第16章魔族侵攻8
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ヴィンハルト王国 王城
5000年くらい前天界は天界内で争いルシファーは敗れ消滅したとミカエルが寂しそうに語った。しかし去年くらいに突如としてルシファーの反応が現れたと言う。
魔族も元は天界から堕ちた天使だと言う。そして・・神族は懐妊しないのだとミカエルが泣きながら言った。「きっと大丈夫!ミカエルにも出来るさ!」と根拠なく言った。
そう言われたミカエルにより磨きが掛かり、サキュバス達も天使如きに負けられぬと変な競争が激化していくのであった。
旧インデア帝国 海岸線では・・
初めてのこの大陸で制覇を夢見な指揮官が鼻歌交じりに行軍している。山道に入ると「分かれ道が出ましたがどっちに行けばよろしいでしょうか?」と聞かれ「こっちだ!」とカンで言う。
「次はどうします?」「じゃあこっちだ!」「まただよ・・」「じゃあ・・こっち?」と段々と少人数になる。そのうち魔物同士が同士討ちを始め荒んでいく。
「バカヤロー!だから反対の道に行こうって言ったんだよ!」「テメーの言う事聞いて今まで上手く行った事なんざねえよ!」と争い始める。
「チッ!これだから低能の魔物はイヤなんだよ!」と言って各地で同士討ちが更に激化する。戻ると分かれ道になり最初の道が誰にも分からなくなった。
「おい!腹減ったぞ!」「知るか!自分で用意しろよ!」「テメー自分のだけ用意しやがって!!」と益々混乱の度合いが深まる。
いつの間にか将軍の周りも5人になり「誰か飯の支度しろ!」と言われ2人が居なくなり3人になる。そして戻って来ない2人を詰りだす。
そんな事をしても腹は膨れないのでまた2人が探しに出る。しかし2人も戻らない。仕方なく戻っていくと身体が糸のような物で縛られていく。
(な、なんだこれは・・身体が・・動かんぞ・・)そして何本ものクナイが身体に突き刺さる。(毒か?痺れる・・)そして静かに倒れた。
こうして200万もの大軍は誰とも戦わず敗れ去って行った。そして旧ソロン連邦は貴族解体を迫るヴィンハルト軍に圧倒されていた。
娘を王に売ってまで永らえたのだ。そう簡単に諦めが付かない。だが頼る王は居ない。5代目を擁立しようとするが攻め滅ぼされた。結局残った貴族は降伏を選んだ。
ヴィンハルト王国 王城
ハザード将軍の船が2000隻以上鹵獲出来たのは大きい。そして1万の人々を救えたのも大きな収穫だった。
身寄りの無い少年、少女は孤児院で引き取り、国元に帰りたい人は旅費を出してやり戻した。大半の人は仕事を求め王城で働きたいと要望した。
爺は船大工を集めより強い船を作らせるようにした。これでまた多くの人の仕事が増え、商人達には安く船を払い下げした。
この大陸以外にもまだ未知なる大陸が有ると言う。楽しみだ。
そして今は昼にも関わらず双子の姉妹が居る。呼べばすぐ来るようになっていた。「も、もうご主人様以外の男が目に入らなくて・・こんな事無かったのに・・」
「絶対出来ちゃうわ・・でも・・でも欲しい!!」「カカオより先に作りたいの・・お願い!!」「出来たらコレしてもらえないから後でも良いわ!!」
そして翌月には2人とも懐妊するのであった。獣人族の人々も王と繋がりが深まると大歓迎だった。
そしてミカエルにも・・遂に懐妊した。それでもミカエルは毎日ご奉仕すると来るのであった。
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