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廊下に立ってなさい。って今でもあんのかな?

志村「なあ、ふと気づいたんだけどさ…」


加藤「なに?」


志村「授業聞くより、廊下で立ってたほうがマシじゃね?」


加藤「は??」


高木「急に何の話?」


志村「いや、よく学園モノとかで廊下に立ってろ!とか言うけど、のんびり廊下に立ってた方が楽じゃね?サボれるし」


加藤「いやどんな発想!?やべーぞコイツ…」


高木「まあ確かに。この前もお前、廊下で立ち寝してたもんな(笑)」


実際「そうそう。あの時は授業もサボれて一石二鳥だった」


加藤「碇矢の授業ほど苦痛なものはないからな。ある意味正解かもしれん」


高木「まあ、内申点は終わるけどな(笑)」


志村「他の教科で挽回すればいいっしょ!」


加藤「どの教科で挽回すんだよ!!」


高木「お前、何も頑張ってねえだろ!?(笑)」


志村「保健体育」


加藤「保健ナメんなテメエ!!大体お前はいつも赤点だろうが!!」


志村「あんなもん、頑張ればできる」


加藤「一生頑張らない奴のセリフ!!」


志村「とにかく、碇矢の監視から逃れてやりたい放題だから、俺は廊下に行く!!」


加藤「勝手にしろ(笑)」


高木「マジで発想がバカすぎる」


〜授業中〜


志村「先生!!」


碇矢先生「なんだ?」


志村「バーカアーホドジマヌケー!!でべそのデブデブサイクバーカ!!」


碇矢先生「…………………」


志村「…………………」


碇矢先生「おい貴様、なんだ今のは?一体どういうつもりだ?」


志村「先生…俺は、なんてクズなんだ!!」


碇矢先生「は??」


志村「先生にこんな暴言を吐いてしまうなんて!!最低だ俺は!!こんなクズ、授業を受ける資格すらありません!!廊下に立たせてください!!」


碇矢先生「なんかおかしいな…」


志村「え??」


碇矢先生「志村がこんな風に懺悔する時は、大抵なにか裏がある」


志村「ギク」


加藤「その通りですね」


高木「基本コイツはクズなんで」


志村「おい!!テメエらは黙ってろ!!」


志村「とにかく先生、俺は超絶反省してます!!廊下に立たせてください!!」


碇矢先生「いや、立たせる代わりに課題を出す」


志村「それはやめてください!!」


碇矢先生「は??」


志村「やはり、廊下に立たせるのが人を反省させるるには一番効果的だと思います!!」


碇矢先生「いや知らんけど」


碇矢先生「まあ特別に今回は不問にしてやる。そのまま授業を受けろ」


志村「いーえ!!僕は廊下に立ちます!!このままでは僕の気が収まりません!!」


碇矢先生「じゃあわかった。教室の後ろで立て」


志村「え…??」


碇矢先生「どうした?」


志村「廊下じゃないと意味ないんです!!」


碇矢先生「なんでだ?」


志村「先生、廊下の神様って御存知ですか?」


碇矢先生「は??」


志村「廊下にーはー、それはー、それはキレイなー、女神様g」

碇矢先生「うるせえええええええええ!!その不快なクソ替え歌を今すぐやめろ!!」


志村「ではお願いです!!廊下に立たせてください!!」


碇矢先生「黙れ。教室の後ろで立ってろ」


志村「いやだああああ!!廊下!!ろうかああああ!!」


碇矢先生「頭おかしいのかコイツ!?」


志村「はい。」


加藤「もうコイツ、この学校をクビにしてください」


高木「同級生と思われるのも嫌だ」


古手川「知り合いであることを恥じるレベルだわ…」


碇矢先生「もういい。じゃあ廊下に立て。授業の邪魔だ」


志村「っしゃあ!!」


古手川「マジなんなのコイツ!?」


碇矢先生「ただし、もし廊下で寝てたら、お前だけ課題を10倍にするからな」


志村「え??」


碇矢先生「当然だ。立ちながらとはいえ、授業中に寝ていい訳がないだろうが。そもそも反省のために廊下に立たせているんだ。寝たらマジで覚悟しろ」


志村「そ、そんな!?」


碇矢先生「そんな?」


志村「い、いえ!!なんでもないっす!!」


碇矢先生「ならさっさと廊下に出ろ。定期的に確認しに行く。寝てたらホントに殺す」


志村「殺す!?一番教師が言っちゃダメなヤツ!!」


〜10分後〜


碇矢先生「ここにこの文章があるから、筆者はこれを伝えたいと考えていて…」


碇矢先生「…………………」


碇矢先生「そろそろ寝てそうだな、あのバカ」


ガラララ(扉の開く音)


