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海外から異世界に?  作者: 駿
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第16章魔族侵攻7

お読みいただきありがとうございます。遂に100話!

ヴィンハルト王国 王城


今、僕は王宮に居る。そして・・ミカエルとフェナがペロペロキャンディだ。そこにチャームと10人が入ってきた。


「アンタはフェナ??」と叫ぶチャーム。「お?ひゃーむきゃ?」と答える。「横でしてるのは天使じゃないの?パンツも履かない天使が何処にいるのよ!!!」と叫ぶ。


ここだよ。目の前だよ。と僕は思うが言ってもより煩くなるだろう。「こ、この変態天使!!」とチャームが言うと。


「アーハッハッハ!むしろ今の私にとって褒め言葉だよ!ご主人様はこんな変態天使が大好物なのさ!」と両手を腰に当て胸を張るミカエル。


スカートが超短いので相手には全てが丸見えになってしまってる。ただのド変態だろうと引かれていた。


「サキュバスと聞いたがその程度か?ガッカリだよ!」と勝ち誇る変態天使だった。「やだ、あの天使頭おかしい?」「きっと可哀想な天使だよ!」と10人がヒソヒソ言う。


「わ、私はそんな事で怒ったり文句を言わない心の広い天使なのだよ。」ガマンしているのは見え見えだ。成長はしているようだ。


「ご主人様!ごちそう様!」とフェナが言い「お疲れ様。」とミカエルの肩をポンと叩き喉をゴックンと鳴らし出て行った。


フェナに良い所を取られ「ご主人様のバカーーー!!」と泣きながら出て行くミカエル。ここの王宮はハンパじゃねえと思うチャームと10人だった。


ハンゾウがやって来て、「お屋形様、第6将軍のハザード将軍を私とアルファ殿の部隊に任せてもらえないですか?」とニコニコしながら聞いてきた。


「良いよ。」と答えると「では早速打ち合わせてきます。」と言って消える。


チャームと10人を連れ街に出る。ケーキ屋に入ると「どれが良い?」と聞くがみんな見た事無いと言う。バラバラに注文しそれぞれが1口づつ食べ「美味しい!!!」と叫ぶ。


「イチゴのショートサイコー!」「えー、チーズケーキだよ!」「違う!タルトだって!」「なんてたってプリンが1番よ!」とそれぞれが言う。


マリ風の店で「試着して!」とそれぞれが服に下着、靴を選ぶ。「いくつ買っても良いよ!」と言うと「ご主人様サイコー!!」とご機嫌だ。


たくさんそれぞれ買ったのでゲートで戻りまた街に戻る。屋台に行くと「王様!俺んとこのラーメン食ってよ!」「使徒様!うどん食べて~!キャー!」「ハルト様!焼きそばどうっすか?」


チャームと10人はビックリしている。「あの~不敬罪にしないのです?」と恐る恐る聞く。「ここは平等で公平な国だよ。威張るヤツは嫌われるだけだね。」と笑う。


「なんか楽しい!」とチャームが笑う。「うんうん!」と10人も笑う。チャームが口元をソースで汚しながら焼きそばを食べてるから、拭いてやると・・好き!って呟く。


チャームとフェナは知り合いか?と聞くと従姉妹だと言う。フェナが妊婦なのは驚いたが相手がご主人様なら納得だとも言った。


旧インデア帝国 海岸


2000隻を超える船が到着した。乗っているのは魔族だ。100隻は人が乗っているが彼ら魔物のエサのようだ。


アルファが怒りに満ちているがハンゾウが止める。「彼らはこちらが救出します。魔物をそして魔族を全滅にして下さい。信頼して任せてくれたお屋形様の為にも。」と静かに言う。


「分かった!任せてくれ!」と言って消えた。


「おい!なんで道もねえんだ!」とハザード将軍が怒る。(さっき自分でそういう場所にしろ!って言ったのに・・)と周囲はうんざりしている。


「先程将軍がそうお命じになられました!」と下士官が答える。「ワリイワリイ。そんな事言った気がするなあ。」ガハハハと笑う。


「よ~し!全員揃ったら出発だあ!ヴィンハルトを滅ぼしてやる!」と隠密行動には向かない将軍だった。

ありがとうございます。皆様のお蔭です!

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