村へ帰って大宴会
内容の都合で短めです。
次話は長めなので、相殺ということで。
村に着くと残っていた村人達に成果を報告し、明日はミルモンアイスを二日分持って行く事が決まった。その為、明日の待機組は最終日用にアイスと器を作る事になる。
ボールの売上金の寄付についても、シロガネ様をはじめ村人全員が賛成してくれた。
今夜は待機組の女性達が作ったご馳走で大宴会だ。
噴水広場は夜になると表情を変える、照明設置の時に思い付いて家々の軒先以外に噴水もライトアップしているのだ。
水を噴き出す子狼の首にネックレスの様に下がるライトと、噴水の台座の水中に仕込まれたライトが辺りを照らしている。
村人達は酒を飲み、食事をしながら今日の祭りについて思い思いに話している。
「あの屋台の串焼きは旨かった」とか「あそこのケーキはいまいちだった」など、情報交換に余念がない。
「美波、明日は何を買いに行く?」
ミチルに聞かれ考え込む、明日はミチルとクロと三人で祭り開場を回る事になっている。
「初めてだからなぁ、美味しい物は絶対食べたいし良い匂いのする石鹸とか化粧水も欲しいでしょ。
あとカーテンにする綺麗な布があったら買いたいし、珍しいスパイスとか調味料にも興味あるな。
ミチルとクロは?」
「そうねぇ。私も食べ歩きしたいし、石鹸も欲しいわ。後は、何か珍しいお茶があれは買いたいわ。」
「俺はそうだなぁ、狩りの獲物を捌くナイフの新しい奴が欲しいな。後は旨いものを食べて荷物持ちするから、好きな所を回れよ。」
何て良い奴だクロ、さすがミチルの子分。
若干失礼な事を考えつつ、ありがたく礼を言いワインを飲み干す。
「お酒も欲しいな、ワインて高いの?」
「ピンキリねぇ。普段飲む用なら手頃なのが沢山あるわよ。一緒に探しましょ。
こうして楽しい気分のまま、残り二日に備えて宴会は早めにお開きになった。