志村「…………………」漫画パラパラ


碇矢先生「…………………」


志村「ヤベ、おもろ…」


碇矢先生「おいお前。何してる?」


志村「漫画読んでます」


碇矢先生「「漫画読んでます」じゃねーよ!!何を授業中に漫画読んでんだよ!?」


志村「いえだって、先生が絶対寝るなとおっしゃるから、寝ないように漫画持ってきたんですけど…」


碇矢先生「いや普通に立ってろや!!「立って暇を潰せ」って意味じゃねえんだよ!!」


志村「ええ!?そうだったんですか!?俺はてっきり、俺のいびきでクラスのみんなに迷惑をかけるなって意味なのかと…」


碇矢先生「ちげえわ!!静かに懺悔してろって意味なんだよ!!」


志村「ざんげ…?ってどういう意味すか?」


碇矢先生「あーもういい!!てか学校に漫画を持ち込むな!!これは没収する!!」


志村「勘違いしないでください。これは俺の漫画じゃありません」


碇矢先生「は??」


志村「学校の図書館から借りてきました」


碇矢先生「勝手に廊下から離れんな!!」


志村「すいません。寝なければいいと思ってたので…」


碇矢先生「自由すぎるコイツ!!」


志村「でも、学校の図書館で借りた本なので、問題ないっすよね??」


碇矢先生「問題大アリだ!!立っていれば何してもいいわけじゃねえ!!」


碇矢先生「しかもその漫画、週刊少年ジャンプじゃねえか!!そんなもん図書館に置くな!!」


志村「友情・努力・勝利の大切さが学べますよ」


碇矢先生「学ばなくても知っとけ!!」


志村「18禁のエロ漫画とどっちを持ってこようか悩みましたが、一応授業中なので…」


古手川「それ以前の問題!!」


碇矢先生「てかなんでR18のエロ漫画が学校に置いてあんの!?そんなもん置くな!!」


志村「保健体育の勉強用じゃないですか?」


古手川「最低最悪の教材!!」


碇矢先生「てか、18禁なら生徒が誰も読めねえじゃねえか!!」


志村「アハハハハ!!先生バカだなー、最後の1年だけはみんな読めるじゃん。だってみんな18歳になるんだから(笑)」


碇矢先生「うるせえんだよボケ!!こういう時だけ頭を働かせんなバカ野郎!!」


碇矢先生「とにかく、この漫画は没収だ!!」


志村「ああ!!そんなことしたら、暇になっちまうじゃないですか!!」


碇矢先生「その暇な時間に反省するんだバカ野郎!!」


志村「何を!?」


碇矢先生「授業中に騒いで迷惑かけたことを!!」


志村「なるほどお!!反省反省反省ZZZZZZ…」


碇矢先生「はい。課題10倍ね」


志村「はっ!?先生、俺を罠にはめたな!?」


碇矢先生「はあ!?」


志村「反省しようとしたら、必然的に寝てしまうではないですか!!」


碇矢先生「それは反省してねえんだよ!!」


志村「先生、授業しましょう。俺なんかと関わっている時間がもったいない」


古手川「どんな気持ちで言ってんのコイツ!?」


志村「俺はちゃんと反省しますから。俺を信じて廊下に立たせてください」


碇矢先生「もし教室で立つなら、今日出す課題を無しにしてやってもいい」


志村「立ちます。教室で」


碇矢先生「ただし寝たらその課題を10倍にする」


志村「上等ですよ。俺の反省力をナメない方がいい」


碇矢先生「反省力がある奴は、そもそも授業中に立たされるなんてことにはならない」


古手川「あの、そもそも反省力ってなに!?」


志村「まあ見ててくださいよ。今この瞬間から俺は別人だ。これまでの俺とはレベルが違う。真面目で正直で辛抱強い。全身全霊で集中して反省しZZZZZ…」


碇矢先生「まあ、わかっていたことだ。課題は10倍だな」


志村「いや待ってください!!先生の声があまりにも子守唄すぎるんですよ!!」


碇矢先生「今俺しゃべってねーよ!!」


古手川「はあ…もういいです先生。こうすれば終わるんで」


碇矢先生「うん??」


志村「なんだ??」


古手川「志村。後で100円やるから黙って授業を受けなさい」


志村「はいご主人様!!死ぬ気で授業受けます!!」


碇矢先生「なるほど。だがいいのか?こんな奴にお前の100円も払う価値ないだろ」


古手川「大丈夫です。別に払わなければいいんで」


碇矢先生「そうか。助かる」


志村「先生、さっさと授業を始めてください!!俺は早く先生の授業が聞きたいんだ!!」


碇矢先生・加藤・古手川「「「お前はマジで黙りやがれ!!!」」」


〜完〜

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