ遠出をしてみたところ、彼女は薬草の群生地を見つけたのだ。これで食生活に余裕ができる、と喜んで採取したまでは良かった。
本来なら日が傾き始める前に村へと戻るはずだったのだが、調子に乗って採取し続けてしまい、思ったよりも時間が過ぎてることに気付く。
それから慌てて帰ろうとして出会ったのが、よりにもよって山賊だった。
「あっ!?」
細い体躯を駆使して逃げていたが、ついにルルは木の根に躓いて転んでしまう。
その拍子に背負ったかごが外れ、ガシャンと音を立てて獲物の位置を知らせる。
木々が夕日を遮るために、平地よりも数倍暗くなる森の中。そこに死の恐怖が合わさってしまうと、普段の身体性能を発揮できなくなるのは無理からぬことであった。
「チッ、梃子摺らせやがって。アジトからは離されちまったが、まぁ走った甲斐はあったか」
「そうだな。器量は悪くねぇ女だ」
「売り払う前にオイシイ思いしないとやってらんねぇよ」
後ろを振り向くルルの瞳に映ったのは、薄汚い三人の男。
その手に持った無骨な剣を見てしまい、少女の歯がカチカチと音を立てる。
「いや……いやぁ……」
ずりずりと這って逃げようとするも、その華奢な足を山賊が掴む。
二人の男が両手両足を押さえ込み、可動する限界までルルの四肢を広げた。
「いぎっ!」
ミシリと関節が嫌な音を立てるが、非力な女の子ではどうすることもできない。
できることといえば、ぽろぽろと涙を流すことだけだった。
「おい、折るんじゃねぇぞ。奴隷商に値切られるからな」
「わーってるよ。お楽しみくらいはいいだろ。それじゃ、どんなものか見せてもらおうかね」
男の一人が仲間に返事をすると、布の引き裂かれる音が薄暗い森に響き渡った。
「いやあああああっ!!」
粗末な衣服が襤褸切れ同然のように投げ捨てられ、ルルの裸身が男たちの衆目に晒される。
痩せていながらも女としての膨らみを見せる肢体は、山賊の情欲を掻き立てるには十分だった。
「ひひっ、たまんねぇな。楽しめそうな身体だ」
「一回出したら交代だからな」
左右で身体を押さえている二人を除いた最後の男が、下卑た目で舐めるように少女を見やる。
「ひっ! や、やだやだやだぁっ!!」
男から向けられた視線に本能的な恐怖を感じてしまい、我武者羅に暴れ始めたルル。
その行動は悪手以外の何物でもなかった。
「あぎゅっ!」
必死に手足をばたつかせる彼女の頬に、剣の柄頭が振り下ろされる。
思わず耳を塞ぎたくなるような音を立てて、滑らかな曲線を描く肌がへこむ。
直後に口の中で異物を感じたところ、それはどうやら欠けた歯のようだった。
「暴れんじゃねぇよ。今すぐ殺されてぇのか?」
生命の危険を悟り、少女の心は怯え一色に染まる。
頬から感じる鈍痛で、男がズボンを脱ぐ間も抵抗する気は無くなってしまう。次に反抗してしまえば、剣の柄頭では済まないかもしれない。
ルルにできたのは、ただただ祈ることだけだった。
(誰か……誰か、助けてよぉ……)
自分を汚そうとしている存在に、ルルは虚ろな目を返す。
こんな森の中で助けを求めたところで、絶対に救いなど来ない。
このまま山賊たちに輪されてから奴隷として売り払われることを理解していたとしても。ありえないことだとは分かっていても。
それでも祈らずにはいられなかった。
襲いくるだろう激痛に少女が身体を強張らせ、その瞼を閉じた瞬間、
「ギリギリだったか。あと一歩でも遅かったら胸糞悪いことになっていたな」
ふわりと優しい感触が肢体を包んだ。
「……え?」
恐る恐る少女が目を開けると、視界に飛び込んできたのは男の顔。
しかし、先ほどまでの危害を加えようとしていた三人の山賊とは違う。
