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窓の外
「奴らはどうした?」
「はい、手筈通り採掘ギルドのクエストへ送致いたしました……」
「ふむ、それでいい」
「本当によろしいので?」
「しつこい。……もしあの報告が本当なら奴らは邪魔な存在になる」
緊張した面持ちで髭を触る男、ガラスの窓の目線の先には何が映るか。
「……魔王にはまだ生きてもらはないと困る」
怒りの表情は見えずむしろおびえている様子の男はわざとらしく家臣に話をする。
「この国は終わらせない……」
家臣は返事をしなかった。
握り締めた拳から血が滴る。
皇帝は静かに目を閉じた。
この決断が──。




