公民館で説明会
さて翌日、異世界三日目の朝です。
今日も仰向けで熟睡中のハクを起こし、四人で朝食をとり(ハナビラドリのソテー、マヨ和えサンドを作り、三人を立派なマヨラーにした)試作品を持って公民館へ。
狼になったギンが、遠吠えで公民館に集まって欲しいと村中に伝えた。
何という便利なシステム。そして、狼の遠吠えを間近で見た美波は大感激だ、ギンの狼姿がメチャクチャ格好良かったのだ。
ただ大人の場合、変化すると着替えが面倒という欠点がある。物陰でいそいそと着替え、変化するギンは見なかった事にしてあげよう。
しばらくすると、村人達が集まってきた。
美波は皆の前で、照明器具と冷蔵庫の説明ををして、実演もしてみせた。
「こんな感じで作る事ができます。とりあえず照明をここに取り付けてみるので、何人か手伝ってもらえますか?」
ギンやクロをはじめとして、若い男達が手伝ってくれて公民館の天井に照明を取り付ける事が出来た。
「じゃあ、点けてみましょう。明かりを点けて。」
美波の言葉と共にポッと明かりが点る。
部屋は日の光が入る設計になっていたが、先程までとは比べ物にならない位明るくなった。
明るいな!すごい。これなら夜でも作業が出来る。これが家にもつくのか。など、口々に感想を言い合う村人達。
「良かった、喜んで貰えたみたい!」
美波は嬉しくて、ハクを抱き上げてクルクル回った。ランプの作成についてもみんな乗り気で、ミナトさんと相談して価格を決める事も了承された。
続けて冷蔵庫の説明も行った。こちらは主に女性の興味を惹いたようで、質問ぜめにされる。
特に冷凍機能には皆が食いついて、この後アイスクリームを作る事が決定した。
男性陣は、ランプと冷蔵庫のデザインについて話し合い、退屈になった子供達は水着とプールグッズを持って水遊びへ。
女性陣はアイスクリーム作りと、マヨネーズを使ったサンドイッチ作りをする事になった。