黒髪に黒い瞳と、エキゾチックな外見をした青年だった。
「安心していい。俺は敵じゃないよ」
山賊の仲間が来たのかと悲鳴を上げようとするルルだったが、優しい声色に「助かったのだ」と直感した。
そして、先ほどまで自身の手足を押さえ込んでいた圧力が無いことに気付く。
身体を見下ろしてみたところ、どうやら背格好からして冒険者らしい青年にお姫様抱っこされているようだった。
「え、あっ、あのっ……」
状況が理解できないながらも懸命に言葉を搾り出そうとするルルから、青年が気まずそうに目を逸らす。
「あー。言いたい事は色々あるだろうけど、とりあえず隠したほうがいいんじゃないか?」
その行動に少しだけハテナマークを浮かべた後、ようやく自分が裸同然の姿であることを思い出した。
上下の服を破られてブーツだけになっている格好は、むしろ何ひとつ着ていないよりも扇情的だろう。
「っ!?」
慌てて右手を股間へと持っていき、左腕で両の乳房を隠すルル。
青年を睨みつける彼女の頬は、剣の柄頭で殴られた青痣を除いて、これでもかというほど真っ赤に染まっていた。
「…………み、見た?」
「そりゃもうバッチリ見えたな。推定Cカップくらいの美乳に、髪と同じ茶色でフサフサのぉごッ!?」
至近距離からのショートアッパーが、青年の顎に炸裂する。
こういったシチュエーションで「見てない」と返した場合にはビンタの一発でも来る、と青年は考えていたのかもしれない。
しかしながら正直に言ったところで物理的応答であることに変わりは無かったらしく、要するにどちらを選んだとしても不正解だった。もっとも、目視した光景をそのまま口に出すのではなく、もう少し言葉を選ぶべきであったとは思われるのだが。
ともかく、普通に考えて恩人であるはずの自分に脳を揺らすほどの一撃を加えられるのであればトラウマの心配はなさそうだな、と青年は安堵した。女子の裸体をしっかりと脳内メモリに保存したのだし、その程度は甘んじて受けるべきだろう、とも。
次はレバーブロウにしようか、それとも一時の恥を偲んでクリンチからのニーキックにしようかと思案するルル。
その耳に、別の男の声が届く。
「何だてめぇ!」
「そいつは俺たちの獲物だ。横取りしたからには……分かってんだろうな?」
黒髪の青年がルルを抱えたまま振り向くと、少し離れた所には先ほどまでの山賊がいた。
どうやら、手中からいきなり獲物が消えたことに理解が追いつかず、今の今まで呆けていたらしい。
「ひっ!」
殺気を叩きつけてくる男たち、特に下半身丸出しになっている一人を見て、ルルの身体が硬直する。
腕の中で縮こまった少女を一瞥し、黒髪の青年は嘆息した。
「せめて下を履いてから威嚇しろよ。急所をさらけ出したまま挑発するとか、お前ら馬鹿なの?」
ぐうの音も出ないほど正論なのだが、山賊たちには挑発にしかならなかった。
三人は額に青筋を浮かべるものの、かろうじて自制心のセーブに成功したらしい。
得体が知れない青年の言葉を無視し、脅すように一人が口を開く。
「ここいらは俺たちピリエス団のテリトリーだ。生きて帰れるとは思わねぇことだな」
ゆっくりと剣を構えた山賊を見て、ルルの身体に震えが走った。
ピリエス団といえば、レガル近郊でも危険度では三本の指に入るとされる山賊団だ。商隊や村々を襲っては裏ルートに流し、多くの益を得ているとされる。
当然ながら幾度となく討伐隊が組まれているのだが、頭が逃走技術に長けているらしく、いくら下っ端の連中を捕縛したところでトカゲの尻尾切りになっていると聞いたことがあった。
(ど、どど、どうしよう……早く、早く逃げないと……!)
