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日常

今年の運動会や、文化祭は中止になった。


校庭ではサッカー部が練習している、部活動が再開されたのだ。

「パス」

「行け!シュート!」

などの声が聞こえる中、人の生徒が止まって震え出した、手首の内側が明滅し始める。

サッカー部全員が同時に光り出したようだ、それぞれがどこの箇所を指示されているのかここからでは、全く見えない。

なにか助けられることはないかと、涼は慌てて下まで走り出す、校庭へ出る扉を開けようと手をかけたその時。

どごん

と鈍い音がして硝子のドアが真っ赤に染まった、肉と脂が混ざった凄まじい匂いがする。

何とかドアを開き、校庭に出ると

サッカー部は全員右太ももと手首に書かれていた。

かろうじて生きているサッカー部を保健室に連絡し、慌てて救急車と応急処置が行われる。

動脈を切っていたら、恐らく助からないだろうと先生は言った。


前回俺の親指をぶった斬った斧は、あれから教室にある、非常事態に使えるようにだ。

最近は一緒にいることを見なくなっていた、朱音、紫苑、美紅の仲良し人組は今日は一緒にいる。

人は一緒にトイレへ向かったようだったが……


「きゃあああああ!誰か助けて!」

突然悲鳴が聞こえた、人の声だった。

俺は慌てて声の聞こえる方に言った、女子トイレだが構わず飛び込む。

「どうした!」

朱音が答える

「手首があ」

泣きじゃくりながらよく分からないことを言っているが、全員の両手首を見て回る、。

反対は朱音「左脛」

紫苑「両耳」

美紅「左手首」

と書いてあった、俺は急いで周りに声をかける、誰か大至急保健室にいる医者を連れてこい!

朱音、紫苑、美紅、全員切ってもいいか?

爆発するかどっちがいい?


人ともこくこくと頷いた

「三浦、お前美容師用のハサミ持ってたよな?あれ持ってきてくれ」

「中島、教室から斧を持ってきてくれ!」

全員ダッシュで走り出す。

残り時間。

三浦が番に戻ってきた、ハサミを借りていきなり右耳を思いっきり切る!

「ぎゃああああ」

「反対もだ」

左耳もそのまま思いっきり切る!

紫苑は鼻水を垂らして泣いている。


次は中島が戻ってきてくれた躊躇なく左手首を切断する、血が吹き出す。

その時ちょうど医者が来てくれた、

「手当を頼む」

先生はこくこくと頷いた。


誰かハンカチかなにかないか?

そう聞くと近くの女子がタオルのようなハンカチを渡してくれた。

「朱音これを思いっきりくわえててくれ」

残り時間はしかない、勢いに任せて2度、3度と朱音の脛に斧を叩き込む、ぶちっ!ごおん、ごおん、ぶちっ!

「いやあああああ!痛い!痛い」

朱音の左脛は切断された。

俺は全身血まみれになっていた。





ここまで読んでいただきありがとうございます。

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