思った以上に拙い相手と対面していることに気付いたルルだったが、彼女を抱えている男の表情は真逆。
にやりと口角が上がり、その眼は獲物を捕らえた狩人のもの。
狩る側から狩られる側になったことに、山賊はまだ気付いていない。
「へぇ、ピリエス団か。ギルドの壁にあった手配書だと確か……頭を捕まえたら虹金貨一枚で、幹部を捕まえたら白金貨三枚だったかな」
恫喝を恐れず、それどころか自分を金づるとしか見ていない青年の言動に、山賊は思わず後ずさる。
一人がフル○ン状態なので、その姿は非常に滑稽に映った。
「今はちょっと金が必要なんでな。お前らが大人しくトップの元に案内してくれるって言うなら、命くらいは見逃すことを考えてやってもいいけど……どうする?」
青年の口から飛び出た言葉に、三人はしばしポカンと口を開く。
その言動は、山賊たちにしてみれば信じられないもの。
なぜなら、三人を相手にしたうえで手加減できるだけの強さがあり、なおかつ盗賊団全体を敵に回しても問題なく鎮圧できるだけの実力があると示しているはずなのだから。
しかし、目の前にいる黒髪の青年は武器を持っておらず、防具にしても質素な革で作られた低級品であり、言ってみれば、その風貌は駆け出し冒険者と表現する他ない。
ゆえに、三人は選択を間違えた。
そもそも獲物の少女を気付かれることなく掻っ攫った時点で、実力差を悟って逃げるべきだった。
女を陵辱できるという欲望が、その判断を曇らせた。
山賊は青年の言葉をブラフと切って捨てる。
そして仲間内に目で合図してから、剣を構えて走り出した。
「この男はいらねぇ! 斬って女だけ持って帰るぞ!!」
「「おう!!」」
青年を三方から取り囲むように近づく男たち。
さすがレガル近郊における有名山賊団だけあって、そのスピードはかなりのものがあった。
怯える少女を再び我が物にせんと、青年に殺意を向ける。
「交渉決裂か。強姦未遂ってのもあるし、似合いの刑はこんなもんだろ」
その終わりは、至極あっけないものだった。
剣の間合いまで残り数歩ほどになった瞬間、男たちの下半身からクルミが割れるような音が響き、その意識は闇に沈む。
顔面で雑草を掃除しながら数メートルほど進み、三人はようやく停止した。
「ふぇ?」
振り下ろされるだろう凶器にルルは目を瞑ったが、何も起こらないことに気付くと数秒で目を開ける。
視界に飛び込んできたのは、地面に突っ伏して時折痙攣する三人の男。近くの木に視線を移すと、彼らの手中からすっぽ抜けたであろう剣が突き刺さっていた。
「一丁上がりと。で、そろそろ立てるか?」
何が起こったか理解できずに呆然とするルル。
その顔を青年が覗き込むと、彼女は慌ててかぶりを振った。
「う、うん。大丈夫だと思う……」
ルルの返答にひとつ頷き、青年は壊れ物を扱うように彼女を降ろす。
まだ多少なりとも震えてはいるのだが、自らの足で移動する程度には問題ないようだった。
どこからともなくロープを取り出して三人を縛り上げている青年に、ルルは恐る恐る問いかける。
「ね、ねぇ。何が起こったの? 何で倒れてるの?」
山賊たちをよく見てみると、彼らは皆一様に股間から血を流しているようだ。
流血する様は処女を切ったばかりの生娘のようにも見え、ルルは因果応報だと内心で笑った。
「魔法で金玉潰して気絶させたんだよ。強姦未遂の相手には似合いのやり方だろ」
テキパキと作業を続けつつ、黒髪の青年は簡潔に説明した。
その言葉で「気絶どころか普通に死にかねないよね」とか「ざまぁみろ」などと思ったルルだったが、少し遅れて、青年に助けられた礼を言っていないことに気付く。
「あの……ありがとね。私、あのままだったら山賊に輪されて、奴隷として売られちゃうところだったよ……」
「気にするな。成り行きで助けただけだ」
先ほどまでの恐怖を思い出したのか、ルルの身体が小刻みに震えだす。
その裸身を一瞥すると、青年は再度どこからともなく麻のシャツとズボンを取り出した。
「悪いが、今は男物の服しか持っていない。少し時間を貰えれば、トレジャーリングを使って女物の服を用意できるが……」
「い、いいよ。服を貸してもらえるだけでも、ありがたいし」
衣服を受け取りながら、ルルは素直に頭を下げる。
彼女の頭の中では、どこから取り出したのだろうとか、どうやって短時間で服を用意するのだろうとか、トレジャーリングって何なのだろうといった疑問が浮かんでいたが、深くは突っ込まずに衣服を着始めた。
相手は女としての命を救ってくれた人なのだ。感謝こそすれ、根掘り葉掘り聞いてしまっては恩人の心象を悪くしかねない。
抱えられた際に一撃入れてしまったので今更といえば今更なのだが、青年は特に気にしているようには見えなかった。
「これでよしと。そっちはちゃんと着たか?」
「うん、着れたよ。まぁ、あなたには裸を見られてるんだし、今更隠しても意味ないけどね」
「それもそうか。なら、その服一式は返してもらうぞ」
「ちょ、わーわー! 待って待って!!」
冗談半分で、青年がルルのシャツをクイクイと引っ張る。
再度剥かれてはたまらないとばかりに、彼女は慌てて距離をとった。
「思ったよりも元気みたいだし、大丈夫そうだな」
「えっ? あ、う、うん……」
青年の笑顔を見て、ルルはからかわれたのだと気付く。
自分のことを心配してくれたのだと察した瞬間、その頬に朱が差し、心臓が大きく跳ねた。
青年が近づいてくると、胸が破裂してしまいそうなほどに鼓動が高鳴る。
「残りは……その傷くらいか。治療するから、少しだけ目を閉じていてくれ」
「は、はいっ!」
ピシィっと幻聴が聞こえるほどに綺麗な気をつけの姿勢をとったルル。
その姿に苦笑しながら、青年は痣の残る頬へと触れた。
「んっ……ふぁ……はぅっ!」
しゅわしゅわとした妙な感覚で身体が洗われているらしく、ルルが艶やかな声を出しながら悶える。
もし彼女が目を開けたのであれば、瞳に映る女神に驚嘆したことだろう。
その治療行為が数秒ほど続き、青年はそっと頬から手を離した。
「よし。これで完治しているはずだ」
青年から高価そうな手鏡を受け取って見てみれば、映っていたのは陶磁器のように白い肌。
ルルが口内を探ってみたところ、欠けた歯すらも治っているらしい。
彼女が喜ぶ姿を見た青年は、満足そうに頷いていた。
「それじゃあ俺はこの辺で……と言いたいんだが、別れてから他の山賊に襲われたってことになっても寝覚めが悪いからな。家まで送っていくよ」
青年の言葉は、至極魅力的な案だった。
少しでも長く一緒にいたいと思ったルルには、それを遠慮することなどできなかった。
□
それから数時間後の夜。
藁で編まれた自身の寝床へと潜り込みながら、ルルは今日の出来事を反芻していた。
「変な人だったなぁ……」
脳裏に浮かぶは、黒髪の冒険者の姿。
手練れの山賊数人を簡単に倒す実力を持ち、傷を治す魔法すら扱える男。
彼に方角を教えただけで「目を瞑っているうちに家に着くよ」と言われ、直後にそれが現実になった。
村の入り口で自身が目を白黒させていると、落ち着くように頭を撫でられた。それだけで心臓が大きく跳ねた。
心配した両親が泣きながらルルを抱きしめている間、彼は優しい笑顔で遠くから眺めていた。
「また、会いたいなぁ……」
ルルの一家が住む、くたびれた家の天井。
就寝前の見慣れた光景から視線を横に向けると、そこにはあの冒険者から貰った衣服が丁寧にたたまれている。
あの冒険者は、きっとレガルのどこかに滞在しているのだろう。
今度レガルへ行商に行くときは、冒険者ギルドに顔を出すことにしよう。
そう思いながら、ルルはゆっくりと目を閉じた。
□
この日、レガルの冒険者ギルドに一つの知らせが舞い込んだ。
ギルド長ミストから職員へと直接伝えられた話によれば、何らかの理由によってレガル近郊に巣食う山賊団がすべて壊滅したとのことであった。
数百人を擁する過剰な戦力によって、押さえ込むことすら難しかったホエル団。頭が常に逃げ続けているため、常にトカゲの尻尾切りとなっていたピリエス団。貴族と組んで甘い汁を吸っているゆえ、一般の冒険者では手出しすることができなかったケストウロ団。
その全てが悉く姿を消したという報告が各職のギルドにも伝えられ、レガルでは多くの人間が現状確認へと駆り出されていた。
さらには数百人規模で犯罪者奴隷が売り払われたという話も出てきており、そのルートに山賊団と密接な関わりがあるとのことで、領主が直々に調べる事態に発展したのだとか。
なお、その中心で大量の書類作業を任された某エルフの怖い人は「予告します。氏は、いつか必ずお仕置き部屋へ連行します。必ず……必ず……いつか、尻を……」と呪詛のように呟いていたそうな。
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AUTHOR:次は17日投稿……じゃなかった18日だったでごじゃるよ
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